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2010年5月30日 - 2010年6月5日

2010年6月 5日 (土)

Pan's Labyrinth

 AP届きましたが、PC二台にインストールするもDRM由来のせいかブラウザのせいかなんかで認証できず、かなり調べたつもりですが糸口が見つからず放棄しました・・・。
 まあ、洋ゲーマーたる者、この種の理不尽な世界に泣かされるのは職業病みたいなもの(どこが?)。
 日本でやってるせい?かもしれない。あまり売れていないらしく、フォーラムでもそれほど盛り上がってるようではないので、原因はっきりわかりません。
 土台、中身はびっくり面白いものじゃないだろうから。いずれ解決されるか、安いダウンロード版が開放されるまで忘れようかな。

 むう、素直に(PC版と違って認証が問題にならない)PS3版を買えばよかったのだ、あわよくば記事を稼ごうなどと欲をかいたからこんなになったのだ・・・。

 おかげさまで、また積みBD崩しが少し進んだ。"El laberinto del fauno"、すみませんスペイン語わかりません。"Pan's Labyrinth"(2006)。好きな人はものすごい好きらしいこの映画、子役のお姉ちゃんは確かにかわいかった。
 いや、もちろん見ごたえありましたよ。むしろ名作の部類かもしれないのだが。

 ただね・・・。あまりに可愛そうすぎるだろうよ。全部あの子の妄想だったとしたらどうなのよ?
 スペインのファシズムなどご存じない方も多いんだろうけど、トルコとスペインはナチスと同盟こそ築かなかったが、枢軸よりだったんですもんね。
 田舎の独裁者も(こそ?)やっぱ怖いなあ。

 監督のデルトロは冒頭短いご挨拶をしていましたが、撮影で45ポンドもやせたとか。20キログラムですね。最初は何キロくらいだったかは写真でご尊顔を拝見するとわかりますけどねw。そして最後まで撮れずに死ぬかもしれないと思ったとか。

 エンデのとも、宮崎のとも違う(そしてその二つが甘っちょろいとも思えて霞んでしまうかもしれない)女の子の幻想を扱ったものなのか。

 お姉ちゃんが本の虫で、「御伽噺で頭いっぱいにするにはもういい年なんだから!」と母親から諭されるあたり、いろいろ共通しそうな映画は思い浮かぶのですが。
 今「マチルダ」"Matilda"(1996)が浮かんだ。だって名前がマチルダ・ウォームウッド(笑)。あっちもぶっ飛んでいるとはいえ、結局ほのぼのコメディでしたしねえ。

 スペイン人はやはりあの、スパニッシュ・インクイジッション(要するに魔女狩り)の汚名をいまだに恥じているらしいので、このように独裁者と魔法の話だから、なんかそこに持っていくのかと思ったら、ぜんぜん違っていた(いい意味で)。

 「パンズ・ラビリンス」はスティーブン・キングが絶賛していたというのもわかります。けど、ちょっと好きか嫌いか悩んでしまう映画でした。

 あとは"Tombstone"かな。ワイアット・アープ、ドック・ホリデイものなのは題名からわかりますが、これもあまりモラールがあがらず、なかなか進んでいない"Red Dead Redemption"の参考にと思って見始めたのですが、うーん、ちょっとまだ最後まで見続ける気力が沸かない。カート・ラッセルもヴァル・キルマーももちろん好きな男優ですし、悪かないけど、これといって・・・。どこがいいんだろう?
 要するに坂本竜馬を誰がやってもあまり代わり映えしないとか、そういうことかな。

APを待ちながら。

 やっと奴隷的使役状態から解放された。
 週末はゆっくりあれを試そうと思っていたのに・・・。
 そろそろ到着していいはずなのだが、"Alpha Protocol"がこない。

 APといえば、あのインフレスコア・レヴューのIGNから6.3もらっちゃいました・・・。これはホントにひどいスコアだ。BiowareやObsidianには多少ゲタをはかせていたはずなのに、今回はまったく愛がない。 

http://pc.ign.com/objects/794/794750.html

 内容はもう省略します。GameSpotのレヴューをなぞって、さらに辛口にしたようなもの。特に敵の挙動が完全にお笑いレベルだとかなりレヴュアーは怒っていなさる。
 リーダーの評価はわりとハッキリ二分化されていて、ストーリー重視はわりと高い点、グラフォック・ゲームプレイ派は、もう絶望的に低い点をつけてる。

 そして"Deus Ex  Human Revolution"のトレーラーを見せ付けられて、私はもうAPを遊ぶための絶望時の士気チェックに失敗しました。

http://www.gametrailers.com/video/e3-2010-deus-ex/100909?type=flv

 RPGじゃないけど! RPGじゃないけど!
 こりゃきっと比較にならん。もちろんトレーラーだけで決め付けるわけにはいきませんけど、大リーグとそこらの草野球くらいのちがいがあるんじゃないのか。
 もちろんこちらのライバルはAPなんど歯牙にもかけず、MGSでしょう。スクエニだから日本語版もこっと確定でしょう。これはいいことだ。 

 さらに、"Fallout: New Vegas"のゲームプレイプレヴューを見てダークサイドに堕ちそうになった。

http://pc.ign.com/dor/objects/14341979/fallout-new-vegas/videos/falloutnv_vdp_060310_v3.html?show=hi

 アニメーションとか、前作から劣化してないか? わざわざ変えてるのか?
 Obsidian、なに余計なことしてんの?! そういうところに手をつけるなよ、お前ら苦手なんだから! できないんだから! 手に負えなくなるんだから。

 最後に。Biowareの精神的ファミリーと呼んでもいい、CD Projekt REDの"The Witcher 2: Assassins of Kings"の開発者ダイアリー。

http://pc.ign.com/dor/objects/14345201/the-witcher-2/videos/whitcher2_trl_devdiary1_60310.html?show=hi

 すげえ期待がもてます。ポーランド語は残念ながら堪能ではないので、字幕だけで判断する。
 たくさんのコンパニオンやフレンドが登場するというので、個人的に待ちに待っていたコンパニオンとのパーティ制と思ったら、残念なことにBiowareゲームをお手本にはせず、コンパニオンは確固とした独自の人格を有している。ただ、それぞれ主人公Geraldの言動から影響を受けるようでもあり、どのコンパニオンと一緒にクエストを進めるかによって、彼らのリアクションも違い、ストーリーも変化していくようだ。
 ストーリーは前作より短いものの、ノンリニアで、お遣いクエストは極力排した。それぞれの決断は後に大きな影響を持つ。
 前作はプレイ不要だが、Geraldはインポート可能であり、かつ"The Witcher"でのGeraldの行動は続編にも影響するとのこと。

 モンスター造形や雰囲気などはスラヴィックの神話・伝承などをメインに引用して、セルティック、スカンディネイヴィアン、ジャーマニックのものも取り込まれているらしい。
 エッチもロマンス?も重要だそうだっ。

Tris
 ト、トリス!

