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2010年7月25日 - 2010年7月31日

2010年7月31日 (土)

Dragon Age II 開発リーダーインタヴュー

 こういう時代に過去のことだけから将来を類推するのは、やっぱ大恥をかく原因になりかねませんね。
 もうDA2のネタはしばらく打ち止めだろうと思っていたのですが、なかなかやまない。

 販売までまだ半年もあるゲームについて、Biowareの開発メンバーがここまで露出して熱心に語るというのは、おそらく初。
 固定パブリッシャーとなった親会社EAの意向・影響があるのは間違いないでしょうが、そのEAにしたって、かつては「何、餌が欲しい? これでも食ってろ、文句言うな」という紋切り口調が常だったのに。

 クリエイティヴ・ディレクターのマーク・ダラー (Mark Darrah)氏と、すでに各方面の記事にしょっちゅう登場しているリード・デザイナーのマイク・レイドロー(Mike Laidlaw)氏のインタヴュー@インフォーマー。
 7分以上にわたるインタヴューで、すでにこのインタヴューに基づいて多くの記事が書かれていますので、ほとんどが既出情報ですが、偉い人たちの肉声(ヴィデオでも肉声って言っていいんだっけ?)が聴けるので観てみましょう。

http://gameinformer.com/b/features/archive/2010/07/30/dragon-age-2-team-discusses-story-combat-and-hawke.aspx

 ダラー氏が力説しているのは(これも既出といえばそうですが)、DA:OはPC版を作りこんでからコンソール版に長い時間と努力をかけて「移植」していった。それはそれでうまくいったと思っているが、DA2は(訳:はじめからプラットフォームごとに開発をスタートさせているとこもあり、)それぞれ異なる(ユニークな)経験を提供できると考えていることだ。

 レイドロー氏が強調するのも一部似たような話だが、コンバットに関して言えば、将軍のような戦略的思考と、(訳:映画「300」の)スパルタ人のような激しい戦い振りが以前より強化されており、DA:Oに比べてスピード感とレスポンスの面で「進化」(evolve)しているということである。

 レスポンシブネスに関しては、「枠物語」という形式を用いることで、DA:Oのようにエンディングを迎えてようやく「そういえばあの人はその後どうなった」がわかるのではなく、主人公(プレイヤー)のとった行動の帰結は、即座に目の前に提示されるという意味でも、レスポンスが非常に早くなるとも言っています。 

 5:55あたり、レイドロー氏が「ドラゴン・エイジの世界観」を語るあたりに個人的に興味深い部分がありました。

 「ドラゴン・エイジ」の世界は非常に広いので、本編のゲームでも、小説でも、コミックでも、アニメーションでも、窓を開ければ全く違う世界がそこから見えてくるようになるだろうし、ファンの「ドラゴン・エイジ」に対する見方もそれぞれでまた違ってくるだろう。

**********

 レイドロー氏は何度も"evolve"という単語を使っています。「進化」という訳語が適切かどうかわかりませんが、どうも他のゲームや色々な情報を見て回ってると、なにもBiowareだけの流行ではなく、あちらでの最近のキーワードになってるようですね。
 ジョブズ、iPadあたりの影響でしょうか?

 先のBiowareコ・ファウンダー、ゼスチャック博士の「JRPGガラパゴス化批判」に関する発言とあわせると、非常に興味深い。

 (RPGが国技であった日本という)絶好の環境で安住していたJRPGも、はっと気がついたら環境がやたら悪化していて、慌て(製品は前のまんまで)他に棲みかを探して苦労しているという話。それを他山の石として、常に進化していかないと絶滅するぞ、というお話ですが、さてどうなんでしょうねえ。

 (事実かどうかは別にして)「いつ見ても相変わらず一緒やんけ!」というのがFFシリーズであるとすれば、上の宣言は「見るたびに何か違って見える」という世界を標榜するというものなんですが。DAの小説もコミックもその狙いはわかるんっですが、果たして面白いかと問われれば「うーん、FFの同人誌のほうにもっと面白いものあるかも」と答えるしかない。(おそらくDAが最終的に目指したい)DnDが築いた途方もない世界観の足下にもまだ及んでいないというのも事実。

 「進化」というのはイデオロギーですから、正しいかどうかなんて論ずるものでもないんですが、「進化」しないで「現状に安住」、「惰眠をむさぼる」は、イデオロギーですらないし。それは「守旧」というやつですね。

 自ら進んでマルタイ・ナショナル・カンパニーを目指しちゃった任天堂、スクエニが「日本で売れてるからいいや」など言っちゃいけないんですけどねー。日本でも売れないとなるとしゃれになりませんが。

 個人的には、絶望もしていなければ、急ぎすぎてもいないんですが、そろそろ、"Demon's Soul"のみ例外、みたいな世界から抜け出すものが出ませんかねえ、という気はしますね。

***********

 茹でガエル(ゆでガエル)のお話は、一時期流行もしましたので、良くご存知の人も多いでしょう。
 古い寓話で、「一匹のカエルを熱湯に入れると熱くてすぐ飛び出す。もう一匹を冷たい水に入れ、熱湯になるまで加温すると変化に気がつかず死ぬ」というもの。
 生物学的には、これはウソくさいそうです。

 寓意は「人間というものはいきなり火中に放りこまれると、とっさに生存のため行動するが、徐々に環境が変化していくことには鈍感で(あるいは環境適応能力があるがゆえに我慢してしまい)、手遅れになってしまう」というもの。転じて企業や産業が環境変化を察知できず、または楽に対応可能だと誤解し、あるいは変化についていけずに斜陽化することを戒める警句。

Dragon Age II Qunari

 ゲームインフォーマーの更新は終わったわけではなかった。

 まず、Podcasts。こちらはDA2の記事を書いたインフォーマーの記者の座談会+読者の質問に答えるものなので、内容は既出のものからはみ出すわけないんで省略します。
 一応ご興味のある向きのためリンク。でもほんと新しいことは言ってないよ。

http://gameinformer.com/b/podcasts/archive/2010/07/28/special-edition-podcast-dragon-age-2.aspx

 コメントにPodcastsのエンディングの曲がいい! 新曲だね!とか何人か書いてありますが、これOriginsのテーマのヴァリエーションだから、新譜じゃなくすでにあんじゃないのかな。DA2がOriginsと同じテーマなわけないと思います。
(あー、二回目聴いてて思い出した。これオステガーの戦いのBGMじゃん! ケイランの「フォー・フェラルデン!」の檄で、DA:Oのあのテーマ旋律が流れるのだった)

 でも二回目聴いたのは、このおばかなビデオw。

http://www.youtube.com/watch?v=E4D6rJfcKog

 0:36のモリガンは可愛い!w
 でもそのモリガンちゃんのシーン前後で「この人らばっかじぇねーの?」と言ってる女性が普通の感覚でしょうねw。

 もうひとつはクナリの話。私はクナリにはほとんど興味がない(驚くべきことにドワーフより興味がない)が、人種差別してもしょうがない。「続きを読む」の下に。






 

続きを読む "Dragon Age II Qunari" »

2010年7月30日 (金)

JRPGはダメになりました?

 ゼスチャック博士のことを検索していたら、少し前だけどJRPG批判をぶっていたようだ。
 珍しく(4Gamer以外の)日本語のサイトを引用。

http://doope.jp/2010/0614953.html

 原典に当たります。英語なら原典にあたるが、甘い自分が唯一課している縛り。

http://www.industrygamers.com/news/japanese-rpg-developers-have-become-complacent-says-bioware/

 さらに大元のインタヴューもこのリンク内からいけます。

 この記事で重大なことは「かつて限りなく強力だった日本のマーケットは、もうだめになりました」と言い切っていることである。

「それで日本企業は、ちょ、やばくねえか、どっか外で売らねえと、とあわてたのだが、彼らの伝統的な、非常に構造の固定された、オールドスクールのRPGは売れなくなってしまいました。彼らはこの事態をなんとかしないといけないだろうね」

 日本語のサイトの方でまるで「JRPGへのエール」みたいなことも書いてあるが、それは希望的観測であって、ここにはまったく書いてないし、それはぜんぜん違う。これは冷徹な経営者の目から見たマーケット論であり、マーケティング論でしょうね。「日本の喪われた十年」かなんかしらんけど、その轍は踏んではいけないと北米の人が心に誓うとき、日本へのエールや同情などかけらもありませんよ。巻き添いはごめんだ、うちらはうまくやらないと、というのが本心でしょう。つまりこういうこと。

 ラバから二回目のキックをくらったら、もう学ぶものはない。
 "You don’t learn anything from the second kick of a mule"

 (つまり一回目のキックをくらったときに学習せよ、何度も同じ轍を踏むな)
 
 個別のゲームの話もちょっとしてます。

「"Final Fantasy XIII"はちょっと見なのであれだけど・・・(何も変わってねえな、といいたいのかも)、でも"Demon’s Souls"は、今までとはまったく異なる、はじめてみる感じだった」

 相棒のムジカ博士のほうが一応日本語ローカライズの話もしてますので、一応ね。

「マス・エフェクトはXBOXで日本ローカライズをした。XBOXは北米や欧州ほどは日本で売れていない。ところがローカライズ版の日本リリース時には、日本のチャートの一位だったんだ。これはすごいことだよね。予測は完全に外れた。もし他のタイトルでもできるなら・・・。」
(訳:最後は「・・・。」なんですか?!)

