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2010年7月4日 - 2010年7月10日

2010年7月10日 (土)

Dragon Age II Five Facts About Hawke

  きっと新情報はないだろうけど(これは後からウソなことがわかりました)、ゲーム・インフォーマーの記事(本誌の宣伝ですけどね・・・)。

http://gameinformer.com/b/news/archive/2010/07/09/five-facts-about-hawke-in-dragon-age-ii.aspx

**********

 DA2の正式発表でも、ファンの思いは答えよりも多くの謎が増えたという感じだろう。とりわけ関心が集まっているのは主人公だ。ホークとは誰だ? ゲームインフォーマーの最新後を読めばすべてわかるが、ここではDA2の主人公についての5つの事実をまとめておこう。

1.ホークは声優つきのキャラクターだ。

 "Dragon Age: Origins"と異なり、"Dragon Age II"の主人公はフルボイスつきだ。セリフの表現によりシネマティックなアプローチの可能性が開かれ、画面上の単なるテキスト以外にキャラクターのアイデンティティーが形成される道が開かれた。
 また、反応しなければならないと感じる場面なのに、君のキャラクターがうめき声もあげずにただじっと突っ立っているような、イライラするようなシナリオも回避できるのだ。

2.ホークはヒューマンだ。

 そう、ホークの種族は選べない。しかし、ホークの背景の物語が固定されているからといってキャラクター・クリエーションが不要になるわけではない。クラス選択も外見のカスタマイズは可能だ。Biowareのスタジオを訪問したときに、男性ホークが動いてるところしか見聞きしなかったが、開発チームは男女とも選択可能なことを約束してくれた。

3.ホークはブライトに生き残っただけじゃない、脱出したのだ。

 DA:Oのグレイ・ウォーデンがダークスポーンと戦っている間、ホークはロザリングで生活していた。ファンは、あの小さな村が襲撃され破壊されたことを記憶してるであろう(画面の外での出来事ではあったが)。ホークはそこから生き残ったひとりだ。だが、踏みとどまってダークスポーンと戦うことを選ぶのではなく、彼はフェラルデンを離れ、北へ逃れた。

4.ホークはカークウォールのチャンピオンだ。

 カークウォールは、フェラルデンの北側に位置する都市国家群フリー・マーチズの中で最も人口の集中する場所だ。DA2の物語の少なくとも一部はこのカークウォールを舞台に語られるが、ホークはフリー・マーチズのそれ以外の地域も訪れることだろう。だが、彼がチャンピオンの称号をいかにしてその手におさめることになったのか、その物語を紡ぐ役目はは君に委ねられる。

5.ホークが物語の中心だ。

 DA2の物語は太古の悪を打ち破るのでもなく、別のブライトと対決するのでもない。ホークが物語の進行をつかさどる。この10年にも及ぶゲーム内の物語では、プレイヤーの行動や決断そのものがホークの人生、人間関係、そして取り返しのつかない慙愧の念をも形作っていく。それらすべての働きは、カークウォールのチャンピオンとは一体誰なのかという、より大きな問いかけに答えるためのものなのだ。

**********

 ほんの少しだけ、新たな事実が語られておりますね。
 またゲームインフォーマーでは、DA2の特設ページも用意して、逐一情報を更新していくという熱の入れようです(本Blogのリンク先に追加しておきました)。

 フリー・マーチズが物語の中心になるのでしょうか。Originsでは、少したちの悪い野蛮な傭兵たちが登場する程度で、あまりフォーカスされてない地域。またAwakeningでは、ナサニエルがたまたまフリー・マーチズに出張中で、ブライトの難を逃れたという話が語られる程度ですか。

 Originsのコーデックスでも記事は非常に乏しい。またしても例のブラザー・ジェニティーヴィの紀行文くらいしか見つからない。

**********

 フリー・マーチズは王国ではなく、一般的な意味での国家ですらない。この地域の人々は「マーチズ」とひとくくりにされて呼ばれることすら嫌う。実際には独立した都市国家の集合体であり、それぞれの観点から都合が良いとの理由のみで統一的な行動を取っているだけであり、カレンハード王登場以前のバノーンに良く似ている。
 このため、フリー・マーチに首都はなく、なんとか中央政府のような存在と呼べるものですら、ごく散発的にしか存在せず、その意味では危機的な状況でのみ召集されるランズミートと類似しているかもしれない。
 私の訪問は、タンターヴィルで開催される大トーナメントにちょうど間に合った。素晴らしい光景ではあった。アヴァーの丘陵人たちがオリージャンの騎士たちと腕を競い、アンダーフェルの夜盗風情がネヴァランの馬を買い漁り、アンチーヴァンの職工はテヴィンター・メイジに商品を売っていた。セダズ全土が一堂に会していたともいえよう。

**********

 "Grand Tourney" 、グランド・トーニー(トーナメント)が、武芸大会を指すのであれば、その優勝者は「チャンピオン」と呼ばれることでしょう。ただ開催地はタンターヴィル、カークウォールよりさらに北、内陸部だ。

Thedasmap_2
 拡大しても文字は見難いですけど、カークウォールは南の海岸沿い、 タンターヴィルはずっと北です。

 カークウォールから、タンターヴィルの武芸トーナメントに出場して優勝する?

 ううん、上のインフォーマーの記述と矛盾はしないが、それを「チャンピオン・オヴ・カークウォール」と呼ぶのだろうか?

【DA:O】レリアナズ・ソング(その9)

 「白騎士物語」・・・。

 うーん、だまされたかなあ。
 ボタンスマッシュ系MMOを一人でやってる感じ? 
 まだ第一作目のパートなんでしょうね、よくわかってないけど。

 今のところ、主人公と女の子が可愛い。感想というか収穫はそれだけ。
 んー、あとなんだか色々ラスト・レムナントに似てる気がするのはなぜ?
 そういえばあっちもまだクリアしてなかったわ。





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2010年7月 9日 (金)

【DA:O】レリアナズ・ソング(その8)

 さてDA2の発表で、完全に「蝕」のような状態になってしまったレリアナ。
 露払いみたいな役割を与えられちゃったんですかね。

 ただこのDLCの主人公フルボイスオーバーは、DA2のプロトタイプだと思えば、"Mass Effect"を知らないファンにも、イメージが伝わるという寸法なんでしょうか。(この時期にDA:OのDLCを買うのがどんなファン層かって問題はあるが)

 DA2がME2のシステムににじり寄るのをよしとしないファン層もあって、その根拠の一つとしてよくあがるのが、DA:Oが350万本以上売り上げてるのに対して、ME2は200万本まで行っていないという事実。
 MEにはPS3版がないから? いやいや、PS3にそこまでのパワーはないでしょ。

 これは単に、ME2がサイファイ(sci-fi)だから敬遠されていると考えたい。RPG=ファンタジーというイメージはまだ根強いはず。RPファンの中でも細かくセグメントが分かれちゃってるって感じかな。

 宙ぶらりんにするわけにも行かないので粛々と続けましょう。





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Dragon Age II チャンピオン・オヴ・カークウォール

 むう、IGNはEAのプレスリリースを見てるのかな。

http://ps3.ign.com/articles/110/1104694p1.html


 新しい記述がありました。

「ブライトの生き残り、そしてカークウォールのチャンピオンとして知られたホークの立身出世の伝説は、神話と噂のヴェールに覆われている」

 カークウォールは、ヴィマーク山脈の南、プラナシーン・フォレストの東に位置するフリーマーチズの一都市であり、フェラルデンからはウェイキング海をはさんで北側に位置する。 セダスの地図によれば湾岸都市のようです。

Thedasmap_2 
 非常に見にくいですが、拡大するとわかるように印はつけました。
 なかなかフェラルデン周辺から離れませんねえ。
 ただモリガンの娘(完全に決め付けてるけど)がオーレイで育っていたのであれば、ホークが出会うのは無理な距離じゃないですね。

 希望としては、セダス全土を揺るがす、というので南のフェラルデン方面ではなく、北のテヴィンター方面を目指して進んで欲しいものです。
 なにしろ10年に及ぶストーリーだそうだから、全土掌握までも行ってしまたりするのだろうか。

 また、リリース時期は2011年3月と発表されたみたい。
 あと半年もあるよ、と思うか、たった半年で来るよ!と思うか。
 どっちにしろ顔が笑ってるよ、とかいいっこなしですw。

 でもこのBlogはそれまでに確実にへたるだろう。いい加減ネタ尽きるもんw。

Dragon Age II この画像の真意は? 