 Biowareの精神的後継者はどうやらこっちのほうかもしれない。
 
 とか言ってるうちにAP来ないかなー。

2010年6月 2日 (水)

【ME2】パーソナル・ミッションからみる映画性

 やばいくらい忙しいのと、中身完成しないのとで、しばらく放置していたら、ハトヤマ劇場終わっちゃったw。
 笑いひとつつぶされました・・・。
 くやしいのでその部分原文のまま残しておきます。

**********

 マス・エフェクト映画。どんな映画になって欲しくないかは既に書きました。 

 どんな映画になって欲しいか? 
 これは難しい。私ごときが考えたら既存のものの二番煎じにしかならないのは目に見えてる。
 作品が2時間程度なのは所与(given)として、単発なのか三部作狙いなのか、舞台はME1やME2と関連するのか、あるいはこれから出るME3とME2のつなぎのようなものになるのか。
 そもそも実写メインなのか。
 なんもわかってない。
 
 コマンダー・シェパードが主役を張るのは間違いないのか。それは男性なのか。
 CRPGからはノルマンディ号(SR1?SR2?)と操舵手ジョーカーはきっと出そうだが、他にもキャラを借りるのか。
 ME1なら普通にリアラさんが出そうですが、アシュレイやカイダンは疑問。出た瞬間にどんなオチがあるかわかりそうだから。個人的にはタリちゃん希望。ME2ならEDIも欠かせなそう。

 妄想が膨らむ一方なので、少し気分を変えて、以前もやったかもしれない、ME2の各コンパニオン(スコードクルー)のミッションから、つまり断片から全体を想像してみる。
 きっとあてにならないけど、作り手がME2の世界はマスリレーとリーパーズの宇宙戦争だけじゃないと思ってくれれば、多少期待できます。

 それぞれのミッションのテーマ、プロット、コンセプトに近い「映画」を私の知る限りの範囲で探そうという試み。下手するとこじつけという可能性もw(英語では、これをスピリットとかエッセンスといいますw)。

 当然のようにネタバレを含みますので「続きを読む」のあとに。 





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2010年6月 1日 (火)

【SWTOR】君よEAの輝く星となれ?

 "Star Wars: The Old Republic"の記事はあまり書きたくなかったのです。

(理由)リリースされたと喜ぶのもつかの間、ソロプレイはほとんど意味のないMMOであって、自分がフルタイムで没頭できないことが確定しているので、おそらく今までで一番のご馳走になるものを指をくわえてみていることになる。そして、それは本当に頭に来るから。

 ソロプレイには本当に意味のないMMOもプレイしたことがありますが、日本語版があったし、他のプレイヤーとそれなりに結構お付き合いもしました。それはもちろん楽しい。
 MMOというくらいだから、基本はパーティ・プレイで、チームワークが必要なのが普通なんすけど、この「チームワーク」ほど翻訳不可能な言葉はないからね。ガイジンのあんちゃんたちとやるのは結構辛いよねw。
 あるMMOはEUサバで遊んだこともあり、ヨーロッパの皆さんは、みんながみんな英語が堪能なわけではないので、わりと低いレベルの英会話で盛り上がったりもしてましたが、やっぱ疲れるよねー。

 http://pc.ign.com/articles/109/1093149p1.html

 EAが今までの歴史の中で一番資金を投入したゲームになるという。
 なにしろ敵がWoWですからねえ。MMOハルマゲドンになるのかどうか。

 これまで一番お金かかったのはどれかなのか、は教えてくれない。

 NFLとかNBAのリーグと選手会に払ったライセンスフィーが一番高額だったりしたらちょっと笑えるんですが・・・。
 プロスポーツシリーズは看板だけとりかえて微調整で儲けてきたんで、それはないかな。

 マデン・フットボール他は、例のBCGの古典的マトリックスでいうと、「キャッシュカウ」、「金のなる木」でしょうね。

2004110321323521growthsharematrix_3

(注)このマトリックスはもう古いので、本当に興味があるかたはご自分で調べてください。
 ビジネスでもなんの意思決定でも何かの戦略モデルを鵜呑みにして金科玉条のように扱うことが一番問題です。それが成立するのだと経営者は不要になりますしね。臨機応変が良い。


 誤解される方が多いのでいちいち断りますが、これは今後売れ(続け)そう、ダメそう、という将来を予想して現在の投資判断(お金つっこむか、ほどほどにするか)をする際に使うものなので、結果として「売れた、損こいた」で見るのではありません。

 同じような「キャッシュカウ」扱いには"Battlefield"シリーズがあったのですが、最近の"Bad Company 2"はまじめにプレイしていないのでコメントを控えます。
 ここら辺が一番金かかっていたのかな? 