 ゼスチャック博士。

「向こう(日本)の知人たちから色んな逸話を聞くことはあるよ。ただそれ以外はわからない。我々の地元である北米のカスタマーたちのことだって、実は全部なんてわかっちゃいないんだ。他の地域のことは全部調べ上げなくちゃ何もわからないし、そいつは大変な仕事だよ」

 非常に悲しいことに、このやりとりからBiowareゲームの日本語版リリースは、可能性限りなくゼロに近いということはわかります。そこまで調べ上げてやる意味あるのか、というのが本音でしょうかね。
 個人的にもDA2やME3の日本語版発売は、出るほうに賭けるのをちょっと憚ってしまう。だからここは「雨乞い」Blogなんですが。

 あ、最近ドラッカーがどうとか、流行っているそうですが、いいことですねー。あれ読まんで経営してるから、日本企業が一部を除いてみんなダメになったわけじゃないだろうけど。

 ちなみに「雨乞い」の由来もドラッカーです。
 正確には別の著名な経営学者クインかアコフをドラッカーが引用したのだったかな、さらにそのクインを私が個人的に大好きなミンツバーグ(奇遇にも彼もカナダの人)が引用したのかな。

 「ストラテジック・プラニング(企業経営計画)は雨乞いのダンスである。雨乞いのダンスと雨が降るかどうかの間に因果関係はないのだが、踊るほうはそれがあると信じている。さらに、雨乞いのダンスに関して行われる活動は、ほとんどがダンスをより上手に踊ることに費やされるが、やはり天候自体には関係がない」

 WoWのブリちゃんだって、きっとゼスチャック博士と同じことを考えていたのかもしれない。あるいはあっちは投入初期に日本側に驕りがあったのかもしれないけど。 
 SWTORもしかり。唯一期待できるのは、SWTORだけは1000万本売らないといけない!という点で日本もあてにする・・・、わけないか、WoWは世界中で日本だけを除いて13百万本達成だしね。

 ひとつだけゼスチャック博士に反論をすれば、これはJRPGの弱点でもあるのだが「だってあなたJRPG全部見てないでしょ、翻訳されてないんだから!」というものだ。
 だが、この議論も悲しい結末を迎えそう。「なにいうとんねん、これみとけや!」というものはちゃんと英語版になってるしな・・・。

 あたしは、JRPGだろうが伝統的RPGだろうが、日本だろうが英語だろうが(おっと、他の言語は勘弁)面白いものが遊べればいいのだ。

 でもSWTORだけは、来ないかなあ、と思って雨乞いのダンスを踊る。
 だって、ローマ字チャットはきついんだもんw。

 
 

 

Dragon Age II 謙虚こそ美徳か(Bioware)

 ゼスチャック博士のDevelop conference@Brightonの基調講演内容は残念ながら見つからず、また非常に長いと思われるのでGameSpotの要約記事でごまかします。ちなみに「博士」というのはアルバータ大のメディカル専攻だそうだ(コ・ファウンダーのRay Muzyka博士と同じ)。

http://www.gamespot.com/news/6269016.html?tag=result%3Btitle%3B4

**********

 "humility and integrity"、「謙虚と誠実」こそがBiowareの「社風」である。
 (訳:なんか日本の会社が口を揃えて言いそうなことだが、言うは易く・・・の典型)

 ファンや批評家から突きつけられる批判がBiowareの創作文化の礎である。Biowareはレヴュースコアにオブセス(強迫観念)さえ抱いてると見る向きもあるだろう。
 
「好業績や高評価であっても、謙虚な立場を忘れないこと(stay humble) 。それが弱さだとみなす向きもあるだろうが、全然そうではない。どの道(どれだけ威張ったって)次のゲームの良し悪しで評価されてしまうんだから」

「フィードバックでも何でも受け入れること。我々の改良の多くの部分はプレスのフォードバックに負っている。謙虚であれば、ネガティヴなフィードバックに腹を立てたりしないで済む」

 一例として、iPhoneゲームの"Mass Effect Galaxy"(訳:買ってしまって涙目w)は、イマイチだったという。開発チームはそこから学び、今では沢山のずっといいゲームを作っている。

 EAによる買収は面白い「カルチャー・ショック」の経験だったそうだ。パブリッシャーとの付き合い方を学ぶには一年を要したそうだが、他のどんな関係を学ぶのだって、時間も労力もかかるだろう。Mysticの合併にしても我々は学習の好機と考えた。関係性でいえば、今度は突然我々がEAの立場になり、MysticがBiowareの立場になっちゃったわけだから。

**********

 経営者のお話ですから、(今やEAのRPG部門を総括する彼の話が)面白いと期待するほうが無理でしょうが、「謙虚さ」の美徳の話は大昔に聴いたことがあります。検索中。
 2007年の閉鎖中の自分の記事だが、原典は「日経ビジネス」かな。

 任天堂の特集記事、それも珍しいことに山内さん本人のインタヴューが載っている。

「NINTENDO64とか作りやがって、任天堂はバカになりました」と言ってるんでした。

 その山内さんの発言も凄みがあったが、外部の関係者から見た、この発言。

「任天堂って,なにがすごいかって言うと、これだけ勝ってるのに誇りを持たない。自分達はぜんぜんすごくない,と本心から思ってるのがすごい」

 内実はどうかわかりません。ただこの記事を読んでから、任天堂に対する私の個人的なものの見方は変わった。 

 何とか経済新聞が、足下では「今度こそ任天堂やばい!」みたいな記事をちょっと喜んで書いているのは、「勝ち組」が墜ちていくのは楽しいからという下卑た発想でしょうね。間違いないのは任天堂の前にその何とか経済新聞が破綻するだろうということだけだ。

 あちら、世界中で商売やってますよ?
 日本語だけで何言ってんの? 
 ちょっとは謙虚さを見習ったらどうなの?

 もちろんこのBlogも日本語しかない。だからこのくらいで許してやる(どこが謙虚な態度?) 
 でも最近海外からのアクセスがちょっとだけ増えていて怖いんですw)

Dragon Age II 10百万本狙いなのか(それSWTORの話だった)

 DA2の仕様などで最近伝わるBiowareの「変化」は、コアゲーマー以外にも訴求するためで、私は、きっと500万本くらいを目標にしてるんじゃないかと思ってたし、そう書いてもいました。
 500万本ってのは"Red Dead Redemption"級のヒットで、ニッチな伝統的RPGにしたら前代未聞の快挙と呼べる数字でしょうから。

 やはり素人の予測なんざ、役に立たない代物でござんしたねえ。と一瞬思った。

 videogamer.comでBiowareコ・ファウンダー(共同創設者)のDr. Greg Zeschukいわく、これからのBiowareの目標は1000万本なのだそうです。

http://www.videogamer.com/news/10_million_sales_is_biowares_new_target.html

 インタヴューの全文はこちら。こちらは長いので時間があるときにでも訳します。

http://www.videogamer.com/news/in_the_house_with_dr_greg_zeschuk.html

「ゼスチャック博士、さきほど(the Develop conference in Brightonの基調講演で)『Biowareは過去、多少のヒットは飛ばしてきた』とおっしゃってましたよね。でも"Dragon Age: Origins"(訳:350万本)や"Mass Effect 2"(訳:180万本)が『マイナー』というなら、一体どれだけ売れればいいんでしょう?