 さて、あまり寝ていないものですから、神経過敏になってるわけでして、なんでも意味があるのではないかと、強迫観念に囚われつつある。

Da2ad

 この画像。
 良く見ると、ドラゴンの翼の下、人の形ですよね? しかも多数。

 全部で何人だろう? 20人?

 まさかコンパニオン候補が20人ってこたあないだろうな?

 ただ単に、列伝もの、群雄ものということをインプライしているだけかしら。

 どこまで意味があるかも不明ですが、いちおう書いておく。あとから「ほら、言ったでしょ!」といえるように(セコイ)。

 ロールシャッハテストを思い出した(笑)。 

 なお、注意深く画像を観ている人はいるもので、先の銀髪のメイジらしき女性。

Concept01o

 よくよく見ると「ツノ」が生えているのだそうだ。こっちがわかりやすいか。

Dragonagecoverspread
 生えてますねえ。

 以下ネタバレに突入なので、「続きを読む」の下に。





 

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Dragon Age II 情報整理+やっぱり妄想あり

 本家フォーラムのほうで話題になっているテーマのうち、BiowareのPRが答えているものだけピックアップしてみましょう。
 とはいえ爆発的にスレッドが増えているので、全部追いつけるかな。
 (この記事をまとめている間にもバンバン増え続け、すでにものすごくラップされてしまいました・・・。とても追いつかん)

Q: (ゲームインフォーマーのインタヴュー記事では)Mark Darrah, Mike Laidlaw, Ray Muzyka と Greg Zeschuk が答えているといったけど、David Gaider が登場することはないの? 彼のDOのライティングについて興味津々なんだけど。

A: 依然Davidがリードライターの地位にあるけど、記事には登場しないよ、ごめん。

Q: もう"Dragon Age: Origins"のDLCを買っても待っても意味がないってこと?

A: DA2のリリースまでに、まだOriginsのDLCは出すよ。何度も繰り返してるけど100%確実だ。(訳注:more DLC for Dragon Age: Origins 、複数形を忘れたのか、一個だけなのか?)

Q: 主人公は男性のみ? Hawkeは苗字?

A: 苗字だよ。DA2はヒューマンの男性と女性キャラクターのどちらかでプレイ可能だよ。

Q: マーケティング見地から、どうして男性キャラクターばかり前面に出すんだ?

A: マーケティング上、男性ヒューマンのキャラクターしか見えないのはどうしてかって?  まだまだ何ヶ月も先だからハッキリわからないけど、仮にそうだとして、うん、確かにそうだとしよう。それにはマーケッティング上の理由が沢山あるんだよ。

 まず認知されるイメージをしっかり顧客に持ってもらうことが重要。企業がロゴとかブランド認知度を重視するのと一緒。McDonaldsの金色のアーチとか。瞬時に商品をわかってもらえるイメージはとても重要だ。イメージの変更は宣伝担当、小売業者、顧客全部に混乱を招く。

 もうひとつの理由は、ビデオゲームの顧客ターゲット層は依然として男性が多いからだ。男性プレイヤーが男性キャラクターで遊び始めるという証拠のデータもある。だから、男性イメージを使う。女性ゲーマー、女性キャラクターで遊ぶ男性プレイヤーを軽んじているわけではないが、顧客層としては比較的小さい。マーケティングというものは、常に最大顧客層の注意を集めることを狙うもんだよ。

(訳注:これ、「男性は男性キャラで遊ぶ」は北米で顕著な傾向。日本には実は当てはまらないというのが私の持論。著名MMOなど見事に男女キャラが拮抗する。翻って登録ゲーマーは明らかに男性優位。従って日本では(MMOワールド内では)男性プレイヤーが女性キャラクターを使うことでなぜかうまい具合に均衡してしまう。文化人類学?あるいは社会学的に面白そうなテーマだと思いませんか? ただし答えはほぼ見えてますけどね。ヒントは「タブー」・・・)

 マーケティング上の理由は多々あれど、一部のファンにとっては困惑することも承知しているし、それは残念なことだけど、こればかりは変わらない。うちのファンは、言っちゃ悪いがほかの平均的ゲーマー層より賢いと信じてるけど、このことは理解してもらえると思うし、渋々ながら受け入れてもらえると思ってる。もちろん「女性キャラクターありき」の顧客に対しても、これまでBiowareゲームの宣伝では女性キャラクターのイメージ、画像、ビデオでもってプッシュしてきたし、DA2でもそれは続けるつもりだよ。
.
Q: Biowareゲームのパッケージ表紙に女性主人公が出てなにが悪いんだ? そのうちきっと出るよ。

A: *ゴホッ*、"Jade Empire"、*ゴホッ*

Q: じゃあ、なんで男女両方のデフォルト・キャラクターを使わない? "Jade Empire"ではそうしただろう。どうして"Mass Effect"と"Dragon Age 2"ではそうしないんだ。

A: 悪いが"Jade Empire"の売れ行きを見て欲しい。

Q: こんなの馬のクソだ。"Mass Effect"と同じだ。「アイコン」であるホークを、全員に無理矢理飲み込ませるんだ。混乱しか生まない。しかも男性キャラクターしかいないそうじゃないか。広告どおりちゃんとやれ。ちゃんと、フォーラムのみんなが望むように、女性キャラクターでもカスタム・キャラクターでも出来るようにしろ。
 アイコンとやらがデタラメである証拠として、アイコンというならシリーズ全てに共通しなければならないはずだ。ホークはOriginsには登場しない。だからこのシリーズの正しいアイコンじゃない。ブラッド・ドラゴンのほうがまだましだ。
 ただの手抜きだ。

A: ああ、こんなだから開発者の多くはフォーラムで誰も話をしたがらなくなるんだよな。

Q: DA:Oで今まで構築してきたことは、全部ムダになるってこと? Biowareは一歩前進するつもりで三歩後退した?

A: 無駄なんかじゃぜんぜんない。ホークに関してデザインチームと散々話をしたが、今回のベストな選択だと信じてる。リリースまでの間にホークとそのストーリーについて情報が出てくるけど、それによってこの世界(つまりストーリー)になぜ彼が必要かわかるようになるはずだ。

Q: この画像の人は誰?

Concept01o
A: その答えを知ったとき、君は、ショック! 激しいショックを受けるだろう!
  間違いなし! でも言えるのはここまで。

 (モリガンの娘! お願い、そうであって欲しい! もうこれは祈るような気持ちです)

**********

 おっと、フォーラムにはリード・ライターのデヴィッド・ガイダーも登場していた。

 Biowareが開発しているDA2は、全く新しいストーリーで、DA:Oのとてつもなく楽しかったストーリーとキャラクターが、全部まったく意味をなさなくなるんだってさ!
 ありがとう、Bioware!

(ガイダー)
 いえいえ、どーいたしまして!
 こんなちょっぴりの情報しかまだ渡せないのに、君はいつもみんな楽しく幸せにしてくれて本当にうれしいよ!