 このマトリックスでいえば、SWTORはお金つっこんだらつっこんだだけ見返りが期待できる「スター」、「急成長株」ということになるんですね。
 別にスターウォーズとスターを引っ掛けてるわけではない。

 "Dargon Age: Origins"も"Mass Effect 2"もSWTORに比べれば規模こそ小さいだろうが「スター」扱い。(そう、このマトリックスには「規模が表現されてない」という批判があることを思い出した)
 ちゅうか、今やEAファミリーではBiowareが将来を嘱望されるスター扱い。

 EAの忌まわしい過去の歴史に、ウルティマ・オンラインの新作を葬り去ったというものがある。ギャリオット翁がいうこときかなくなったとか色々言い訳していますが、あの人は最初から人のいうことはきかない。
 このマトリックスではお金が懸るわりには見返りに疑問符がつくという「クエスチョン・マーク」、「問題児」と見なされたということでしょう。
 結果はどうかしらない(開発されなかったのだから)。だがこのマトリックスはそういう風にみるものなのです。

 「ドッグ」、「負け犬」の例はみなさんでお考えいただければいいかとw。

 なんか出せ? うーんw。
 "Medal of Honor"は、当初は「スター」だったのに、いつのまにか「問題児」となってしまい、続編を出すうちに(決して駄作ではないのだがライバルがすごすぎて)意図せず「負け犬」の地位に落ちてしまったのかと思っていた。

 ところが今回、捲土重来(けんどちょうらい)を期してまたリメイクしたようです。「負け犬」とはみなしていなかった。スター復活!を狙ってるんでしょうかね。

 EAの悪名高き「買収したフランチャイズつぶし」ってのは、この文脈で語るとすれば、[スター」フライチャンズを買収して、「キャッシュカウ」狙いのミルキング、お金かけず絞れるだけ絞りとる戦術(回収最大化のため、通常は全プラットフォーム一斉攻撃をかけますね)を狙っていながら、品質がおざなりなのを見透かされて、結果として十分回収できる見込みがなくなる「負け犬」フライチャンズを創り出すということなんでしょう。

 負け犬、負け犬書いているとまたココログの「愛犬家」のリンクがつきまといそうです・・・。

 今のところは、ME2もDA:OもBiowareが比較的自由にやっているようでひと安心。たまにEAのマーケティング専攻MBAが考えた「最強のDLC戦略」が見え隠れして腹が立つけど。
 
 SWTORもBiowareの売りのひとつ、カラフルでよくしゃべる(時にあきれるほど憎たらしい)コンパニオンを盛り込んでくれるようだ。期待が高まりすぎて怖い。

 WoWは(もちろんレイドがメインなのでしょうが)ソロプレイヤーにもそれなりに遊ぶ場を提供していると聴いています(お試しコースしか遊んだことがない)。
 そうなってくれないかなあ。 

 そもそもマッシヴ・レイドのとき、コンパニオンはどうなるんだろうね? 
 コンパニオンは何人同時に雇えるんだろうね? 
 蓋開けてみたらやっぱオバカAIだったりしないよね?

 この後、妄想が果てしなく続く・・・。

 

2010年5月31日 (月)

【SWTOR】コンパニオン(変なリンクつけないでよココログ)

 もう、MMORPGじゃなきゃ、本当良かったんだが・・・。

 http://pc.ign.com/articles/109/1093317p1.html

 "Star Wars: The Old Republic"がヤバイ。マジ。

 奥さん、これほんとーーーにマジです。
 あーっ! できるだけソロでプレイできるようにしてくれー!
 お、お願いします!
 レイドはあきらめるからー。
 もうMMO完全復帰なんて無理だよー。

 アメリカの小僧にため口きかれながら、やるのかー。
 かれこれ"Rune of Magic"以来だ。つらいかもw。

 James Ohlenは、Biowareのほぼオリジナルメンバーと呼んでもいいくらい初期からのヴェテランで、数多くのゲームでリード・デザイナーの役割を果たしてきた重鎮。
 今はクリエイティヴ・ディレクターであり、かつSWTORのリード・デザイナーです。
  

 なお、いつものことだがIGNの質問はなんか不自然で、答えを見てから質問書いてる節がある。訳が変な感じになるけど、元が変だからね。

**********

IGN:ミンスク(BG1/2)からリアラ(ME)まで、Biowareゲームにコンパニオンは欠かせませんね。長い間でどのように変わってきたんでしょう? SWTORではどんな改良がなされるのでしょう? ユーザーの期待についてどんなことを吸収したんでしょう?

James Ohlen:"Baldur's Gate"のミンスクの時代からだいぶ進化したよね。"Baldur's Gate 2"でも会話ツリーからその人となりを知ることが出来るようになったし、パーソナルクエストも、ロマンスも追加するなど大拡張した。"Neverwinter Nights"や"Jade Empire"などでは当初デザインからコンパニオンをはずしていたこともあったが、結局後から追加になった。我々のゲームでは無くてはならない要素になってしまったからね。
 事実、"Mass Effect 2"では、コンパニオン集め自体がプレイの目的ですらあるよね。
 SWTORではBiowareがはじめて経験するリアルタイムの(MMO)RPGという事実に起因する問題を克服しなければならなかった。これまでのようにポーズボタンは使えない。コンパニオンの挙動のコントロールもそれに向けてだいぶ変えなくてはならなかった。

IGN:コンパニオンがゲーム体験に影響を与えるような、具体的な例はあります?

JO:コンパニオンはプレイヤーの体験に非常に大きな影響を与えるよ。プレイヤーのストーリーラインと切り離せない存在だから。プレイヤーの行動にコメントをさしはさむし、戦闘では追加DPSを供給する、ヒーリング、タンキング、さらにはクラウド・コントロールなどで重要な役目を果たす。

IGN:コンパニオンのストーリーの変化の幅ってどのくらいフレキシブルなんですか? プレイヤーのモラルチョイスに決まった返答・対応をするだけなのか、それともプレイヤーがコンパニオンの目的や行動パターンを変えることができるのか?

JO:コンパニオンの行動を変え、そのモラル指向まで変えることができるよ。コンパニオンが誰かにもよるし、プレイヤーがロールプレイしている主人公の人格によっても違う。
 あるコンパニオンはより強くなり、より自立心を持つようにもなるし、一方で卑屈に媚びへつらうまで叩きのめすこともできる。Affectionシステムという仮の名称で呼んでいるものによってるんだ。Dragon AgeのAffectionシステムと大体同じもので、コンパニオンの態度を、プレイヤーの行動自体、言動、あるいはギフトで左右することができる。

IGN:コンパニオンはストーリーでも重要な位置を占めますけど、ゲームプレイの選択の幅も変えるんですよね? 戦術的な寄与にはどのようなものがあるんですか?