「『マイナー』とは言ってないよ! そうだね、目標1000万本だね。これぞ新しい目標だろ? トップ10のゲームを作ってきたという意味ではうちのスタッフは成功しているといえるし、"Mass Effect 2"は今年の北米ベスト8だったはず」

「(目標10百万本という)こんな話は、たまに冗談ぽく言ってるけどね。うちが2百万から3百万程度しか売っていないのに25百万本売りそうな人は他にいるかもしれないってのは知ってるわけだから(訳:これはすでに12百万本売ったCoDMW2の次回作とかのことでしょうか? )。君も10百万本なら「それこそヒットだ!」って言うんじゃない?
 "Star Wars: The Old Republic"(SWTOR)が、ブリザード(訳:すなわち”World of Warcraft”(WoW)の半分でも行けばもういいよね、とよく冗談で言ってるし。
 Biowareは、これまで非常に幸運に恵まれてきたよ、それは事実だけど・・・ね」

(訳:なぜ冗談めかしていわないといけないかというと、ルーカスアーツは、SWTORで、本気でWoWに勝とうとしてるからでしょうかね。WoWは13百万人のサブスクライバーだそうです。でも個人的にSWTORの初期値10百万本は高いハードルだけど難しいわけじゃないと思う。博士の口ぶりからも5百、6百万はいけてる感じですし。
 問題は、WoWのように何年もの間高水準を持続できるかってところでしょうか・・・)

 ゼスチャック博士は、Biowareが、他社が有しているような有利な地位を占めているなんていう幻想は抱いていないという。

「どれだけ幸運な立場かはわかってる。我々がそう言う場合は、いくつかの物事がうまく組み合わさったスーパーな幸運を言っている。EAの素晴らしいサポート、(つまり)巨大かつ素晴らしいゲームを開発できる資金。自分たちが特権的地位にいるってことは理解している」

 博士が念頭においているのは、どうやらSWTORのほうでしたね。よかったw。DA2が10百万本売れないと失敗プロジェクトで、次のDA3が出ないということになったら、涙目どころじゃない。
 ME2が10百万本にしても、冗談にしてもきつすぎる。全世界のSci-fiファンがひとり2つづつ買ってもまだだめじゃない?

 SWTORは、いけそうな気がするんだけどなあ。ついにWoWの尻尾が見えるMMORPGをクリッコゲーのブリちゃんとかじゃなく、伝統的RPGのBiowareが作るのはうれしい。万が一にも、ぶっこ抜くなんてことになったら、あたしゃあのときのフラビオ・ブリアトーレみたいに心臓とまりそうになるでしょう(わからんでいいです)。

【DA:O】 新DLC第一印象つかグチ

 マンチDLCきたって感じですねw。
 コアゲーマー御用達だわ、これ。

 もー、言っちゃ悪いですけど本編だってNormal難易度以外でやったことないんすよね。
 プレイスルーやるのかあ。Hard/Nightmareで?
 もちろんどうしないといけないのかはわかってます。本編ではめったに使ったことのない、各種プロテクト、威力増強用のアイテムや、装備用のルーンをクラフティングの技術でシコシコ作って、全員の装備を万全の体制にして、かつパーティ全員のタクティクス(FFXIIなどで活用されていた、簡易AIのようなものです)をみっちり吟味して、でしょ?
 あと店売りの最強装備も、普通は主人公ウォーデンのクラスに従って、メイジなら数点購入しておくだけだったのを、パーティ全員にやるわけよね。ブロント用はいらんだろうけどw。そのためにもクラフティングで必要ないポーション類などを素材集めからシコシコ作っては店に売り、小銭を貯めてまた素材を調達してって何度も繰り返す。はぁ・・・。作業ゲーはいやーーっ。

 コンソールコマンドのチートはなしという前提ですけどね。
 
 ブロントねえ・・・。Origins本編カリディンのくだりでは、ドワーフ・ノーブル主人公、オーグレン、シェイルと、モリガンさん以外のその場にいるキャラ全部ドワかゴーレムという、非常に暑苦しい場面を経験してますがねえ。
 「ドワーフのレンジャーが地上の動物を召還できるのはおかしい」には笑いましたけどね。ドワーフ・ローグはまだレベル7いってないので、今まで一度も経験してませんが。

 しっかし、アチーブメントももう一歩でパーフェクトまで来ているというのに、「真の勲章だ!」とか、要するにNightmareでこのDLCをクリアしろ、ってことでしょ? "Mass Effect 2"と違ってDA:Oはそれはないと思って安心しきっていたのになあ。チートはあまりやりたくないしなあ。

 まあ、グチは言っててもきりがないので、ちょっと頭を冷やして感想など。
 ドワーフ・ジョークは封印しておきます。

 "Leliana's Song"は主人公にヴォイス・アクティングがついた初のコンテンツなので、"Dragon Age 2"のプロトタイプ的位置づけかと思っていました。
 その前の"Darkspawn Chlonicles"(DC)も、次に出るはずのDLCもDA2のプロトタイプなのではないかとも思っていた。

 こじつければDCは「敵の視点から見た主人公」ということなので、DA2の物語の主人公がホークなのか、ホークの過去を語る者たちなのかハッキリしないというところが似ているのかもしれない。
 システムのほうの根幹をなす、ダークスポーンを現地調達するRTSみたいなメカニズムはあまり好きじゃないので、DA2には入れないで欲しいが、まだどうなのかわからない。

 今回のDLCは「コンバット・オリエンテッド、チャレンジングなハイスピード・バトル」という感じなので、DA2のド派手なアクション志向に通じるものもあるかもしれません。またコア・ゲーマーにとってはDA:Oが難易度的には「寝ててもクリアできる」ものだそうなので、難易度レベルを探る意味もあるのかもしれない。

 とはいえ、どれだけ開発が難易度を上げても「Nightmare10分でクリアしちゃった」と自慢したがる人は必ずいるんですけどね。これはもう予言しておきます。リリース後1時間以内くらいにフォーラムに出るんじゃないかな。

 物語としては、まさにカリディンのお話のヴァージョンアップ版というところでしょうか。ディープロード、ゴーレム、馴染みあるセッティングではあるが斬新さはない。
 これは本編のネタバレになりますのでぼかしますが、Originsのエンディングでもゴーレムがどうなるかに関する結末(アフターマス)はいくつかのパターンがあった。
 アフターマスのうち一番ダークなパターンのストーリーでも膨らませてくれたら結構斬新だったかなあ、と思う。それならウォーデン再登場も辻褄があうし。でも、それだとオーグレンまたしても再登場しちゃうかw。

 謎のコンパニオンは、ジェリックが二刀流で、ブロントはタンク代わりだろうから、ジェリックがローグを兼ねてるとしたら メイジが抜けますねえ。ドワーフ・メイジとかいきなり出してくるのかなw。
 あるいは(なんらかの理由でゴーレム化してしまった)メイジとか?

 主人公ウォーデンはOrigins同様全クラス、全種族、全バックグラウンドから選べるでしょうね。もちろんOrigins/Awakeningを両方クリアした主人公が一番強いだろうけど、ひとりしかおらんな。

 デーモンはただの余興で登場するんだろうけど、もしストーリーに絡むとしたら、カリディンのように純粋科学(錬金術?)でゴーレムを創造しようとしたのではなく、アムグラークではフェイドの力を借りてしまったからとか? あるいは行方不明の弟が実は・・・。って妄想きりないっすね。

 とにかく、ステンの一人旅じゃなくてよかったw。

2010年7月29日 (木)

At the Mountains of Madness

 くう、そっちいっちゃったかよ。デル・トロちゃん。

 クトゥルフ方面。

 http://movies.ign.com/articles/110/1109303p1.html

 しかも"At the Mountains of Madness"。
 こえーよー。

 キャメロン、最近なんでも顔出してきてるし。
 「大ギャンブル」とデル・トロご本人も言われているように、リスクはでかすぎる。ぜひがんばってほしい。キャメロン邪魔するなw。

 夏休みにでも、もっかいじっくり読もうかなー。
 よく考えたら夏休みほとんどないけどね。

 代わりに(何がどう代わりになんだかしらないが)、ゼッタイ怖いはずなんで放置しておいた"Dead Space"でものぞいてみよう。

 ・・・。

 こ、こえーーーっ!

 夏の夜にぴったりだw。

Sucker Punch

 あかん、即落ちしました。

http://movies.ign.com/dor/objects/891027/sucker-punch/videos/suckerpunch_trl_072810.html

 こ、これはなんなんだーーー?