 なんだ、皮肉へのお返しか(笑)。   

**********    

 不肖私ごときの感想・妄想は、「続きを読む」の下に。

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Dragon Age II ソーツ、というか妄想レベル

 レリアナには悪いけど、今それどころじゃないw。
 もう寝ないといけないんだが、色々ソーツ、というか妄想が浮かんで耐えられないw。
 
 ・グレイ・ウォーデンは? ジョイニングは?

 ・フェラルデンは? いいや、セダス大陸は?

 ・ダークスポーンは、ブライトは?

 これ、全部捨てたのかな。

 何一つこれらについて触れてないですね。
 新しいヒーロー、新しい世界、新しいシステム・・・。

 個人的にはぜんぜんOK。

 つうか、もうダークスポーンいらん。だって頭悪い敵と戦ってもつまらん。
 グレイ・ウォーデンも、あのジョイニングの儀式は続けるのはかなり辛いでしょう。
 せっかく創造したセダス大陸(正確には亜大陸)は・・・、これはもったいないね。

 そもそも、ブライトなんて数百年に1回あるかないかの一大イベントなわけですから。
 ストーリー的にも、メタゲーム的にもあれを引っ張るのは得策ではない。
 ブライトとグレイ・ウォーデンは表裏一体なのだから、これは運命を共にするしかない。

 ただ、セダス大陸すら捨てようとしてるのではないか、と心配なのは、数少ない情報の中で「変幻無碍な世界」と何度か出てくること。  
 Originsを知る者にとっては、セダス大陸の歴史はもう過去の話で確定してしまっている。
 これを動かすのはどうなのか。

 でも"Dragon Age"というネーミングを使うには、セダスのカレンダーとなにか関連がないといけないんじゃないのか。

 であれば、Origins以降のお話し、ブライト討伐後の話ならどうか。もっといったらAwakeningの騒動も終わったあととか。

 でもねえ、"Dragon Age"は、もうただのフランチャイズとみなしてしまってるかもしれませんしね。

 個人的には、くりかえしますが、ぜんぜんOK。
 もうFFみたいに、恥ずかしげもなく全く違う設定だろうが、なんだろうが、ロマンシング・サガかサガ・フロンティアかどっちか忘れたけど、あんなんなっちゃっても気にしない。

 Originsのキャラクタがインポートできないのかって?
 そういう続編じゃないでしょ。それはだってAwakeningで終わってるもん。

 唯一怖れてるのは、上にも書いたサガ・フロンティア?の焼き直しにはならないでね、ってことかな。変幻無碍な世界、はどうにもリスキーだぜ。
 ふたを開けたら"Age of Empire"だったとか、さすがにないでしょうけど。

 ああ、眠れなくなったよw。

(追加)

 おい、うろたえてないで、もっとちゃんと読まなきゃ!

 実は公式のPRの人の書き込みで、主人公はHawke、(ホークだろうね)と特定されている。
 ということは公式ページのどまんなかに登場するこのひげの男性。
 ということは、女性主人公は選べない?
 ということは、フォーラムが大変なことになっている?
 (まだ、ユーザーの書き込みが一巡してないようですが、確かにその話題はすでに出ている。

 でも、Hawke、は苗字だよね? あのイーサン・ホーク、とかでもそうだから。
 ということは女性もありなんではないの?

 ううう、眠れなさがさらに増した。 

  

 

 

Dragon Age II 公式ページ公開

 しかし、RPGの生産性の低さからいえば、このBlogもなかなか生産性が低いw。
 動画で済むのが一番楽なんでしょうね。余分な投資、ハイスペックマシンなどは必要だろうけど。
 訳には余り時間をかけていませんが(超訳だしね)、画像の吟味がえらい面倒なのです。
 プレイ動画に字幕をつけるとか妄想レベルではできるが、やる気も出ないし。そもそもプレイ動画のコンバットがへたれたりしてて見るも無残だったりするし。

 とか、いってる先から、出ましたねー、公式ページに!

 Da2ad

 うわあ、もうフェイスブックで10万人が「いいね!」といってる!(フェイスブックの意味すらよくわかってないが)

 わあああ、絵柄がめちゃくちゃ好みだーーーっ! いいわあ。Dragon Age Journeyの元絵を描いていた画家さんですね、これは。

Concept01o
 ちゅうか元の画像がありえないくらいでかいので、サイズ縮小しないと掲載できんかった・・・。

Concept02o
 こ、これはどこじゃ?

 タグライン、訳しましょう。

 ライズ・トゥ・パワー・・・、バイ・エニイ・ミーンズ・ネセサリイ。

 訳になってないw。ちょっとだけうろたえてるw。
 
 力をその手に、いかなる手段を用いても、とかそんな感じ?

 批評家のおぼえめでたい"Dragon Age: Origins"と"Mass Effect 2"のクリエイターが送る、2009年ゲーム・オヴ・ザ・イヤーのエピック・シークエルを君の手に!

 君は壊滅した国土から生き延びた数少ないひとり。今、変幻無碍な世界の中で生き残りを賭け、勇壮無比な仲間を募り、栄誉を集め、財力を蓄え、歴史の中にその名を刻め。
 これは限りなく変転する世界の物語。君が権力をその手におさめるまでの伝説の物語は、今はじまる!

 ううう、ここだけなら和製RPGの宣伝文句のコピーで済んでしまうなあw。

 キー・フィーチャー

・十年間にも及ぶまったく新しい冒険に乗り出せ。君のひとつひとつの決断によって世界がことごとく形作られるだろう。

・極貧の難民の地位から立志して、誉れ高き国士となる道を追求せよ。

・メイジ、ローグ、そしてウォーリアーとして戦場の真っ只中に立ち、新しいダイナミックなコンバット・メカニクスを駆使して、将軍のように考え、スパルタ人のように戦え。

・端緒から君の心を掴んで決して離さないだろう、まったく新しいシネマティックな経験と共に、Dragon Ageの世界により深く没頭せよ。

・最新のグラフィックと新しいヴィジュアルスタイルで彩られた、息を呑むような美しい細部に至るまで、新しい王国の隅々を探索せよ。

 ううん、まだどこかで聴いたような売り口上ですねえ。

Dragonagecoverspread
ゲーム・インフォーマーまで購読しちゃうとびょーきだよなあ・・・。

 し、しかし、レリアナは、このための前座だったのか?!
 オーレイ屈指のバードつかまえて、失礼しちゃうわね!

 

Experience the epic sequel to the 2009 Game of the Year from the critically acclaimed makers of Dragon Age: Origins and Mass Effect 2. You are one of the few who escaped the destruction of your home. Now, forced to fight for survival in an ever-changing world, you must gather the deadliest of allies, amass fame and fortune, and seal your place in history. This is the story of how the world changed forever. The legend of your Rise to Power begins now.

Key Features:

  • Embark upon an all-new adventure that takes place across an entire decade and shapes itself around every decision you make.
  • Determine your rise to power from a destitute refugee to the revered champion of the land.
  • Think like a general and fight like a Spartan with dynamic new combat mechanics that put you right in the heart of battle whether you are a mage, rogue, or warrior.
  • Go deeper into the world of Dragon Age with an entirely new cinematic experience that grabs hold of you from the beginning and never lets go.
  • Discover a whole realm rendered in stunning detail with updated graphics and a new visual style.