JO:コンパニオンは、プレイヤーの戦闘能力に大きな寄与をもたらすよ。それぞれのコンパニオンは追加DPS、タンク、ヒーリング、クラウドコントロールと違った役割を持っている。戦闘の帰趨を変えかねない特殊能力も発動できる。あるコンパニオンは制圧射撃でプレイヤーに時間の余裕を与え、戦闘の流れを変える。別のコンパニオンは強敵をエナジーバブルで捕らえて、プレイヤーが敵を分断攻撃出来るように補助する。コンパニオンにアイテムを装備をすることもできる。アーマーや武器などの通常装備も含めてだ。さらに、何を装備させたかでコンパニオンの行動も変わる。

IGN:各プレイヤークラスにとって、あるいはどのストーリーラインを選択するかによって、どのコンパニオンが最適であるかはどうやってわかるんでしょう? プレイヤーキャラクターが別のクラスでも、選べるコンパニオン候補は一緒? トルーパーは、例えばインペリアル・エージェントなんかよりも選べるコンパニオンの数は多かったり少なかったりする? あるひとつのコンパニオンタイプと、異なる複数のプレイヤーキャラクタータイプの組み合わせでも、うまくいく?

JO:各キャラクタークラスは、それぞれ独自のコンパニオン候補群(Stable)を有しているんだ。あるクラスが選べるコンパニオンたちは、どれを選んでも全部戦闘でも有能だ。プレイヤークラスの補完的役割を担えるように設計しているから、シス・ウォーリアーのようにタンクの役割を担うのが基本のクラスが、タンクのコンパニオン候補をいっぱい抱えているなんてことはない。冗長だからね。

IGN:過去のBiowareゲームの中からあなたが好きなコンパニオンを選ぶとしたら誰?

JO:ミンスク、ブー(BG1/2)、HK-47(SWKOTOR)あたりが普通の答えだけど、ちょっと違うのいってみよう。
 一番最初はヴィコニア(BG1/2)。彼女には長く複雑な開発の物語があったので、Baldur's Gate 2"でロマンス相手の一番人気となったときは、本当にほっとしたよ。
 最近では"Dragon Age: Origins"のアリスターだね。アリスターのコンセプトは淡白でそんなにユニークでもない。ストーリーでは主人公とどっちがヒーローになるかライバル関係だし、しかもそのためプレイヤーたちから嫌われる。
 でもデヴィッド・ガイダー(リード・ライター)が創り出したアリスターの個性はとても良く物語にマッチした。声優もすばらしいし、自分では最初に思ってたよりもアリスターのことをずっと好きになれたんだよ。

**********

 すいませーーーん、ソロでどこまで遊べるんですかー?
 友達少ないんですけどーw。

 なるほどヴィコニアかあ。作り手からの視点ですから、親としての産みの苦しみ、育ての苦しみってことですかねー。

Viconia1_2
 ヴィコニア(Cleric)。ロマンス達成はむずかしいっすよー。

 個人的にはBG1は、どうしても選びきれないなあ。全員紹介とかになるからねえ。

Jaheira1
 とはいえ素直にジャヘイラさん(Fighter/Druid)あたりで。

 BG2は決まってます。

Nalia1
 ナリアちゃん(Mage/Thief)。女子大生風、はねっかえりお嬢。
 ところが続編でめちゃ人格変わるのだ。
 「ナリアちゃん」とか呼んだらビンタされます。
 下手するとファイアーボール来ます。いいっすよー。

 女子ばっかじゃねえか、という批判をかわすため、男性つかおっさんも。

Keldorn1
 ケルドーン(Inquisitor)。Paladinのサブクラスです。
 妻子もちですが夫婦関係は複雑です。

 SWKOTORは、この方かなあ。

Shan
 バスティラ・シャン。ジェダイ・ナイト。

NwNはもう決まりでしょーーー。

Sharwyn1
 シャルウィン(Bard/Fighter)。
 NwN/THOUでも登場。

NwN/SOUは、ディーキンでしょ。えー、画像いるか?

Deekin_portrait1
 だって他のふたりキャラ弱いのだもの・・・。
 どうしてもこのコボルドになっちゃいます。(Bard/Fighter/Sorcerer/RDDのどれか)
 だが、NwN/THOUでは、シャルウィンにも勝っちゃうこの人がなんとコンパニオンにいるのだ!
 ネタバレなのかもしれんので「続きを読む」の下に!





 

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(補足)週刊誌の現状も

 どこで見たか失念していたが今見つけた。花田紀凱氏の産経新聞コラムでABC協会の雑誌販売数が載っていたのだ。

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100522/bks1005220825004-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100529/bks1005290818001-n1.htm

 因縁のwニューズウィーク日本版は参加誌の中で12位、5万部超だそうだ。私も読者の一人だ。毎週じゃないけど。しかも「馬鹿いってんじゃないよ」と突っ込みながら読んでるけど。
 個人的には日本の週刊誌、その購読層は独特な世界があるはずだから、ケータイ文化、デジタル化、書籍離れとか、意外とインパクトは少ないんじゃないかと思ったんだけど、すでにもう冬の時代が長く続いているんだそうだ。

 「いぬのきもち」15万部超(月刊)には驚愕した。あー、またこんなこと書くと「愛犬家」のリンクもってくんだろ、ココログ。
 「ねこのきもち」10万部超とあわせるとすごいことになってる。「文藝春秋」(40万部)はこれからも愛読者が毎年どんどん逝去していくから、いずれ抜き去るんだろうかw。あー、いや犬猫の寿命じゃなくて愛犬家愛猫家の年齢層はずっと低い前提ね。
 
 ちなみに二つ目新しいほうのコラムには無料ペーパーR25が苦しくなったということも書いてある。

 もはや限定戦争じゃないんだね。全面戦争だ。

 前に書いた意味とは違う意味でのパラダイム・シフト。本当のセカンド・インパクトがきてるのかもしれない。(何がファーストだったかって? 知らんよ)

フェティシズムとしてのパッケージ(4)

 さてようやくゲームです。

 コンソール機ごとのスペックの障壁があるから、パッケージでメディアを販売する方式は、今のところ一番打撃が薄そう。
 iPadのみで販売されるゲームが絶賛されるようなら、個人的に打撃だけど可能性低そうである。

 主題はそうではなかった。
 ゲームのパッケージにフェティシズムがあるか?