 オシイさんのより数倍面白そうだぞ(しーっw)。

 調査しよ。

【DA:O】 新DLC"The Golems of Amgarrak"MMORPG記事

 珍しくMMORPGが、新DLCについてのQ&Aとトレイラーをいち早く載せています。

Q&A: http://www.mmorpg.com/showFeature.cfm/loadFeature/4421/page/1

Trailer: http://www.mmorpg.com/showVideo.cfm/videoId/1800

 まずトレイラーのほうから。Amgarrakは「アムグラーク」に聞こえますね。「行方不明の兄弟を探してくれとドワーフがウォーデンに頼んでいますが、その兄弟率いる遠征隊が向かったのは「タイグ・アムグラーク」と言っています。意味は"victory"、「勝利」だそうだ。
 公式では「全く新しい化け物!」といってましたが、うーんw。出ているのはシェイドかアッシュ・デーモンの上級版とかゴーレムの上級版かなあ。

 Q&Aを読んでみましょう。「続きを読む」のした。





続きを読む "【DA:O】 新DLC"The Golems of Amgarrak"MMORPG記事" »

【DA:O】 新DLC"The Golems of Amgarrak"発表!

 どこが夏枯れなんだよ。ずっとネタ満載じゃないか。
 といってもDA2のほうは収束気味で、こちらDA:Oのネタ。

 DA:O新DLCに関する情報。
 題名は"The Golems of Amgarrak"「アムガーラックのゴーレム」?(発音はまたPodcastsでも聴いてから確認しますね)→トレイラーで聴きました。アムグラークに聞こえました。

 当然ながらディープロードが舞台のダンジョンクロウルもののようです。
 内容はもしかしたら本編のネタバレあるかもなので「続きを読む」の下に。

**********

 BiowareがDA:Oリリース当初宣言していたように、今後本当に「リリース(2009/11)から2年間はDA:Oフランチャイズをフォローしていくつもり」というなら、DA2のリリース(2011/1Q)以降も引き続きDLCなどをリリースすることになるのですが?

 ちょっとここで、過去のDLCのリリース日をメモ代わりに整理しておきます。

2009/10 "Dragon Age: Origins Character Creator"(第一作のキャラクター作成用、ボーナスアイテムあり)2009/11 "Dragon Age: Origins"(第一作本編、主人公はウォーデン)
2009/11 "Stone Prisoner"(DLC、主人公はウォーデン、第一作本編と同梱。2010/4まで無料、未使用なら現在でも無料使用可能)
2009/11 "Warden's Keep"(DLC、主人公はウォーデン、第一作と同時発売)
2009/11 "Blood Dragon Armor"(DLC、アーマー、"Mass Effect 2"購入者に対しギヴアウェイ(無料))
2010/1 "Return to Ostagar" (DLC、主人公はウォーデン、当初発売予定は2009/12)
2010/3 "Dragon Age: Origins - Awakening"(第一作のエキスパンション・パック、主人公はウォーデン、Originsからキャラクターインポート可能、新規作成可能)
2010/4 "Feastday gifts and Pranks" (DLC、エイプリールフール・アイテム)
2010/5 "Darkspawn Chronicles" (DLC、主人公はダークスポーン・ヴァンガード)
2010/7 "Leliana's Song" (DLC、主人公は第一作NPCのレリアナ)
2010/8 "The Golems of Amgarrak" (DLC、主人公はウォーデン、Origins/Awakeningからキャラクターインポート可能、新規作成可能)

 振り返れば、DLC一作一作のリリース前には「いったい、いつになったら出すんじゃい! こちとら待ちきれないんじゃい!」と叫んでいた記憶がありますが、まがりなりにも物語があるもの(上記リストで太字のもの)は、ほぼ2ヶ月に一回程度出していることになります。
 仮にこのペースで、DA:Oリリースから2年間保証となると、2011/11までにあと6乃至7本のDLCを出すということなんだろうか。まぢか? 
 それだったら一本くらいAwakeningに次ぐ第二のエキスパンション・パックがあってもバチあたらんべよ(限りないもの、それはファンの欲望)。

 でも、DA2のリリース後までDA:Oのおもりも続けてもらえるのはありがたいが、DA:OとDA2でフランチャイズ・ブランドのコンタミ(混同)(注1)の問題起きないの? カニバリズム(注2)はないの?
 これもまたEAのマーケ専攻MBAお得意の実験でしょかね?

(注1)ライフサイクルの問題

 ブランドのコンタミを恐れるよりも、むしろ製品世代間のライフスパン・マネジメントを細かくやろうとしてるのではないかしら?

 E3でソニーの偉い人が言ってましたが、まだまだ世界中ではPS3よりもPS2のほうが遊び続けられていて、プレイ時間の統計も長いそうだ。

*これ、さらっと書いてますけど、結構悲しくてきついテーマなんですよ。このBlogの賢明なる読者諸氏には釈迦に説法かもしらんけど、まだまだPS3(いいよ、X360でも、Wiiでも、PSPでも)を平気で買える層というのは、世界の中で多くを占めていない。BOP(ベース・オヴ・ピラミッド)っていうのが最近のマーケティングの流行言葉だそうだ。裕福・貧困のピラミッドの底辺がゲームをするわけはないが、私を含めたゲームなんていう(任天堂の山内さん曰く)「世界の発展にまったく意味のない」ものに勤しんでいる人は、いっちゃ悪いがピラミッドの上のほうだ。
*もちろん「違うだろー、PS2の膨大なライブラリを後方互換しなかったソニーの失策だ」とか「PS3に面白いソフトがない」とか、色々言うでしょうね、ファンボーイは。しかし3万円(イオンだと2万円?)の商品の購買を自由に選べる瞬間にもう立脚点間違ってるからね。だったらX360(でもWiiでもいいけど)が世界中で普通にPS2を凌駕していなければならない。
  
 ご承知のように、新作ゲームの売り上げは足元まったく振るわない。
 ところが、マルチプレイのFPSなど、ずいぶん前にリリースされた作品が未だにプレイ時間では上位を占めていたりする。
 購買者のほうがゲームに対する出費を控えてるという理由もあって、ゲームのライフスパンはどうも長くなっている傾向がある。ひとつのゲームを以前よりは比較的長く遊び続けるようだ、といわれています。
 MMOが(遊び手にとっては)まさにそういう動機で流行しているというのもあるでしょう。

 もちろん、「すべてのゲームで」ではないようで"Red Dead Redemption"などは高評価、高セールスなのになぜかあまり振るわない。このRDRはマルチプレイ(ありますけど)に軸足はさほど置いておらず、本質は「RPG要素満載」(苦笑)のシューターですから、コンテンツの枯渇は持続力を損なうのかもしれない。当然のようにDLCを引き続き出すようです。
 「伝統的RPG」(苦笑)の"Dragon Age: Origins"がその線を狙ってうまく行くかどうかもわからない。が、コンテンツはずっと増やしていかなければ、最初から成立しないですね。

 ブランドのコンタミとライフスパンについては、Atariの痛い教訓があります。前にも書いたかもしれませんが"Neverwinter Nights"がリリース後5年近く経過してもまだまだコミュニティMODやパーシステント・ワールド(PW)のマルチプレイで遊び続けられていたにも係わらず、パブリッシャーのAtariは"Neverwinter Nights 2"のリリースが近いからと、サポートからDLCの販売からバッサリ打ち切ってしまった。結果的にNwN2のリリースは(Obsidianですから!)遅れ、かつ初期版はバグが多くて使えないものであり、NwNコミュニティの怨嗟ばかりが残って、優れたモッダーや人気PWが、当初ほとんどNwN2に移行しなかったという事態を招いた。
 例えばこのように結構難しい話なんでしょうね。

(注2)カニバリズム

 カニバリズム。そのまんま「共食い」、マーケティングの場合自社製品同志の共食い。ブランドのコンタミが起きるとカニバリズムが起きるといわれてました。マクドナルド(McDonald's)が満を持して投入した新製品がバカ売れで皆で喜んでいたら、なんのこたない、マック(マクドのほうね、ややこしいなw)既存の類似商品の売り上げが同じだけ減っていたとか、伝説的なネタでいうとそういうやつ。
 「iPadの発売によって、Macの自社コンピュータとカニバリズムが起きるのではないか?」
 MacファンもアンタイMacも気にしてたようですが、今のところはMacの売り上げはむしろ上昇傾向で「カニバリズムはない」、「互いに類似していない」と認知されているということになります。

 あと、なぜかアクセスがやたら増えてるようなんだけど、夏休みでたまたま来ただけのお子ちゃまたち、勉強しといたほうがいいぞーw。ゲームは大人になってから好きなだけやればいいよ。
 今はゲームやネットは1日8時間にしなさい。やればできる!