 
 

 

2010年7月 8日 (木)

【DA:O】レリアナズ・ソング(その7)

 またIGNのレヴューに先を越されたw。

 当たり前だあっちは商売だ。評価はというと、7.0、decent(上々、そこそこ悪くない位の意味か?)。
 IGNとすれば低目かな。でも、"Darkspawn Chronicles"が6.5で?
 さすがに訳すのは、別記事にしましょう。

 ただこのレヴューのさわりだけ読むと、「DA:Oがすでに過去のものだという者たちにとっては」という記述に、すごい不安を感じてしまう。そっちがデフォルト読者だという前提で書いてあるから。
 DA:Oでいえば、2009年11月リリースからようやく半年が経過したくらいなのに、すでに過去のもの。かつて名作RPGは長いものでは数年、賞味期限が続くものもあったのですが。

 これは「生産」に多大な時間がかかる、つまり「生産性」の非常に低いRPG分野にとって致命的なことになってるんじゃないのか。
 はいはい、シューターを馬鹿にしてますよw。いや、馬鹿にしてるわけじゃないが、「生産性」は遥かに高いでしょ。最後はマップだけの勝負だもん。

 つまりDA:Oのリリースから2年もたたないうちに、2011年はじめにはDA2を世に出さなければならない自転車操業、何とか車(あのカラカラ回る奴)の中のハムスター。これは果たして勝ち戦なのか、Bioware?

(なにいってんの、もう半年もたてば新作ができるから、うれしいくせにw)





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【DA:O】レリアナズ・ソング(その6)

 もう、Blog容量があまり残っていないと以前も書きましたが、結構本当にやばい。
 やばいんだが、このDLCは細部をなかなか省略できない。

 たわいもないNPCとの会話、NPC同士のささいな言葉の取り交わし、こういうのをバンターというそうです。このDLCでは(本編同様)すべてVOつきというのも豪勢ですが、セリフの中身も本編に匹敵するカラフルさです。

 ストーリーにとりわけ分岐があるわけではなし、隅々まで遊んでしまえば、何度もリプレイしなければならないような大きな抜け漏れがあるわけでもなし、ひとりのライターが書いた短編のシナリオを、ただ順を追って読んでいるという世界なのでありますが、小粋な会話がなかなかいい。

 もちろん、映画観ろ、小説読め、という反論に勝てない。レリアナ主人公のコミックが出されたら、アニメになったら、こんな内容になるんでしょうねー、と思う。
 なぜビデオゲームでなければならないのか。ビデオゲームにストーリーテリングを求めるのは実は倒錯なのか。そんな高尚な議論はこのBlogにはそぐわなかった。
 面白ければなんでもいい、今回、たまたま単にメディアがビデオゲームだったから。
 だんだん、私もケイオティック・レリアナに似てきたかもしれないw。




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Good News, Bad News

 Kotakuの記事によって、DA2がいよいよ正式発表か?!という話題で全世界のコアかつニッチなRPGファンが盛り上がっているところですが、IGNも追い記事を載せていた。
 Kotakuの記事自体をリファーしてることから、中身はあまり変わらない。

http://pc.ign.com/articles/110/1104626p1.html

"EA Confirms Dragon Age 2"

 いよいよ明日、何かがおきると思ってよいのかも!

 だが、好事魔多し(いや、あなた、そのことわざは使い方違ってると思うよ?)。

 その記事の関連記事リストにある、これを私はスポットしてしまった・・・。

 http://pc.ign.com/articles/110/1104002p1.html

"Low Sales Kill Alpha Protocol Sequel"

Alpha Protocol is one and done.

 だろうなあ。
 SEGAの偉い人のコメント。

「純粋に商売上の話をしよう。期待通りの売り上げを上げられなかった。故にシークエルはない」

「コンセプトは素晴らしかった。だがメタクリティックで70後半から80前半がないと(成功とは呼べない)・・・、いや、RPGに限れば80後半はないといけないんだ」
 
 まだマーケティングとかよくわからない良い子のために申し添えますと、彼は「RPGのセグメントが比較的狭い」ということをおっしゃってるのです。アクションやシューターなら潜在顧客層(セグメント)が比較的広いのでスコア70台でも、セグメントの一部の人が買ってくれれば数ははけ、売り上げがたつ。

(前提条件は、メタスコアの点数と、誘引されて購買する顧客の数に正の相関がある、ということね。当然SEGAの偉い人ですから経験則的に統計値を持って吟味してるんでしょう。だってあっちはプロだもん)

(良く考えるとこれは循環論法じゃないのか、という疑問もわいたりするが、少し冷静なときに考えよう。ここではメタスコアと売り上げにコーズ・エフェクトがある、ということで)

 だが元々顧客層の狭いRPGは、そのセグメントの大多数のみんなが買わないと商売が成立しない(乱暴に言ってますけど、シューターなどのように取りこぼしが計算できないという意味)。そのためには80台後半くらいないと商売にならんのでしょう。

 (そういう目算でシューター並に開発費をかけちゃった、あなたたちが読みが甘いのでは、とかはじまると鶏卵論争になっちゃうけど、文句言ってもしょうがない。今はそういう世の中みたい)

 あるいはRPGで勝負すべき相手であるBiowareやBethesdaがハードルを無闇にあげちゃったというのも(80台後半がノルマという真意の裏に)あるでしょうね。ただし、それも潜在顧客の期待値に含まれますから、上段のセグメントの規模に基づく理屈の中に取り込めますけどね。

 さすがにリプレイする気も失せたなあ。PS3とPCと両方勝って売り上げに貢献したのに(苦笑)。
 
 マイケル・ソートン、安らかに眠れ。合掌。

【DA:O】レリアナズ・ソング(その5)

 このDLCにOriginsのキャラに関係するシーンがあったかなあと調べるつもりでWikiを眺めていたら、

「明日(現地7月8日になるのかな)はBiowareファンにとって素晴らしい日になるだろう!」とかBWのツイッターに書き込まれていたとか。

 KotakuはDA2の発表だろうと、特定しちゃったようだ。

http://kotaku.com/5581903/

 いやいや、またしてもBioware バザールでござーるじゃねえの?!(古すぎて済まない)

 むしろこの記事にあるEAのプレスリリースの記述で、"Mass Effect 2"のDLCもまだ開発中だしーとあるほうが、素直に喜べる。"Dragon Age: Origins"のDLCだってまだ打ち止めじゃないしー。
 レリアナズ・ソングみたいな内容のものならあと何杯でも食べられますよ!(でも、ステン主人公はたのむからやめてくれ・・・)

"Currently announced projects at BioWare include the development of ongoing downloadable content for Mass Effect 2, one of the highest rated video games of all time, Dragon Age 2, the highly anticipated sequel to 2009's "RPG of the Year" Dragon Age: Origins, and the story-driven massively multiplayer online game, Star Wars: The Old Republic (emphasis added)."





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【DA:O】レリアナズ・ソング(その4)

 そういえば気になってるのが、Originsのメンバーのカメオ出演があるかも、というライターのお言葉。

 インタヴューはここ。

 http://vanitie.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/i-b53c.html

 「何人かのOriginsのキャラクターが顔見世する趣向も用意したし、将来出会うだろう他の者たちについて下地作りもしてある。」

 それって、マージョレンとレリアナ以外に誰かいましたっけ? ボーっとしていたわけじゃないんですが、出てきたかなあ。見逃したかな。

 もうこの時期になるとWikiのほうも書き込むボランティアが激減してますので、真偽のほどを確かめるには、フォーラムを逐一読んでいくくらいしか方法がない。
 あるいは私の解釈が間違っていたのか。
 
 There is a lot of history in the setting, and I've included teasers for the early lives of several Origins characters, and some groundwork for others you may meet in future.