 もしないのであれば、いずれネット販売にほぼ全面的に移行となるのでしょう。売り手から見ての悪しき慣行であるレンタルもある程度縛ることが出来る。
 ところが日本ではあまり気がつかないですが、まだまだ世界中ネットワーク自体の問題があるようなので、話はそう簡単でもない。
 このご時世なのに、リアル店舗のGameStopが好調、というのもいかにもアメリカ的。
 なんと一番先を行っているはずだったゲーム業界のパッケージ小売販売が一番古式蒼然としたものになっちゃったのか。

(他と違って典型的オタク商品ゆえに、GameStop店員の店頭トークがいけているからという説も否定できないですが・・・、中古市場の存在を前提にリセール・ヴァリューを考慮した行動でもあるんでしょうね)

 あくまで個人的感覚ですが、ゲームソフトのパッケージ自体にフェティシズムは感じられないのです。
 だってコレクターズ・エディッションとか買ってんじゃん! あれはなぜ?
 むう、確かにそうだが、むしろボーナス装備とか、ちょっとした追加コンテンツとか取るに足らない物が欲しいからだけかなあ。
 とても不思議です。実は映画のBD/DVDにもないです。全部ネットで構いません。レンタルさせてくれるならそれで十分。
 ほんとはこれを解明せにゃならんはずだったのですが、今その理由は「見当もつかない」ので途方にくれています。

 ならばなぜ、わざわざパッケージを買うのか。
 個人的には、ネットワークに完全移行できない理由。その二つは外的要因。

1.そもそもネットワークでデジタルコンテンツとして販売されていない。

 コンソール機のソフトウェアはまさしくそうですね。イリーガルな利用者の問題への対処もあるだろうが、SONYの場合はBDの拡販も含め各社囲い込みしたい事情があるし、上に書いたネットワーク事情もありそう。次世代ではどうなるんだろう。PSPではパッケージ用のメディアはもう捨て去ったようですが。

2.独占販売地域問題がある。
 ソフトウェア輸出(送り手から見て)規制もあっただろうが、今は影響薄いかな。
 
 映画(他映像作品)でもゲームでもコンテンツの翻訳(ローカライズ)が必要、ということから、日本語版の有無に係わらず「独占販売地域」の縛りがあると思われます。
 ゲームの場合、SteamでもD2Dでも普通は「北米のみ販売」に泣かされる。もちろん北米の人も日本語版をネットで買えるわけではないからオアイコですけど。
 日本が世界有数のゲーム大国(映画でも大きな市場)だから、ローカライズの権利は切り売りしとくべという理由なら、そこだけ文句言ってもしゃあない。

 "Alpha Protocol"は、なかなか入荷しないなと思って、ひょっとしたらネットで?と思って探していたら、D2D見て笑いました。

 "This product is available for purchase worldwide excluding China, Hong Kong, Japan, Korea and Taiwan."

 SEGAったらw。もー余計なことするなよー。
 しかしこれは新しいw。中国・香港・日本・韓国・台湾が除かれてる。明らかにSEGA/JP(アジア?)が権利を留保している。(AP自体は、SEGA/USがパブリッシャー)

 そして今のところ評判悪いので、日本語版は・・・ローカライズ中止?w

 映画ですと、Amazon.comからわざわざBD/DVDを輸入してますけど、ほんとはあのネットで視聴できるAmazonのサービスが使いたい。太平洋を混載貨物船でおっちら運んでいただくタイムラグがないし、なぜか通関が「関税払え」と言ってくる恐れもない。環境にもやさしい!(根拠はない)
 でも「あんたの地域は認められてないよ、悪いな」というノーティスが出てお終い。
 もちろん手を尽くせば潜れるんでしょう。一般市民なのでそこまではしたくない。
 
 DVDでは海賊国家とリージョン一緒にされて、(リージョンフリー再生機がぶっ壊れてからは特に)死ねばいいのにと思っていたが、BDではアメリカと一緒だ。だったらみせてくれていいんじゃないのか。
 Amazon.co.jpのテリトリーだからでしょうかね。どこに金払っても構わないからみせて欲しいよー。

**********

 書いているうち、なんとなくわかってきた。なぜフェティシズムを感じないのか。

 自己分析ではやはり音楽CDだけになにか特別な感覚がある(あった)。これは個人的成長過程における何かと関係があるのかもしれない。もう端的に性的な何かでしょうね。今まで書いてきたそれ以外の物には全く感じないのに音楽CDだけにあった。
 そしてそれを引きずったまま、今でも(最近では数こそ少ないが)惰性のようにプラスチックの円盤を入手してるわけだ。それもそろそろ終わりにしよう。音楽データのバックアップさえ取ればいいだけの話だから。

 結局、あくまで個人的な話ですが、デジタルコンテンツ化のパワーに逆らえるほどのフェティシズムのパワーは存在していなかった。
 その商品に関してデジタルコンテンツから得られる効用となんら代わりはしないのに、商品交換効率を損なってまでも、物的崇拝を理由に「現物」を入手・支配したい。それこそがフェティシズムのパワーなんでしょうが、もうその神通力もあまり(最初から?)ないようだ。

 今まで書いてきた商品が、やがて全てネットワーク上で売買・交換される、それを阻止する力はもはや限られている。数少ない大企業の必死の囲い込みを除けば、法規制しかないのかもしれない。
 
 自分が多数派である前提であって、私が倒錯していたら、この話は全部無効なんですけどねw。

フェティシズムとしてのパッケージ(3)

 懐かしいFFIXを、PSPでぽちぽち遊んでいるからでもないでしょうが、ちょっとトランス状態気味。
 しかし一本道、ストーリー街道まっしぐらなのに、なんであんな感情移入しちゃうんだろうね・・・。だいぶ中身を忘れていたから、新鮮な気持ちで出来るかと思ったが、もう鮮明に思い出してきた。RPGが好きでPS3/PSPがあって、まだやってない方はぜひ。個人的趣味ではFFXと同じかそれに勝ってるかもしれない。

 ただ「ネットのみんなの要望がすごいので、配信しました」とかスクエニがウソこいたのが気に食わない。FFVII、FFVIIIと配信やってきて、FFIXやらない理由を述べよ!
 そうやっていたいけなねちずん(死語?)をたぶらかす所業、許すまじ。でもFFXIIの配信やってくんねえかなあ・・・。あれ今だに消化不良なんだよね。PS2の画像じゃやる気しないんだわ・・・。お願い、スクエニさま!w

**********

 ココログ以外の方はここは無視して。Blogの編集管理画面にリンクが出ていて、今初めてBlog記事と連動していることに気がついた。「フェティシズム」がひっかかったらしい。

 だが、「映画」のリンクはわかるが、ずっと長いこと「愛犬家」のリンクが出ていたのはなぜ?
 そうか、DA:Oの犬の悪口とか散々書いたからか!
 その頭の悪いリンクなんとかしたら?
 