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Dragon Age II キャラクターモデリング

 これは別にネタバレじゃないかな。

 ゲイダーさん、ずっとフォーラムに張り付いてる感じですが、それはともかく、彼が登場しているこのふたつのスレッドのテーマは個人的には非常に気になる点です。

http://social.bioware.com/forum/1/topic/141/index/3242028/1#3252734

 スレッドのOPの指摘は、「DA:Oのコンバット・アニメーションが長くやってると変化に乏しくてマンネリズムになっているのはいかがなものか」というもの。改善例として、LotRの映画(一作目でしょう)のクライマックスでUruk-hai (オークの新種みたいなボスだったかな)と決闘をする直前のViggo Mortensen (アラゴーン、字幕ではアラゴルンだっけ?)の動きが無言だけど印象深くていいという話を出している。
 それに対し賛同する声、キャラクターのアニメーションが誰も彼もみんな一緒でないほうがいいという意見が多く出てます。

 これに対してゲイダーさんの回答。
「賛成だ! 事実、今度のキャラクターは歩き方がそれぞれ違うだけじゃなく(もう女子キャラが男みたいにガニ股で歩くこともないよ、いぇい!)、手持ち無沙汰のときのアニメーションやなんかもみな違っているんだ。新世界へようこそ、友よ!」

 DA2に関するニュースでは、はじめて素直に喜べるものだ!という感想が多数w。

 もうひとつも似たような話です。

http://social.bioware.com/forum/1/topic/141/index/3252814#3252845

 こちらのOPの希望は、DA2の女性のモデル(シェイプ)は、もっと現実味のあるものにして欲しい、というもの。
 皆同じモデルだし、非現実的なほど巨乳だし。(訳:そ、それの何が悪いのだっ!w)

 これもゲイダーさん登場。
「今度はみな別のrig(3Dの骨格かな?)を用いるよ。男みたいな肩も、少年みたいなお尻ももうないよ」

 そうか、確かに肩幅はちょっとねえ、と思ったけど白人ならあのくらいの人は結構いるだろうけど、レリアナのお尻が妙にでかい気がしたのは、あれは男性モデルを流用していたからなのか。

 「それはいい、レリアナの胸がアホみたいにでかいのはなんとかしてくれ!」
 だから、それのどこが悪いんだっ!w

 実は見ればすぐわかるんだけど、ウィンさんも同じモデルなんですよ。下手するとフレメスもなのか?(これはさすがに違ったのかな?)→追加:コンファーム。同じでした。女性キャラは全員同じらしい。

 たわいもない話かもしれませんが、50-100時間近く、キャラクターのお尻を眺めなければいけないわけだから、改良を考えてもらえるのは嬉しいですねえ。

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船頭多くして。

 先に「期待しないで待っている」と書いたことがある"Kingdoms of Amular: Reckoning"ですが、修正します。

 「期待もしないしあんまし待ちもしません」 

 http://comic-con.gamespot.com/video/6270857/?tag=gumballs;title;3

 ちょっとは人の話をちゃんと聴こうよ、きみら、いいおっさんなんだから!

 カートゥーニストの彼、さすがにコメディアンとしては大成しそうだけど。

 次のユーザーのコメントが正しく見ていると思う。これが善なるサイド寄りだとすると、あたしの予想はダークサイドだ。

"Lets just hope they can pack the egos away for this project to really come through."

 ワールドシリーズリング3つ持ってるエースピッチャー。
 (ゲームライターではない)ファンタジー・ライター。
 カトゥーニスト 
 かろうじて"リード"デザイナーがチームプレイの経験者かな。どうも彼は名誉職ぽいんだけど。TRPGの創作で名を馳せたオールドスクールで、ウエストエンド、ゲームワークショップやアヴァロンヒルなどの著名ゲームメーカーでもRPG分野のてこ入れに呼ばれていたようではあります。

 このメンツで、エゴを殺すのはキッツイと思うけどー。

2010年7月28日 (水)

Dragon Age II  グレイ・ウォーデンが書いたプレヴュー

 さて、IGNのプレヴューを書いたのは、さすがに猿ではないだろうが、事実"Dragon Age"にさして興味などなく、おそらくアクションやシューターの方が好きな、その場で開発者に質問をあまりしない、経験の少ないUKのあんちゃんが書いたのだろうけど、本職?のグレイ・ウォーデンが同じデモを見てなにを感じたか。「続きを読む」の下に。

 そっちがファンボーイであるが故に正しいなどというつもりはないですが、少なくともDA:Oをやりこんだグレイ・ウォーデンの一員として少しは核心に迫る質問でもしてくれてるのじゃないかという期待を込めて。





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Dragon Age II 猿が書いたプレヴュー?

 CNNの長年にわたる中東専門のジャーナリストがツイッターに「よろしくない」書き込みをしてクビになったお話がありました。
 なにもこんなところで論じる気もないです。私は正気だ。「たかだか140字で中東関係を語るんじゃない」と誰もが批判しているとおりだと思います。

 ただ本Blogの守備範囲(打つだけ期待されてるガイジン大砲一塁手のより狭いけど!)では、以前ここに、日本の提灯記事満載の太鼓もちゲームメディアと違って、あちら(北米)ではものをいえるジャーナリズムが生き残っているとか、まるであっちが優越しているかのような、青臭い書生のような話をかいた記憶があります。
 真に浅はかでした。ここに謹んでお詫び申し上げます。

 反証1。

 IGNのDA2に関する最初のプレヴュー記事。

 http://uk.xbox360.ign.com/articles/110/1108057p1.html

 幸か不幸か、珍しく鼻が利いたのか、見落としたわけでもないのにこのBlogで訳してない。要約は下の太字部分。

 実はユーロゲーマーも一度上のIGNの記事を鵜呑みにしてしまって、「DA2ではもうあんまし頭使わなくていいみたい」ということを書いてしまっていた。そのリンクと要約。

 http://www.eurogamer.net/articles/dragon-age-2-dialogue-choice-simplified

**********

・Biowareは、DA2の会話の選択肢を"good"、"nasty"、"badass"の3つに制限した。

 選択肢の"good"はオリーヴの枝、"nasty"はギリシャ喜劇の仮面、"badass"は鉄拳を模したアイコンで示され、ひと目でわかる工夫がされていた。

(訳:「いい奴」、「汚い(ずるい)奴」、「悪い奴」と、あのレオーネ監督、イーストウッド主演の映画のタイトルみたいに簡素化しちゃったんだって? 断っておきますがあの映画はそこまで簡単な話ではありませんから)

・主人公はオーク(?!)の大群と戦っている。

・戦闘はまさに「コミックブックのような様相」を呈していて、(IGNの記者の目には)好ましく、Biowareが狙う方向性を示している。

**********

 たった数分間のデモだったこともあり、誤解満載なんでしょう。
 Biowareの公式フォーラムでは、このIGNのプレヴューは猿が書いたことにされています。

 さて、ユーロゲーマーもさすがにヤバイと思ったのか修正記事を載せた。

 http://www.eurogamer.net/articles/ign-dragon-age-2-report-debunked

**********

 Biowareは、誤謬だらけのIGN記事について修正するコメントを出した。
 Biowareの公式ページのフォーラムで、まずリード・デザイナーのレイドロー氏がコメントしている。

「どうして選択肢が3つになっちゃったと思い込んだのか理由が思いつかないんだけど・・・、たぶん選択肢の半分がすでに使われてしまった状態で(訳:つまりもう表示されないということかな)、残り半分だけを見せてしまったのかもしれない」

「それとアイコンがダイアログホイールの中で固定されているなんて、それはない。まず意味ないし。私たちはもっとずっと柔軟だ。それも体操選手みたいにね」

(訳:このあと、最大5つの行動決定(choice)選択肢と最大5つの調査究明(investigation)選択肢があることが説明されているのは、既にこのBlog記事に訳したとおり)

 ゲイダー氏まで登場。
「それしか見なかったんじゃないの? デモはアクション中心だったし、ダイアログの選択は一回だけで、そう、たしかに選択肢は3つしかなかった。すでにこのスレッドのどこかでうちの者たちが言ってるように、制限はそんな少なくないよ」