 「ティーザー」なので直接登場はしないかもしれないし、特に主役級と断ってるわけでもない。
 むむ、もう一回プレイしないといけないかもw(どのみちvandettaのアチーヴメント取れていないしね)。





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【DA:O】レリアナズ・ソング(その3)

 そうそう、このDLCは今までにもまして、BGMがかなりいい感じです。特に冒頭のシーンなど、軽快かつ能天気な感じのリズムと、リュートを模したような楽器のメロディが映像にばっちりあってるし、(さすがにこういう設定の時代にウッドベースが存在していたとは思えないが、それはおいておいても)ベースラインがなかなか小気味いいです。

 レリアナズ・ソングというからには楽曲にも力を入れてるってことでしょうね。ところでOrigins本編のようにレリアナが歌う場面があるのか? そういうのはネタバレなので、ここには書けません。






 

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2010年7月 7日 (水)

【DA:O】レリアナズ・ソング(その2)

 このDLCをプレイしてしまうと、オーレイ時代の彼女とOrigins本編のレリアナとの間の、余りのギャップに誰もが震撼するでしょうw。
 というかそういう仕掛けをわざわざ持ってくるのがこのライターのイヤらしいところです。
 まあ、バードだけに演技上手ってことなんだろうけど・・・。やっぱ女は信用できんw。





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【DA:O】レリアナズ・ソング(その1)

 久しぶりなもので、撮影タイミングがどうも読みきれず、アホみたいな枚数の画像を撮影してしまいました。10分の1も使わないと思う。





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【DA:O】Leliana's Song リリース

 別段ぼーっとしてたわけでもないですが、最初のプレイは、セーヴファイルによれば3時間かかりました・・・。
 まだ、じっくり味わっていませんが、今回は台詞回しが結構粋だったような気がします。

 このDLCのライターはひとり。IGNのインタヴューにも答えていたLukas Kristjanson。

 本編はレリアナの回想、モノローグという構成です。
 好き嫌いが大きくわかれそうな内容ですが、個人的には、まずまず楽しめた。

 そういえば、公式のほうでもう一人のヘンチメン、スケッチくんが紹介されています。

Character_sketch

 本の虫、神経質、だが窮地に追い込まれると恐るべき力を発揮する。冒険者のタイプではないが、策謀のゲームにどれだけ危険が伴おうとも、テンプラーの手によって牢獄生活を送るよりは遥かにマシだと考えている。スケッチは口出しすべきでないときをわきまえている。元々無口なのは確かだ。

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 お値段は560BP(PC版)です。レリアナの顔がデザイン初期版のままなのはどうなんだ。

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 ロシア語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語ではサポートしていないと最後に書いてある。日本語もないんですけど?!(元からか・・・)

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 本編と一緒にダウンロードされるのは、バトルドレス・オヴ・プロヴォケトゥアー(隠密要員の戦闘服)。フランス語は勘弁w。いつものようにOrigins用とAwakening用、二種類あります。

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 新しいキャンペーン扱いとなります。ここからスタート。

 

2010年7月 5日 (月)

Extra Lives: Why Video Games Matter

 買うべきか買わざるべきか。
 ゲーム関係の批評書で、今までまともなものにあたったことは残念ながら皆無だ。
 この記事は面白かったが、果たしてくだんの新刊、"Extra Lives"は読むに値するものなのだろうか。ここが思案のしどころ。私のオポチュニティ・コストに見合うのか。

 http://pc.ign.com/articles/110/1103446p1.html

 著者はWikipedia(en)のごく短い記述によれば、本来世界各地を旅するジャーナリストで、最近では紛争中のイラクやアフガンにも滞在している。ネオコンには批判的な姿勢だが、リベラルでもコンサバとも違うそうだ。国際関係問題、とりわけ旧ソ連邦や共産主義についての考察が多いのが特徴的。また文芸書評も手がけており、Harper's、The New York Times Book Review、The Guardian、The New Republic、the New Yorkerなどに寄稿している。

 そして、今まで公言したことはないそうだが、筋金入りのビデオゲーム中毒者であるそうだ。1974年生まれというから、確かにそのことをあまり周囲に公言する年齢でもないかもしれない。

 "Gears of War"のクリエイターを取材したthe New Yorkerの記事を執筆した頃(上記リンクの記事内にリンクあり)、すでに多数のゲームをプレイしていた。別の書籍の執筆でつまづいてはゲームに逃避した。そんなにゲームを遊んでいるなら、なぜゲームについて書いてみないのか、Gears of Warの記事で書きたいことを書きつくしていないだろう?と自問した結果がこの書籍であるそうだ。

 書籍の題材となったビデオゲームは、"Fallout 3"、 "GTA"、"Resident Evil"、"Far Cry 2"など、ヴァイオレントものが多いが、本人はストーリーテリングのあるゲームに最も興味があり、プレイするものは非常に偏っているそうだ。
 
 IGNの記事自体も比較的長いし、全部訳する義理なんて誰に対してもない(つうか、文芸批評家のクリプティックかつ難解なお話ですから、このBlogの狭い範囲の読者ですらほとんどの人は途中でイヤになるでしょう)。
 ざっとつまみ食いして訳してみよう。ただしそこがこのインタヴューの本意とは限りませんよ。ここだけ読んで知ったかぶりして要らぬ恥をかいても当局は一切関知いたしません。

**********

IGN: ゲーム批評で興味深いのは、審美的な観点からある種のゲームを切り捨てる(dismiss)ことがあること。ウィー、ザ・シムズやニンテンドッグは「カジュアル」だから・・・とか。あなたの選んだゲームはシリアスで暴力に満ちているものが多い。ゲームには「シリアス」と「ノンシリアス」の二種類があるんでしょうか。

Bissell: 前文でも書いたように、自分は非常に偏った分野のゲームを遊んでいる。ストーリーテリングに興味があるからそういうものが中心だ。他を切り捨てるつもりはないが、自分でよく遊ぶものを今回の題材に選んだだけ。
 カジュアルゲームでは、ゲームプレイが洗練され続ける一方、ストーリーテリングは水面下に隠れている(submerge)。無意識下に隠れている(subliminal)とまで言ってもいいかもしれない。それについて書くのは難しい。少なくとも自分には。「最後の晩餐」のほうが「ロスコ」の抽象画より描くのが簡単でしょう。純粋なゲームプレイについて書くのは辛い。自分で表現しやすいものを選んでるだけで、十分面白いに違いない他の分野を排除するつもりなんてない。

IGN:Slateのレヴュアーは、「あなたのゲームへの思いくらい力強いゲームをいつの日かプレイしたい」と書いていたが、(訳:その皮肉に満ちた物言いは)こちらにとっては少しガッカリした。なぜならそれは、伝統的なポップアートの形態の力を賞賛することで、ビデオゲームという形態自体を排除することでもあるからだ。メディアの可能性を持ち上げる一方で、ビデオゲームが成し遂げてきた過去の偉業について矮小化する傾向ってのはひどく悪しき習慣だと思う。あなたはどう思う?