**********

 京極夏彦先生がiPad向け新作を執筆されるそうで、単行本とiPadのどっちが重たくてかさばるんだろうw、と仲間うちで盛り上がりました。
 英文だと不思議に気にならないんだが、和文しかも縦書きに慣れてしまってるので、青空文庫とか読むの苦痛なんですよね。PCのつくりとして向いていないのかもしれない。
 でも、読み方人それぞれだろうが、「どこかに書いてあったはず!」とか後になって調べたくなることが格段に多いので、書籍のデジタルコンテンツ化は嬉しいかもしれない。もちろんお金は払うつもり。

 出版関係のマグニチュードも、激震級といわれる。
 書籍もフェティシズムの対象であることはまちがいないし、豪華本革装丁とか、もう別の種類のそっち関係にも通じるかもしれない。「袋とじ」とか、豪華付録つきのため紐でボンデイジされてるとか、そそるw。やばい、その手の話は封印する約束だった(誰と?)。

 最近でもあるだろうが、小説がたくさん載っている雑誌というものがあった。オールなんとかとかそういうもの。集合名詞でなんというのか知らない。調査中。「月刊娯楽文芸雑誌」だそうだ。やっぱこれじゃ意味わからん。
 今はだいぶ廃れたのかな。その昔、経済的理由などであまり学校にいけなかった人が、コンプレックスの裏返しとして、必死に読んでいるということを本人から直接聴いて知り、目から鱗が落ちたことがある。誰が読むんだろうと思っていたが、そういう需要があったのだ。
 こういう驚愕すべき視点が与えられることをパラダイム・シフトというんだそうだが、まさにそれだった。そのときは絶句した。

 つまり、私などの世代は物心ついた時から、自分で書店で自由に書籍(コミックでもいい)を選ぶわけだ。ところが、人としての嗜みとして「小説を読まないかん!」と思い込んでる(それ自体なんら悪いことでもない)世代は、子供の頃そういう習慣がないから一体何から読んでいいかわからない。例えば新聞連載小説の作家で選ぶとかそういう狭い範囲のチャンスはあるが、日本の流行作家が必ず何か書いている小説雑誌なら選り取りみどりだったわけです。
 あー、若い人に通じねえか、つまり「週間少年ジャンプ」の小説版だよ。ちょっと違うけど、最初から単行本を買うのではなく、週刊誌(小説は大抵月刊誌)を購読していてお気に入りを探す感じ。でも単行本をまったく買わず、その月刊誌だけで間に合わせるという人も非常に多かったようだ。

 ネット書籍化、日本でもすでに一部コミックでは大々的に行われていますし、ちょっと「立ち読み」して好きなものを選べるのはありがたい。小説だってさわりだけ読ませてくれれば、買おうという気になるかもしれないし、アドバルーン代わりの無料小説で興味を呼ぶなども、もうやられてるのかな?

 実はKindleをもてはやし、iPadで熱狂しているアメリカ人はあまり書物を読まない。正確には偏った層しか読まない。かつて誰かが何かしら(週間少年ジャンプ含む)読んでいた日本の通勤電車の中の光景は彼ら彼女の目には異様に映ったらしい。

 それも今は昔。通勤電車で週間少年ジャンプすら読んでる人はもういない。
 もうだいぶ前、紀伊国屋書店とか丸善の売り上げリストの上位がアイドル写真集とゲーム攻略本に占領されていた頃に気がつかなければいけなかったんでしょう。

 もう日本人は本を読まない。良くも悪くもアメリカに追いついてきた。

 だからiPadの問題とはあんまし関係がない。街角の書店はすでにAmazon上陸で痛撃されてるし、勝ち残るためチェーン化・大型化がすでに一周してしまってる。ここでもミドルマンが古い慣習にしがみついてるとやられる、というだけで一般大衆のダメージは限定的。
 ネット書籍で、物的流通をしているどこかの宅配便が多少打撃を受けるかもしれないが、彼らは別にそれだけで配送ネットワークを築いてるわけじゃない。

 「書籍の再販売価格を廃止すると、ごく少数しか需要がないが大事な学術書や、思想がかった書籍が出版できなくなる!」という言い訳で、全部保護されてきた。その言い訳は通じないでしょう(日本では別な理由で新聞も音楽CDもそうだった)。
 需要があるなら、どうしても入手したいならむしろネットのほうが(しかもテキストとしての書籍のほうが)直接入手しやすいし、事足りる。中古書籍など今ではネットでいとも容易く日本中から(高いけど)入手できて、ありがたすぎて涙が出る。古書街を泣きながら、痛い足さすりながら歩き回ってたもんです。

 だからあまり同情しない。気にすべきはネットでタダで読まれたら書き手が飢え死にする!という点くらいですがこれもゼッタイハンタイ!の理由にはなりえないでしょう。工夫次第で本当に対価を払った人にだけ内容を届けることはできるはず。書籍というものは元々貸し借りするものだし、その点まで規制するならそれは反動だ。

 そもそも皆書籍を読まなくなったんだから、何を気にする必要があるだろう?