「人格オプションも、IGNの記事の中で誤解されているようだけど、私らが説明したことよりも、画面で見たセリフのほうに強く印象付けられたようだね。もっとずっと複雑だよ。もっと長い会話の一部分だけだったのだろう。そのうち詳しく話すことはできると思う」

**********

 フォーラムでは「そもそもダークスポーンのことをオークの大群?とかいう奴をデモに呼ぶな!」とかも言われてますけど、まあそれはいいんではないの。

 反証2。

 http://kotaku.com/328244/gamespot-editor-fired-over-kane--lynch-review

 これもBiowareのフォーラムで、「IGNとかGameSpotなどの書いたことを信じるんじゃない! 大企業は悪だ!」の主張?の中から見つけたもの。2007年と相当古い記事なので今更感がただよってます。なにが起きたのか確証もない。

 要約すると、GameSpotの長年のライターであった人が、"Kane & Lynch: Dead Men"(Eidos、X360)のレヴューで6.0をつけたため、激怒したパブリッシャー側がGameSpotに圧力をかけ、その結果ライターが干され、クビになったんじゃないか、という憶測記事。その背景には当時のGameSpotのサイトで大々的にK&Lの広告宣伝が打たれていたという事実もあるようだ。またこの憶測を強化しうる傍証としては、メタクリティックのスコア的にもこのゲームは60点台であり、このライターの評価が格別悪いわけではなかったというものもある。
 ところが一方でこのライターは、"Tony Hawk's Pro Skater 3"に(GameSpotおそらく初の)10点満点をつけたり、"The Legend of Zelda: Twilight Princess"には8.8しかつけなかったりと、ネットのユーザー(つかファンボーイ)が激怒するような評価をつける人でもあったのだ。

 真実は藪の中だそうです。

 GameSpotは2007年時点ではCNetの傘下で、2008年にCBS interactiveがCNetを買収。
 IGNはかのルパート・マードックのNews Empire、もとい、News Corporationの傘下。

 「大企業が悪」かどうかはしらないが、「大企業はたくさんお金を儲けないといけない」のは事実でしょう。そして「たくさんお金を払って広告を出してくださるお客様は神様」で「ライター(writersね)など使い捨て、代わりなんぼでもおる」なんでしょう。

 そしてゲームを売りたいほうからしたら、「レヴュースコアと売り上げの間にはかなり強い正の相関が存在する」から、「できるだけレヴュースコアが高い方が好ましい」し、GameSpotやIGNのようなメガサイトのスコアが「他のサイトを牽引してしまう可能性が大きい」から、特に注視もし、神経質にもなってるんでしょう。

 一番最初に書いたCNNのように、米当局や世界各国の通信当局から総スカンくらうとちょっと洒落にならないくらいの影響が出るマス・メディアとちがって、ゲーム・ジャーナリズムなんてファンボーイとアナリストや業界の人以外誰も気にしない、ちっちゃい薄っぺらいもんでしょうけど、大人の事情なんてどこでも一緒なのかもしれないんですね。

 おとなって、やーね。

Dragon Age II  Bioware開発風景

 ようやくというか、DA2動画のビデオ。と言ってもBiowareのスタジオで撮影された開発中の様子で、オーディオ、アート、コンバット、アニメーション部門でちょっとづつ。
 まだまだ初期段階のものしか見せてくれず、ここから何一つハッキリしたことはわかりませんけどね。画像だけでは一番わけわかんないオーディオ部門の尺が一番長いとか、相変わらずあざといというのか、秘密主義というのかw。

 アート部門で覗かせてくれるのは、おそらくDA:Oと同じようなオープニングの壁画風ストーリーボード。あ、マンティコア風の化け物が!と思ったけどよく見たらただのライオンかな。やたらでかいスケルトンは、あれかな、エンシェント・エルフが呼び出してしまったというデーモンつながりだろうか。

http://gameinformer.com/b/news/archive/2010/07/26/dragon-age-ii-an-epic-in-progress.aspx

 ゲームインフォーマーの特設サイトに次回アップデート予告の日時が明記されていませんので、特集の記事はこれで打ち止めのようです。

 これからリリース直前の約半年間、いよいよ情報がほとんどこない火星の合のような時期に入るのでしょうか?

2010年7月27日 (火)

【DA:O】レリアナズ・ソング(番外)

 レリアナズ・ソングDLCの遣り残しアチーブメントと、本編DA:Oとの関係について。





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Biowareライター貸し出します?

 "Sims"、"Spore"のMaxisが、Biowareの手を借りる?

http://gameinformer.com/b/news/archive/2010/07/26/bioware-writer-taking-lead-on-darkspore-s-story.aspx

 どちらのゲームも手を染めると人生が破綻しそうなんで未経験でしたが、"Darkspore"?
 "Spore"のDNAとテクノロジーを活用した、オンライン・マルチプレーヤー(!)・アクション・RPGであるそうだ。今のところPC版しかアナウンスされていない。
 「オンライン・マルチプレ-ヤー」の時点で個人的には(それもまた人生を破綻させかねない理由になるから)どん引きしてますが、それはいい。でもなぜあなたたちほどの会社がBiowareのライター(ひとりだそうですが)の手を借りなければならないの?

 ゲーム自体の内容紹介は次のリンクのインタヴュー(MaxisEAのエグゼクティヴ・プロデューサー)に頼っています。
 自分たちがコア・アクションRPGに手を染めるのは奇異な感じを受けるだろうが、Sporeの技術やノウハウからして、非常に自然な拡張の方向である、と言い切ります。言い切れないとエグゼクティヴ・プロデューサーにはなれませんからね。
 つまりSporeのあのクリチャーたちの「進化」?の過程をRPGでいうところの「レベルアップ」と見立て、ゲームの究極の目的は、「ヒーローのコレクションを完成させること」なのだそうだ。通常のRPGはひとりの主人公の成長物語だが、Darksporeは「沢山のヒーローたちの物語」である。プレイの過程において、ゲームの要請に応じてスコード(分隊)内のヒーローを「スイッチ」することになる。シングルプレイヤーモードでは、どうやらこのスコードづくりと運用が肝になるようですが、Co-opマルチプレーヤーモードが用意されていて、ルートやパーツ?などはそっちをやらないとマンチなキャラクターにならない。

 (このインタヴューだけではわかりませんが、別の情報によると、先の記事にも書いたクリックゲーの覇者、"Diablo"、"Dungeon Siege"、"Titan Quest"、"Guild Wars"の系譜にあるものを、「アクションRPG」と定義しているようです。GWはちょっち違うんじゃないかと思うけどね。)

 http://www.gamespot.com/events/ea2010/video.html?sid=6268775&hd=1

 元の話題にもどりましょう。正確にはBiowareがMaxisを支援するわけではない。Biowareのライターのひとり、Malcolm Azaniaが"Darkspore"のリード・ライタを務めるらしい。最近ではあのカスミDLCを書いている。
 どのような経緯でそうなったのか、本当にそうなるのかもわかりません。よって下は憶測記事を読んで憶測を書いていることになりますが。
(コンファーム情報。IGNのポッドキャストでBioware関係者が明言していたようです。)

 ともあれ、これだけのビッグネーム・タイトルを有していながら「よく考えたら、うちらストーリー・へヴィーなゲーム強くないやん。誰かおらんか、EAの旦那のお力でも借りて、Bioはんあたりから、呼んどこか」というのが、どうなの。すごくないか。それとも普通なの?(そうは思えんけど)

 言いたくないけどObsidian(の少なくともAP開発した誰かさん)のように、「なに、3Dモデリング? カヴァーアクション? ステルス? できるって、簡単だって、問題ないし。経験なくて大丈夫かとか、おたく誰に向かって物言ってんの?」という態度とは対極にある気がします。

 読者のコメントが面白い。
「そのうち全部のゲームのシナリオをBiowareが引き受けるんじゃない? そうなるといいね、ははは」

 冗談抜きで、まともなストーリーテリングができる人というのは、希少な人材になっているのかもしれない。

 "Darkspore"ソロプレイだけでも面白いのかなあ・・・。

Dragon Age II  ハンズオン

SDCCでの"Dragon Age II"のプレイデモ(たかだか数分でしたそうですが)に関連して、たくさんのサイトがハンズオン記事を載せています。

目新しいものだけ、「続きを読む」の下に。





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Dragon Age II  選択の余地

 SDCCがらみで、"Dragon Age II"のプレヴュー、ハンズ・オンが沢山出ているようです。
 このBlog左肩の"greywardens.com"の"Dargon Age 2 Facts"というところがネタ元です。
  