Bissell: 彼のような、ゲームがそしてゲームプレイが好きな人々は、娯楽を提供するためのより伝統的なシステムに対して意味を見出したがる傾向があると思う。その種の人々にとっては、ゲームが、単に「気持ちいい」というようなレベルではなく、自分たちが真に探究できる批評的な語彙を持たないレベルで語りかけてくるなどということを熟慮してみることは難しい。(訳:この表現がすでに難しいw) それが大問題なんだ。
 ゲームは、ゲームプレイレベルでは多くの奥深い余韻をもたらすが、伝統的なレベルではほとんど何ももたらさない。"Gears of War"のような、アホ臭く、間抜けで、暴力に満ちたゲームで、かつ気持ちいいものもある。君のGearsのプレイを傍観している誰かに、この本当にエレガントなコンバット・コントロールがこのゲームの奥深さの源なんだと説明するのはとても難しい。
 この本の中でも、ありえないくらいしょうもないストーリーのゲームでも、メカニカルな面で奥深さを真に体現できているものなら、やはり偉大なゲームだ書いた。その形態を認めない人たちを説得する方法があるかどうかはしらない。ゲームに関心を払わなくちゃならない、としかいえない。そして「これがすき」、「これがキライ」というレベルを超えて関心を持たなくちゃならない。ゲームをプレイして得ることができる本当の感覚を大切にしなくちゃならない。

IGN: ロックンロールと同じですね(訳:裕也さんみたいになってきたぞw)。

Bissell: そそ。えにもいわれぬクオリティ。(訳:なんだよ、ストーリーテリング重視じゃなかったのかよ)

IGN: ですよね。歌詞を後から知れば、そのほとんど意味を持たない二行韻の羅列が、リズム、ピッチ(テンポ)、グレイン(パターン)、ボーカルやなんやらとあいまって音楽になって、何か超越したものに聴こえるんだ。 

Bissell: まさに完璧な比喩だと思うよ。

**********

 このくだり、Slateの次の(批判的な)レヴュー記事を私がちゃんと読んでからじゃないと真意伝わらないですね。だからちゃんと読んだよ。
 そしてこの書籍の著者が「シリアス・ゲーマー」であり、「ハイ・レベル」のゲーム中毒者であり、コカイン中毒者でもあった時代があることがわかる。

http://www.slate.com/id/2256613/pagenum/2

 このレヴュー記事の出だしはこう。「過去2週間、自分はRed Dead Redemption(RDR)で16時間遊び、60%の達成率だったそうだとゲームのスタッツが教えてくれた。このペースであと1ヶ月は遊び続けられるだろう。もし飽きが来なければ(そう簡単にこないだろうが)、もっと長時間遊べる。
 だが、長時間には上がある。平均的アメリカ人はテレビ視聴にもっと時間を費やしており、。自分はネットに長い時間を費やしている。自分の場合、ゲームは非生産的な時間帯に制限している。RDRを遊んだからと言って、仕事も生活も破綻していない。
 そしてゲームは楽しい。もし君が快楽こそ人生の目的という理論を受け入れるなら、君は私にRDRをもっとプレイしろと主張するだろう。
 ではなぜRDRを長時間プレイすることに罪の意識を感じるのだろう? それはRDRがいかに洗練されたゲームであっても、他のある種の形態のポピュラーアートに比較してひどく堅苦しいと感じてしまうからだ。
 過去、RDRにしろどんなゲームにしろ、音楽や映画、TVショーで感じたような感動を与えてくれたことはただの一度も思い出せない。

 真ん中はこう。「著者にとってはGTAは、コカインと同等レベル。時間を忘れることのできる没入性、逃げ出せない依存性、そしていい気持ちと悪い気持ちの両方を同じだけもたらしてくれたそうだ。彼によればゲームはストーリーが大事で、物語性の欠如に憂慮しているという。自分にとってストーリーはGTAだろうがRDRだろうが「おかず」であり、そのふたつのゲームは単に他のゲームよりましで賢い程度だ。ストーリーのシーンはスキップできるし、主人公を動かす自分がやりたいからそうプレイしたのであって、なぜそうしたかといえば、そのほうが面白いからだ」

 まとめはこう。「表面上は楽しい読書であったが、この本はかなり悲しい。彼のドラッグ影響下におけるゲームへの逃避について思い巡らさずにGTAを遊ぶことは二度とできないだろう。いつか、この書物がゲームに対してそうであるように、私の傍から長く手放したくなくなるようなゲームを手にしたいと祈る。だが悲しいことに、それも難しそうだ」

 なかなか。辛らつな書評である。

 「しょうもないストーリーで、優れたゲームプレイ」のゲーム。
 「優れたストーリーで、しょうもないゲームプレイ」のゲーム。

 そんな議論も不毛だよね。そんだけ没頭して、ポイントそれかよ!という気もする。

 そして、この本は読まなくてもいいか、とも思い始めた。ハイゲーマーの手記を読んでいかほどの価値があるのだろう。
 

 つうか、この記事を読んでる人こそ、もう誰もいないか・・・。

 今は時間が最も貴重な資源である私にとっては、「やっぱちがったね」のリスクは冒せない。損害無限大。

 そうかiPadで読めばいいのか!
 iPadないな。

(追記)
 読み直して、これじゃ意味わかんないな、と思ったので補足。誰も求めてないだろう。いいの別に。

 著者のほうは、ストーリーテリングに興味があるといいながら、「でもゲームのよさを言葉にするのは難しい」とか逃げ口上満載。「批評できる語彙を持たないレベルのもの」なんて批評できないでしょう。目に見えないピンクの馬? ユニコーンだっけ? それと同じ轍を踏んでませんか?
 ロックンロールが完璧な比喩なんて、ロックにストーリーはないぞ。あるのはドラマだけだ。 

 Slateの批評のほうは「いいおとながゲームに逃避してアホじゃん。時間の無駄じゃん。ストーリーがどうとかいうなら、ゲームじゃないだろう。小説読めよ。映画観ろよ。こっちはそれほど暇じゃないんだ」ということ。

 簡単に言うとね。
 実は著者のほうは一見してわけわからんことつぶやいてるから、もしかしたらオシイさんみたいにすごいことを言ってるかと思ったが、どうも違うようだ。そしてオシイさんもよく聞いてるとやっぱ違うようなのはご承知のとおりだ。
 購読は自己責任でね。 

 

"Yellow-Brick Road"

 誰も遊んでいない"Alpha Protocol"の記事などいるのか?

 いや、表題に関連してちょっと面白かったのがあるんで。

 これがわかる人って意外にも結構いると思うのですが、"The Wizard of Oz" (1939)「オズの魔法使い」ですよね。マンチキンの国(いやいや、ネトゲの最強ちゅうギルドとかじゃなく)からエメラルド・シティまで向かうための道しるべ。

 日本語ではなんとなっていたのでしょうか。黄色い煉瓦道? 黄金色のレンガの道?

 実は映画ではこのレンガの道が分かれている場面があって(案山子のところね)、ここは自分で選びなさいとなる。この部分どうやら原作から逸脱しているそうで(原作でもエメラルドシティへ向かう道はふたつあるそうだが)、主人公ドロシーのひとりだちとか、少女から大人へのなんだかんだとか、色々コノートするものもあるんでしょう。

 「オズの魔法使い」で有名なセリフはいくつもあるでしょうけど、冒頭のあの衝撃的なシーン、

"Toto, I've a feeling we're not in Kansas any more. "
"… We must be over the rainbow ! "

ってのは、リッチー・ブラックモアが・・・(はいはい、余談はもうやめ!) 

 とにかく、欧米(とくにアメリカ合衆国)におけるこの作品のインパクトは筆舌に尽くしがたいものだったらしい。リファーするサブカル関係のネタはもう把握できないくらい多い。ロックバンドTotoのネーミングもドロシーの愛犬から来てるとか違うとか、エルトン・ジョンの歌にも"Goodbye Yellow Brick Road"まんまの題名のものがあるそうです・・・。まあ、あの人はねえ。実はこの映画がノンケじゃないあっちの世界に与えた影響はかなり大だったそうで、詳しく知りたければwikipedia(en)などご自分でご覧下さい。
 なんだかんだで日本のRPG界黎明期に与えた影響ももちろん少なくないのかもしれん。ルビーの靴とか、何度流用されたことでしょう。
 往年のファミコン時代の名作と誉れ高い「ヘラクレスの栄光」などは、サブプロットのストーリーがもろ、オズそのまんま。でもパクリなのにやっぱり泣けたw。

 サム・ライミがこの映画のプリクエルを製作するとの噂もあるとかないとか。まじですか。

 中身はわりとネタバレですんで「続きを読む」の下に。
 (ただ、上のネタが重すぎてAP関係記事の薄っぺらさがわかるだけとも)





続きを読む ""Yellow-Brick Road"" »

Equilibrium、Ultraviolet、MGS(没?)