 かつて家を建てたら百科事典なるものを揃えるという文化があった。百科事典の訪問セールスが成立していたのです。もちろん、めったに使わない。気の利いたませた子供が暇つぶしに一巻づつ読むとか、そういうことはあったかもしれない。
 百科事典なんて飾り、飾りですよ。
 また、似た発想でコーヒーテーブル本とかインテリア本、中身関係ナシに装丁と室内アクセントのためだけに存在する本があります。
 もしかしたら、そんなものだけ残る世界なんて、なんだかSF的じゃないですか。

フェティシズムとしてのパッケージ(2)

 ほんとに頭の中リゾームってて、書いてるほうは麻薬的に楽しいが、読むほうはアホか?となるでしょう。Blogなんてそんなものです。でも破綻しないようにがんばるけど・・・。無理かな。

 日本語版ニューズウォークは、「あたかも世界の中に日本など存在しない」かのような編集方針に忘れず腹を立てるため、できるだけキオスク(でいいのか)で購入して読んでいましたが、ご本尊のNewsweekが身売り、というニュースが出てからの様変わり、その変節ぶり、動揺ぶりをせせら笑えて楽しい。お互いの主張にほぼ共通点のないワシントンポスト紙が「奴等は同情に値するような連中じゃないし」と斬り捨てていたのが印象的だ。
 
 身売りの話が出る前は、iPhoneを使わない人の気持ちは理解できない。iPadを入手しない者は頭がおかしい、とまで書いていたくらいだ。まるで世界救済のときが来た!みたいな書きぶり。
 それが最近では「iPadに騙されるな」、「Appleの専制を阻止しろ」、「ジョブズちね」となってきている。
 そんなこと、こっちは、ずーーっと前からわかっとったんじゃよ!

 これまで献身的に崇拝し、身も心も捧げ尽くしてきた神が、実は荒ぶる神になっちゃったという、神話世界のようなお話。やっぱ真っ先に生け贄にされるのは皆いやなんだな。全身から力が抜け途方にくれてるんでしょうね。
 
 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が生き残ってる理由、誰か教えてもらえますか?
 私が思うにやはりフェティシズムですよね。ステータス・シンボルですから。秘書が卓上にWSJとコーヒーを置く絵づらがいいからでしょう。
 朝オフィスに来てから紙の新聞読んでるようじゃ、ウォールストリートでもどこでも負け組確定なんで、この場合(紙媒体が成立してるのは)、記事の内容じゃないですね。でもそれもいずれは消え去るかもしれない。
 北米紙パルプ業界とか良く知らんけど、この激動、ただで済むわけないし。
 言いたいことはWSJを読んでいたからその道で偉くなり成功できるのではない(無関係である)、成功した人は読んでいる(ことにしている)、という必要条件と十分条件が入れ違ってる、倒錯があるということ。

 マスメディアはどこも海外特派とか駐在とか十分な数を置けなくなってるそうで、誰もがAPとか共同通信に頼りきっちゃってるとも言われています。そういうことは新聞読んでいても書いてないよ。まあ、最近はみんなあまり新聞読まないだろうけど、ちょっとネットを彷徨ってれば色々書いてある。
 日本の話はやめようね。アメリカよりは多少延命されるかもしれない。でも命数は数えられています、とだけ言っておきます。どの道どうなってもこっちの知ったこっちゃない。

 APとか共同通信の配信受けるということは、パッケージではなく切り売り情報(この場合ニュース)がそのまま受け手に伝わる商売になるんで、新聞・雑誌はエッセイや主張で差別するしかないと言われている。でも今度はセミプロのBlogやこじんまりした地方の新聞のエッセイストとも裸の競争になる。それらにお金を払ってくれる人がどれだけいるかもわからない(でも大会社の重役やオフィスのオーヴァーヘッド、ディストリビューターのコストいらないから、記者(のグループ)が個人的に食っていければ成立するんじゃないかという説もあるそうです)。

 音楽はユニークなコンテンツの勝負でいけるから、中間業者が皆死滅しても、作り手と受け手、そしてネットワークさえ生きていれば入手可能ではある。逆に個人作家のモチベーションがあがるかもしれない(現にあがってるとも)。
 誰も音楽を聴かなくなる世界は、すみません、小生には想像できません。SFでならありだけどねえ。

 だがニューズウィークの意見も少し聴いておきましょう。「ジョブズは間違いなくコンテンツを検閲するぞ!」と叫んでいる。
 誰が検閲するかの違いだけじゃない?とも思うし、今や自他共に認める勝ち組のAppleは、かつてのMSのように当局からのリーガル攻撃に曝されることもありうるし。

 末端消費者である、私を含めた限りなく大多数の人たちにとって、欲しいコンテンツが手にはいらない事態にはならないので家族に業界関係でもいない限り無視していい。ニュースも、音楽も、検閲がどうかしらないが、逆に比較的自由に選べる権利を持てたのかもしれない(突き詰めると幻想だろうけど)。

 テレビを一切観ない人、ネットの番組表で間に合う人にテレビ欄は不要だし、スポーツに興味のない人はその記事を読まなければいいし、文化・家庭欄にページ割きすぎと怒ってる人は、そこを購読しなければいい。だいたい、新聞は要らないものを色々盛り込みすぎだ。
 ああ、そうそう、そういう意味でNew York Timesの日曜版、日曜だけものすごい大部の新聞が届く、それだけ宅配を受けるというアメリカ人は多い(多かった?)。これも一種のステータス、フェティシズムであったのかもしれません。リタイアしたおじいちゃんおばあちゃんでもなければ、一般人があれ全部読んでるわけないもの。

 パッケージとしての新聞の解体、という意味では、丁度音楽アルバムの世界と似ているのかもしれません。必要な分を必要なだけ。
 まさに成功するRPGの秘訣である「プレイヤーズ・ストーリー」、「マイ・ストーリー」と同じ、「マイ・コンテンツ」、「マイ・アルバム」、ハンドメイドのそうしたものが主流じゃないの、という串でも通しておこう。もう賢い人はとっくに気がついてるだろうから、どっかに書いてあんだろうけどね。

 とはいえ、ゲームにはまだまだ近づきませんが、こっちは別に儲からないから何書いてもいいと思っています・・・。 

フェティシズムとしてのパッケージ

 フェチズムってのはやはり間違いだそうだ。フェティシズム(英語Fetishism)が正しく、元は仏語fétiche、その元が葡語feitiço、大元がラテン語のfacticiusとfacere、それぞれ英語で"artificial"と"to make"という意味だそうだ。つまり「人工的」、「人造的」が語源ってことかな?
 
 元は呪物崇拝の意味であったといいますが、貨幣へのフェティシズム、商品へのフェティシズム(物神崇拝)は、マルクスに言われなくても現代に生きる者なら誰でも実感として感じているところでしょう。
 なお本記事に性的な話題は出てきません。やれっちゅうならやるかもだけど、このBlogの趣旨じゃないし、なにしろとてつもなく長くなっちゃうよ?