 でもその前に、リード・ライターのデヴィッド・ゲイダー(今回からガイダー→ゲイダーに修正。過去分も直さないといけないので結構涙目)氏がダイアログ・システムについてコメントをしているようなので、そちらから。

 例によって「続きを読む」の下に。





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2010年7月26日 (月)

【DA:O】レリアナズ・ソング(その20完)

 クリストファーノーランが「007映画」に興味だそうで、これは嬉しい。
 007映画、ここのところせっかくメチャクチャ面白くなってきたのに、人気は下降線で資金がつかないのか、再開のメドまったくなし。
 まだの方は騙されたと思って、休日の午後にでも最近作2作をぶっ続けで観るとよろしね。レンタルしれば安いもんだし。「ぶっ続けで見なきゃ」が軽いネタバレか?w
 そういえば「インセプション」はやく観なきゃなー。

 レリアナのほうはラストです。実はもう一回オマケの回がありますが、そっちは番外ということで。ストーリーは完結。





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【DA:O】レリアナズ・ソング(その19)

ラス前。





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Dungeon Siege 3 クリックの覇者復権なるか。

 ふうむ・・・。結局Obsidianは"Alpha Protocol"の手痛い失策から、身の程をまっとうに学んだのだろうか。
 他人の作ったエンジンだろうがフンドシだろうが、使えるものは何でも流用して、自らがエキスパタイズ、マスタリーを存分に有する(はずの)、ロールプレイング・ゲームのストーリーテリングを実現する!
 を貫徹するのだろうか。

 "Dungeon Siege 3"、「ダンジョンシージ」の世界(後述するクリックゲーの世界)は、個人的にはObsidianと最も遠い世界なのかと思っていたのですが。

http://comic-con.gamespot.com/story/6270864/fallout-devs-on-thinking-inside-the-box
 
 もう記憶があれなんで、GameSpotのデータに頼ってしまおう。スコアのデータは全てPC版かPSP版。
 
 "Dungeon Siege"(2002) MSGS/Gas Powered、8.4 PC/Mac
 "Dungeon Siege: Legends of Aranna"(2003)、MSGS/Mad Dog、5.4  PC
 "Dungeon Siege II"(2005) MSGS/Gas Powered、7.9 PC
 "Dungeon Siege II: Broken World"(2006) Take2/Gas Powered、6.3 PC
  "Dungeon Siege: Throne of Agony" (2006) Take2/Super Villain、6.8 PSP
 "Dungeon Siege 3"(TBA) SquareEnix/Obsidian、-、PC/PS3/X360

 あ、あといっこ、

 "Space Siege" (2008) Sega/Gas Powered、5.0 PC

 ちょ、もー、そうゆう名前出すのやめようよw、武士の情けとかないんかい。(いや歴史的事実は見つめないとね)

 SSはデモ5分遊んで「ああ、終わってるな」で終わった。
 DSはPSP版のみ未経験で、意外とまじめなファン。かくもさようにRPGは遊ぶものがなかったという悲惨な時代の証明とも言う。なぜそうなったか、その背景説明としてむしろ付け足すべきなのは、従兄弟にあたるSSではなく、精神的家父長にあたるこの数行かもしれません。
 
 "Diablo" (1996) Blizzard、9.6 PC/MSX/Mac
 "Diablo II" (2000) Blizzard/Blizzard North、8.5 PC/Mac
 "Diablo II: Lord of Destruction" (2001) Blizzard/Blizzard North、8.2 PC/Mac
 "Diablo III" (TBA) Activision Blizzard、- PC/Mac 

 DSのほうはMSGSが絡んでいたので、(第一作のMacを除くと)てっきりXBOXくらいでは出ていたのかと勘違いしていたが、基本PC版オンリーなんすね。
 もちろん今回は流行のマルタイ・プラットフォームだ。

 そして今、Diabloのデータも追加してみて、DiabloIIIのところにすっかり安心してPC/PS3/X360と書いてから、あれMacはどうなったんだろう、って調べたら! PC/Macしかないのだった。そうかコンソール機は元々眼中になかったのか。考えてみればわかるのですが、今日は特に暑いので思考が働かないのですw。
 さすがマウス壊れるまでクリックゲーの覇者。そしてワナビー後継者! コントローラーじゃ実現できんのだよ!(いや、理由はまったく違うのですが、これ以上深みにはまるとプラットフォーム・ファンボーイ論争のいやな世界になっていくので割愛)

(ところで私はMacでDiabloやってたはずなのに、あれ? Macのマウスボタン一個でどうやってプレイしたんだっけと思い出せないくらい遠い昔のお話)

 後世の歴史家が勝手に解釈をするという設定で書くと、「Diabloの覇権は意外にも早く終わり(つかWoWでそれどころじゃなくなったっつう気もしますが)、その後釜の覇者の座はGas Poweredが譲り受け、そこそこ頑張っていたが、クリックゲーが時代から取り残されたのか、PC/Macがプラットフォームとしてあれになっちゃったのか、資金源がどんどん興味を喪い、業績も下降線の一途。その流れに気付かず手を出して痛い目に合ったのがSega。それを横目で見ながらもまたしても空気を敢えて読まず手を出す日系メガパブリッシャーSquareEnix。すでにクリックゲー瀕死の状態のところに咲いた仇花がObsidian。
 それじゃいかん、クリックーゲー復権を、覇者の復活をと、前宣伝だけはすごかったが、いったいいつリリースされるのか皆目わからなかったDiabloIIIも、土壇場で『今WoWがSWTORに猛追されてて、それどころじゃないんで』とリリースキャンセルの騒ぎを起こして、せいぜいWoWの新規既存顧客向け格安DLCになっちゃう」とか書くとファンから怒られそうだw。大丈夫大じょぶ、Diablo3はちゃんと出るから。根拠ゼロだけど。

 さて、DS3に話を戻しますと、こちらの記事によると「売り」はこんな感じ。

http://www.gamespot.com/pc/rpg/dungeonsiege3/news.html?sid=6264797&om_act=convert&om_clk=newsfeatures&tag=newsfeatures%3Btitle%3B3

・斬新なCo-opマルチプレイモード搭載っ。
・ディーーープな物語っ。
・キャラクタークラスのかすたまいじんぐっ。 
・(訳:Obsidianだけじゃ心配なので)、Gas Powered Games のデザイナーもサポーターとして開発を応援っ。

 4番目が一番大事かもしれませんw。

 いくらなんでも、SqareEnix/ObsidianのチームがF1の弱小コースワースチームのように、DS2の2006年あたりのエンジンを使うわけないんでしょうが、そこら辺どうなんでしょ?
 "Fallout: New Vegas"の開発話と並行で進んでいますので、DS3だけ切り出すのは難しいかもしれませんが読んでみましょう。(残念ながらエンジンの話は全く出ませんが、なかなか面白い話でした)

 DS3のストーリーについて。

 DSの"box"は、Falloutのそれよりはるかに小さい。

 Obsidianでは(過去のInterplay、Black Isle時代から)、創造的作業はまずゲーム世界が存在する上でその拠り所となる物語のパラメーター(引数、設定値、母数、変数、限界値などなど)を設定するところからはじめる。これらのパラメーターは、ある"boxes"「箱」の中に入ってるという。Falloutでいえば、核戦争後の設定に留まらず、1950年代の冷戦下におけるその陰鬱極まりないムード(ambiance)、その時代の者たちが未来をどう考えていたかなども含まれる。
 その「箱」には、さらにキャラクター創出、選択とその結果、探索、創造的思考、ダークなユーモア、特技(パーク)なども入っている。そしてFalloutの場合は、もちろん放射線被爆量も!
 記事ではこれらを"precepts"と読んでいます。指針、教訓、処世訓などという意味でしょうか。 