 "Equilibrium"「リベリオン」、"Ultraviolet"「ウルトラヴァイオレット」、カート・ウィマー監督。

 いや"Mass Effect"の監督にどうか思って、観ていなかった上の二作を観たんですが、この方は脚本メインで、自分の本じゃないと監督やらないかも。MEのほうはすでに「アイアムレジェンド」(無言)のライターが居座ってくさりやがるので、無理かなあ。

 "Law Abiding Citizen"でも脚本を書いている。こちらは題名からしてちょっとねーーー?と思って見逃していたのですが、"Equilibrium"、"Ultraviolet"とも高度管理独裁社会の話なので、他のネタはどうなのかと興味が出てきた。引きずられて観るかも。
 こちらの監督は"Kane and Lynch"の映画化を噂されてるそうですが、また主演ブルース・ウィルスなの? ほんまかいな。

 おかげで、ウィマー氏が同じく脚本を書いている。"Salt"っていうアンジェリーナ・ジョリーの映画にも興味がわいた。スパイものらしくて監督は、"Patriot Games"、"Clear and Present Danger"、"The Bone Collecter"のあの人、誰だ、フィリップ・ノイス? うーん。

 でも「ウルトラヴァイレット」(UV)への世界的なヘイトはなんなんだろうね。この現象を理解するためには「リベリオン」から先に観ないといけなかったのか? あれだけミラが出まくって、一体なんの不満があるというのだろう。中身? ストーリー? んなものは期待するほうがどうかしているでしょ。アクションがお粗末? プラスチック感満載で軽い? だってそれ狙ってるんでしょ? ラテックスラテックスw。
 「リベリオン」もネタ的には使い古された食材を、今風の変わった方法で調理いたしましたというところが売りですね。当時は一部から爆発的に人気を博し、カルト的人気になったそうです。そうか、UVに対する批判は、その期待ににそむいた、ひいきの引き倒し、陶片追放とか、そういう感じに近いのかも。

 でも、UVがいくらなんでも"Æon Flux"「イーオン・フラックス」とか"Elektra"「エレクトラ」より低いってころはないだろー。ていうかどっちも観てないのでそういう文句を言うためにこれから観る。

 UVへの信じられないヘイト、そのせいではないだろうが、ウィマー氏のMGSの映画化の話はぽしゃっちゃったんですか。おおかたゲームメーカーと映画会社の折り合いがつかなかったというところでしょう?

 MGS実写かあ。やるならアニメでいいんじゃないですか。不勉強だけど、さすがにMGSのアニメはまだないよね?
 アクションゲームの実写化で成功したのは、上述のミラの「バイオハザード」、ジョリーさんの「トゥームレイダー」、そしてジャン・クロード・ヴァンダムとカイリー・ミノーグが豪華競演の「ストリートファイター」くらいだそうだからねえ(最後のは誰が言ってんの?!)。

 そして、カート・ウィマーのプロジェクトとして、"Totall Call"のRemakeが進行中って、ヴァーホーヴェン監督のカルト的ファンである私からしたらなんだよ? なめんなよ!

 レイチェル・ティコティンだぞ、シャロン・ストーンだぞ、マイケル・アイアンサイドだぞ?
 あ、あと、主演シュワちゃんだったらしいよ、どうやら。 
 ハリウッドはヴァーホーヴェン先生の名を歴史から抹殺しようとしてるなっ!
 先生、ほんとーーーにハリウッドから嫌われてるからな。
 次は「ロボコップ・リメイク」か? でも誰も「スターシップトルーパーズ」のリメイクはできまい。どうしてもやるならちゃんと原作どおりに"District 9"みたいなモビルスーツ出してください、お願いします。

 あ、そういえば先生の「ブラック・ブック」途中まで観て放置してるわ。観なきゃ。(ほんとにカルト的ファンなのか?w)

 この方(なんだか話が横道行きすぎた)、カート・ウィマー監督もなんだかんだ忙しそうなのでMEムービーはないでしょうねー。UVのプラスチック系、ラテックス系、アクションシーンを観てて、わりと通じる世界がある、ちょっとやって欲しい気もしたんですが。

2010年7月 4日 (日)

【SWTOR】バイオウェア・ミスティック・・・。

 今の世の中、セミリタイア中のお金持ちでもなければ、大体の人には人ごとじゃないだろうが、Warhammer Online(WAR)のMysticがEAのヘッドカットのわりをくってしまった。残ったスタッフはBiowareに吸収合併で、Bioware Mystic(BM)というよくわからん名前にされた。

http://www.gamespot.com/news/6268054.html?tag=latestheadlines%3Btitle%3B1

 読んでみると、BMは、Bioware創業の地、現本社のカナダ・エドモントンに立地して、第二のMMORPG拠点として開発に当たるという。ちなみに"Star Wars: The Old Republic"(SWTOR)はBioware Austin、テキサスで開発中。

 前々から申し上げている、「スター」と「負け犬」の話を地で言っていますね・・・。
 またあの図を載せるのも(バカのなんとか、じゃなく一つ覚えと思われるといけないし)気が引けるので、過去記事リンク。

http://vanitie.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/swtorea-815a.html

 この記事で気になることはふたつ。

1.皇帝は失敗をお喜びにならない?

 WARは、WoWキラーの命を受けて勇躍飛び出し当初75万人の購読者を得たが、やがてその数は30万人に落ちた。RvRというビルドインされた性格上、過疎サーバーは許されず先日63サーバー停止。13サーバが残るのみなんだってさ。

 SWTORはその高いブランド・アウェアネス、E3の評判から見て、WAR以上の初期購読者を得ることは間違いないでしょうが、これもやはりWoWキラーの命を帯びているのでしょうか?
 んなもの小学生が考えても勝てるわけあるまい。あちら12百万だよ?
 人口がそれ以下の国家がいくつあるか知ってる?
 せいぜいいけてもディスタント・セカンド(distant second)じゃない? 何馬身離されるか予想はつかないけど。
 追いつけないとわかったとき(いや、もう今すでにわかってんだよ!)、SWTORも、Biowareも「お前には失望したぞ」と宇宙皇帝にポイされちゃうんだろうか? あ、ルーカスアーツとEA両方からか。

2.第二のMMORPG拠点?

 「第二の」が気になるw。WARを当面続けるってだけの意味なんでしょうか。それともDragon Age Online? それは困る。MMOなんていっぺんに何個もプレイできるわけない。つか、個人的に命を賭ける気も時間もないんで、そんな、そそるものはやめて欲しいw。

 そういえば毎週のように"Star Trek Online"から、お求め安くなりましたメールが来る。ATARIが不憫でならない。"Champion Online"もどうなんだろう。
 だからあれだけD&D4.0でやったほうがいいと言ったのだが。Turbineなんてワーブラに買収されちゃったから、DDOのあと、どうなるかわかんない。

 でも、BlizzardもそろそろWoWやばいっすね、限界近いっすね、というのは気がついてるみたい。そのときはなんのこだわりもなく、無料化するとかしないとか。その割り切り方がなんとなくいやw。そう思うのも判官びいきでしょうけどね。

 あ、FFXIV待ちの日本の皆さんには関係ないお話でしたね。皮肉まったくなし、というかあれを世界同時で遊べるのは名誉と思うべきでしょう。
 私はベンチの結果がいまいちだったんで、草葉の陰からこっそり繁栄を見守ることにしますw。原因はグラボかあ・・・。こうなったらPS3でやるかなw(おいおい)。

【AP】初回クリア。

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「腹が立つかね、ソートン君?」

 いや、別に?

 まあしいていえば、DRMのせいで当初"Alpha Protocol"のPC版動かずPS3版まで買わされたってのは憤慨したが。しかもPC版できるようになっちゃったしw。
 
 もう前記事でだいぶ書いたので繰り返す必要もないです。
 プロットだけ書けば、「なにそれ結構面白そうジャン?」という話に聴こえます。
 ネタバレはここではやめときます。ほんと何をどう書いても、全部ネタバレ。それが言いすぎなら「ミスディレクション」になっちゃう怖れ大。「続きを読む」以降に。

 PC版とPS3版ではグラフィックも大差あり。PS3の画面描写のもたつきはシューターでは致命的な欠陥だ。PC版は一般的なグラボでやっても(画面が古臭いのは一緒だが)そこまでひどくなさそう。操作性は、エイム関係を除けばPS3版のほうが若干勝ってるかな。

 エンドゲームまで遊ぶと、「ああ、このときは続編のAP2作りたかったのねー」とわかる。いや過去形(英語だと完了形?)で言ってしまっては可愛そうだが。

 今日現在、GameSpotの(6.0、6.0、6.0)に対してメタスコア(7.5、6.5、6.5)、ユーザー(7.0、7.1、7.1)、表記は(PC、X360、PS3)。
 IGNで(6.3、6.3、6.3)に対してゲームスタッツ(6.6、6.6、6.6)、ユーザー(6.3、6.1、7.3)。
 GameSpotのほうが日ごろからRPGに関する注目が高めなので、若干年齢層がおとなでバイアスかかってるかもしれません。個人的には6点はない。7点台でいいかと思う。

 これでAP2出すのは勇気がいる。しかも同じエンジン使いまわしたら、もう救いはない。
 やるなら、Obsidianがマイスターと呼べる分野、複雑怪奇なプロットと、多種多様なタレント・スキルを盛り込んだキャラクタ・メイキングの自由さを生かし、もっとずっとRPGに軸足を置いたものであるべきだ。
 名作がいくつか存在するステルス、カヴァート、シューターの分野で勝負すべきじゃないです。もうObsidianにその分野のエクスパタイズがないことは十分わかった。天才でも雇わない限り(まず来るわけないだろうが)やるべきじゃない。

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「よかった、やっと目が覚めたのね!」





・  

続きを読む "【AP】初回クリア。" »

【AP】あながち、パチモンでもないかもしれない。

 "Alpha Protocol"、PS3版ようやく一回目のクリア前、エンドゲームです。
 認証でプレイできなかったPC版も、それにしても悔しいなと、往生際悪くいじっていたら入れるようになった。よって画像は撮れるようになってしまった。

 でも紙芝居でやるのはちょっとやめときます。

 「笑うしかない」と揶揄されるコンバットシステムのお粗末さ、初代"Splinter Cell"にも負けちゃうのでは?というグラフィックのせいでIGNからも辛いレヴューをもらっちゃったので、世の中ではもうなかったことにされているゲームなんでしょう。SEGA/USの縁があってすら、日本語での発売は見合わせちゃうんじゃないのかな。
 
 コンバットの冗漫さ、不自然さは苦痛に感じる人が多いのは間違いないので、二転三転するプロット、シナリオの妙が目的でなければお薦めしません。さすがの温厚な私ですら、ディスプレイの前で声を荒げることがあるほど、主人公も敵兵士もここぞというところで理不尽な動きをしてくれる。
 
 そうであってもエンドゲームまでこぎつけられたのは、やはり最後はどうなっちゃうんだろ?というストーリーの先が知りたいから。
 しかもここまで一回遊んできて、これは最低あと一回くらいプレイしないといけないかもしれないと思い始めている。
 メインの展開はほぼ一緒なんでしょうが、途中の変化は一回のプレイなとでは全貌を把握できないくらい多岐にわたる。原因と結果も一対一対応ではなく、かなり込み入っているし、NPCの反応などには一種倒錯したようなものもあるので、思い通りの結果が出ないほうがふつう。

 今となっては妄想にしかなりませんが、この複雑なプロットさえあれば十分売りになるので、仮に"Neverwinter Nights 2"程度のシステムとグラフィックでも十分通用したのだと思う。あるいは"Mass Effect 2"か"Fallout 3"などの二番煎じレベルのシステムでもよかった。下手にMSGとか"Splinter Cell"とか、covert(カヴァート)もの、潜入ものを意識して、3Dアクションに固執しちゃったのがいかんかったんですよ(実際、結果として完全3Dでもなんでもないし)。

 複雑怪奇な諜報業界の「自分以外は誰も信用できない」という世界観を武器に、さまざまなNPCとの絡みと、その結果生まれる融通無碍とも錯覚してしまうような展開を中心にすえるべきだったのでしょう。つまり、カヴァート・シューターじゃなく得意のRPGを前面に出すべきだったんですよ。

 訪れる場所もサウジ、モスクワ、ローマ、タイペイ、そしてAP本部だけじゃ、上映2時間のジェームズ・ボンドかジェイソン・ボーンの映画と変わらない。世界をまたにかけるなら、もう少し増してほしかった。
 もちろん、シナリオの分量も比例して増加してしまうってのは障害にもなりうるでしょうけど、3Dにこだわってしまったから増やせなかったというのもあるのじゃないか。レヴューでも批判されていたように、一部実在する建物を除くとどこもかしこも似たような風景で、しかも箱庭にもほどがあるほど狭苦しい。やっとの思いで作りましたって感じ。その分野不得意ならそんな道を目指すべきじゃなかった。

 多彩な能力を中心としたキャラクター・メイキングがあるから「RPG」というにも、無理があるんです。どう育ててもほとんどコンバットに無関係だから。必勝法が存在するというといいすぎだけど、結局ステルスとアサルトライフルをとって、あとは余ったら格闘技かピストルでもとっときゃなんとかなっちゃう。それすら守らなくても、プレイはしていないがずっとショットガンで通してももどうにかなっちゃうかもしれない。

 レヴューでは「主人公もNPCもキャラぜんぜんたってない」と批判されていたが、それはどうかと思う。世の凡百なシューターになんてキャラもへったくれもないんで、それと一緒にするのは酷だ。というかライターに失礼だ。
 確かにエスピオナージもののステロタイプのようなキャラは出てきます。出てきますが、それよりも重要なのは、(まだクリアしていないから言えるですが)誰が信用できるか最後の最後までわからないこと。そういう意味でもプロットのツイストがすごい。善人は誰もいないが、本当の邪悪な精神の持ち主は(予想ですが)、数えるほどしか出てこない。

 ハードボイルドを狙った台詞回しが、みな早口で吐き捨てるような物言いになってるので、モノトーンだ、キャラが際立たない、という批判は確かにある。でも、これハ-ドボイルドだど?(苦笑)
 ハリウッド映画観すぎじゃないのか。ラドラムの小説のどこにこじゃれたセリフを吐くキャラが出るんです? ジャック・ヒギンスに営業スマイルのキャラ出ますか? フリーマントルのキャラがアニメ声で話しますか? 乾いたセリフだからこそいいという気もするんです。でもゲームプレイ自体がもたもたしてるから、せっかくのセリフの雰囲気が全然マッチはしていないとは言えるかも。

 軸足をRPGじゃなく、シューターに置いて、かつシューター狙いなら当然必須要件の「直感的コンバットシステム」と、それを支えるグラフィックの創出に失敗してしまった。
 そういう面で本当に惜しい。重心を置く軸足が違ったんです。 
 
 プロット関係は(たとえ細部でも)強烈なバレになるので「続きを読む」以降に。と思ったけど、もう眠いので次回に。

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