 DSの世界観はGas Poweredが創出したものであり、「小さい」というのは、「設定自体が狭い」と言う意味ではなく訳者が勝手に解釈すると、「まだ細部まで練りこまれておらず遊びの余地がある」という意味に取れます。Obsidianの開発者は、過去の作品をひととおりプレイし直すのはもちろんのこと、Gas Poweredから借りた設定集(ロアブック)を読み込み(ここがGas Poweredのサポーターとしての支援のようだ)、その世界から逸脱せず、過去作品と整合する世界を築くことにした。
 ストーリーの世界では、もちろんプレイヤーの選択もその結果も、コンパニオンも宗教観なども重要である。小さな箱であるからこそ、ストーリー創作の上での自由が生まれると言ってます。
 そしてチームが新ゲームを開発するにあたって考慮すべき4つの条件を設定した。開発チームがもっともエキサイティングだった部分はどこか、このフランチャイズ(シリーズ)の中心に置くべきものはなにか、楽しいヴィジュアル・ゲームプレイのため何ができるか、そして、ファンが幸せになるために必要なものはなにか。
 その結果は過去の作品の設定である、"Kingdom of Ebb"、その最強の防衛力である第10軍団の話に回帰すること。あとはもう設定をどこまで膨らませるかの問題だ。(訳:これ以上は物語導入のネタバレにもなるので訳はやめますが) プレイヤーが個人的にストーリーの中に居場所("a personal stake in the story")を見つけることが重要であり、プレイヤーにはそのチャンスももちろん与えられるようです。

 記事のまとめにもありますが、Obsidianはようやく、自分たちの拠って立つところを見つけたと言えるのでしょうか。
 (余談ですが、Obsidianはこのことはずっと昔からやってきていて、APの場合が「鬼子」、「はぐれ者」であったとの説は実は絶えないようです。「APの開発者は耳目を集める目新しいもの派手なものばかり追い求めていた」という批判も読んだこともありますが真偽のほどはわかりません)

 記事のまとめも訳しておきましょう。

 教訓:Obsidianは「箱の外を見てみよう」("thinking outside the box"、既成概念に囚われちゃいけないとかいう意味)などという古臭い格言によって心移りなどしない。逆にこの「箱」こそが、コアとなるべきコンセプトに対する開発チームの心理的な集中力を高め、開発中のゲームで何を達成すべきなのか見失わないことが可能になるようだ。

 おいおい、たかがゲームBlogで、なんかすごい深遠なこと言っちゃってるよ。(訳しただけだけどw)
 無断転載はご自由に(元々GameSpotのものだしw)。

2010年7月25日 (日)

SDCC オール・スターとホール・オヴ・フェイム

 SDCCはあくまでコミックコンなんで、アメコミにあまり(いや正直に言いましょう、ほとんど)興味のない私にとっては、ゲーム関係のニュースの発掘がちょっと大変。

http://corp.ign.com/articles/110/1107676p1.html

 映画"The Expendables"、「使い捨て兵士たち」という題名とは180度裏腹に、殺しても死なないような役者ばかりが出るのはどうなのw。
 スタローンはもう好きでやってるんだろうから、こっちも微笑みしか浮かばない。iTuneなどのプレヴューで観るとちょい役が皆オールスター級のものすごいメンツなのだけど、きっとほとんどギャラ払ってない。OB会というか、シニアクラブみたいなもんでしょうね。
 この人は業界でもてるんだろうなあ。

 IGNはどういうつもりでスタローンを初代アクションヒーロー名誉殿堂入り(ホール・オヴ・フェイム、HoF)に選んだのか知らないけど、個人的には「クリフハンガー」あたりで完全に(アクションで何が悪い?)と吹っ切れた感じの彼はよかったなあ。初代かどうか知らないがHoFであることは文句なし。州知事とか市長とかになってないのも評価のポイントかなw。あっちのふたりこそ真っ先に入ると思うんだが。

http://pc.ign.com/articles/110/1107985p1.html

Kingdomofamalurreckoning_pc_boxte_2 

 実はこの記事はビッグネームそろい踏みという共通点が隠しテーマだったりもしますが、(まさにそれに当てはまる)"Street Fighter X Tekken"、"Marvel Vs. Capcom 3"とかは(すみません興味ないんで)ちょっとパスして、本命のネタはこちら。

 このチームはなんかすごい。いわゆる「勝利の方程式、勝ちパターン」、「王道RPGのオールスター・ゲーム」、「読売ジャイアンツ方式」ってやつです。

 R.A. Salvatoreは知る人ぞ知る、DnDの・・・、んーまあ、著名なノヴェライズ作家。
 Todd McFarlaneはカナダ人の人気コミック作家で"Spawn"が特に著名。
 さらに"The Elder Scroll:Morrowind"、その続編"Oblivion"の開発者Ken Rolston(ここまではこの人が表面に出ることはなかったので無名でしたが)
 そしてあのBig Huge Games (なぜかIGNのページではBig Head Gamesになってるんだが・・・)。
 最後にCurt Schilling という方は・・・、HoF。いや、ほんとに正真正銘の。大リーグの。2001のワールド・シリーズのMVP(アリゾナ・バックス時代)だ。ボソックス時代にも2004、2007と二度チャンピオンになっている。(注:HoFは正確には2013年選出まで資格がないが、成績からワールドシリーズの出場回数などから間違いないでしょう)

 この人は大リーグの有名ピッチャーなのに、あの不朽の名作ウォーゲーム"Advanced Squad Leader"などのマニアであることはその筋では有名。趣味が高じて引退後はゲーミング産業に参加したいと、MMORPGなどを開発する会社に支援をしたりしてるはず。

 このゲーム、"Kingdoms of Amalur: Reckoning"のリリースは2011年の後半といいますが、勝ちゲームは確定なのでしょうか?!

 まさにオールスター級を揃えたところで、非常にやばい香りはしますよね。
 パブリッシャーも、あのEAだし。
 みな自分の得意分野に限らず、人の領域まで色々口出ししたいんだそうだ。
 RPG分野がにぎやかになるのはありがたいですが。

 多額な開発投資で壮大な失敗とかされるとジャンルの死期早まるんですが!
 デモ・ムービーは、ご覧になればお分かりのように劣化したBiowareトレーラーだ。
 まだこれからなんでしょうね・・・。期待しないで待ってます。

**********

 あと、個人的にはこれは書いておかないとっ。

 ケイト・ベッキンゼールの「アンダーワールド」4作目?!
 つかあの監督と結婚しちゃったんじゃないの。でもって3作目夫婦で(監督と主演)サボったじゃん。

http://movies.ign.com/articles/110/1108237p1.html

 4作目にやる気満々かあ。ケイトさん、だいぶ露出してたから、実はお金に困ってたのでしょうか。だんだんキム・ベイシンジャーみたいになっちゃうんじゃないでしょうね。
 あの歩き方とか俳優とは思えないくらい最悪で、どう考えても大根なんだが(もちろんケイトさんのほう)、なんか観ちゃうんだよね。不思議な魅力があるのかもしれない。

 (追加)

http://movies.ign.com/articles/110/1108330p1.html

 デル・トロさんも"The Hobbit"の監督を追い出されたのか嫌気が指したのかしりませんが、だいぶ元気になったみたいでよかった。
 Imdbの彼の企画一覧を見てると、賑やか過ぎて、むしろこっちを早くやってくれ見たいなのが多い。ここで省略したものも、世界の終末をただ見守る子供の話とか・・・、英国TVシリーズのリメイクのエスパーものとか、まあ彼らしいというものばかり。

 ヴァン・ヘルシング
 フランケンシュタイン
 ジキル&ハイド
 ザ・ウィッチズ
 ピノッキオ 
 ドルード(あの「ハイペリオン」のダン・シモンズ原作で、ディケンズの遺筆の謎を解く内容だそうです。邦訳はまだない?)
 ジ・オーファネイジ(孤児院、2007作品の自己プロデュースのリメイク??)

 このほか、ヴォネガットの「スローターハウス5」のリメイクってのもあるはずです。

 って、よく見たら、この最初の3つがひとつの映画になったのがあのケイト・ベッキンゼールさん大活躍(笑)の「ヴァン・ヘルシング」(2004)なんすけどね! このリスト、あっちの監督のソマーズに喧嘩売ってるみたいになってるなあw。

【DA:O】レリアナズ・ソング(その18)

 じっくりセリフを読んだり画面を見てると、こちらのレリアナのほうがOrigins本編の彼女より遥かにいい女に見えてきますね。経験と年齢を重ねて逆に子供になってしまったのだろうか。
 まあ、作者も認めていたようにストーリーは本編と完全には一致していませんので、オルタナティヴ・ストーリーと考えたほうがいいかもしれません。





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