 音楽CDが売れない。iPad上陸で、明日をも知れない紙媒体の新聞・雑誌などが人の不幸をこれ見よがしに喧伝している。まさに日本人の大好きな足の引っ張りあいだ。
 何を今更ですが、楽曲の売り上げグラフなどを見ると圧巻ですね。かつて塩ビ盤が廃れる際のカジュアリティ(死傷者)は、ダイアモンド針メーカーだけだったとも言えそうですが、今回のインパクト、カジュアリティはそれと比較にならないくらい強烈。
 
 レコード屋(死語?)が専業で生き残れるのは、郵便局の保護が必要な過疎地域だけになるのか?(逆だろう、過疎でこそ残れないだろう・・・)

 どちらのケースも音楽の需要が減っているわけではないのは共通してる。
 塩ビからCDへの変換は、供給者側がメディアと物的販路を提供する義務を負っていた商売について全く変化していない。ところが今は消費者側がメディアとネット接続手段を用意する方法に代わった。
 教科書的に言うと究極のミドルマン(仲介業者)殺しでもあります。AppleがMSに企業価値で勝っているのも、中間搾取の徹底排除が勝因、そこだけみた構図はあまり変わらないかもしれない。
(追加:、ああごめんなさい、正確に言わないと。今はAppleが自己以外のミドルマンを尽く皆殺しにする過程にある、が正しいですね)

 「CDを購入することこそフェティシズム」と誰かがのたまっていたが、あなたに教わらなくても、そんなもんは最初からそうだ、と言いたくなりました。あんなプラ板自体に価値がないことは誰でも百も承知だ。
 問題は、ではなぜフェティシズムを抱くのか?なんですが、それもこんな場末のBlogで素人が語るのは役者不足もはなはだしい。なんとかゲームのパッケージの話題までランデヴーしたいんだが、手なりでやるので、どうなりますことやら。
 
 断片的に伝え聞くのは「アルバム」など見向きもされず、「単曲」で購入するケースがすでに主流だという話。しかしそれでも全体の消費が減っていないんだから、音楽市場自体はやっぱり大したものだ。

 「アルバム」が死語かどうか知らない。だが、その昔「アルバム」には「テーマ」がありました。

 でもアルバムに「テーマ」があった時代はもう遠い昔。新譜が出たらつまみ食いなどせず、オーディオセットの前に正座して、初曲に針を落として(CDじゃレーザー光線を投下して?)、夕食に呼ばれようがなにしようが一切中断せずに、あたかもクラシック演奏会か舞台の劇作品か映画を鑑賞するように、じっくり最後まで通して聞かなければならない。その間お茶くらいはすすってもOK。お菓子禁止w。アルコールなどご法度!
 この「規範」が捨て去られて久しいということでしょうか。

 コンピレーション・アルバムというのが今でも破格で販売されているようです。こちらも「テーマ」をもったアルバムではあるが、上とはちと意味が違う。コンピレーションならiPadでもiPodでもPSPでもなんでも、消費者が自力で再現できる。上で言ってるのは演者・作り手側が規程した「テーマ」であり、つまりイデオロギー(思想)。

 別にオンライン販売で「アルバム」なる楽曲の集合体を購入すれば同じだよね? おっさん、さっきから、なに口から泡とばして叫んでんの?

 昔だってCDをレンタルしてウォークマンか何かにコピッて聴いてたでしょ? ディスク自体ほとんど持ってないよ? 頭古すぎない?

 CDだってシャッフル機能ありましたよ? それとあなたチェンジャーとか知らないんじゃ?

 ちがーうっ! おっさんいうな!
 違うのです! ピンクフロイドの「炎」でも「狂気」でも「アニマルズ」でも「ザ・ウォール」でも、キングクリムゾンでも、ラッシュでも、EL&Pでも、ツェッペリンでも、ジャケットを恭しく両手で供えるようにして持ちながら、居住まいを正して聴かないといけなかったのですよ!

 それは歴史的事実だっ。

 あんたら(あんたらいうな!)だって、ユーミンとやらを正座してメソメソしながら聴いてたんだろ?!
 同じじゃねえか。
 一話200円以下でバンダイチャンネルとかどこかで鑑賞できるものなのに、何万円(十万円以上?)もするアニメのDVDセット、しかも初回限定何とかつきで予約して買ってるだろ?!
 どこが違うんじゃ!

 はあはあ。

 そう、そこがフェティシズムだったのです。
 なんらかの価値、イデオロギーが崩壊したのです。それは構造自体なのかもしれない。

 リゾームなのです。 

 音楽関係では個人的に耳障りの「いやな」用語がある。「捨て曲」もその一つ。
 「捨て曲ナシ!」とか褒め言葉で言うことが多かったが、それ自体無意味な言葉だと憤慨していたときがある。アーティストが選んだ楽曲には何らかの「意味」があるはずだっ!
 なぜ本人でもない貴様にわかるんだ?

 いや、違うって。アーティストになんて自由はないよ。しかもみんな実直で仕事熱心かどうかもわからんし。途中で投げ出して、雇われプロデューサが四苦八苦した結果なのかもしれないし。普通はわがままな人が多いから新曲作らないで、隙間埋めるために昔のボツ曲つっこんだのかもしれないし。マーケティング上の理由で「ちょっとスカスカでお得感ないから、これつっこんどきますね」かもしれないし。

 そういう送り手側の都合、完全優位だった世界も今や見透かされて、単品で買ったほうがお得だよー、とかそういう自業自得もあるかもしれん。

 ま、大昔のラジオ文化ってのは単曲勝負、イントロかサビでリスナーの心をつかんで何ぼだったみたいだから、そこに回帰してるって言えばそうなのかもね。

 なかなかゲームにたどり着かないな・・・。このまま漂流して行方不明か?! 

**********

 "Live Free or Die Hard"からのクォート。

(カーラジオから大昔のロックが流れて喜ぶマクレイン刑事に向かって、若き天才ハッカー、マット・フェレットが)

「ラジオでポップミュージック聴いた一番最後っていつよ? ああ、十年単位でいいよ?
 70年代? そうだな・・・、そうそう、マイケル・ジャクソンがまだ黒かった頃かな?
 ロックなら・・・パールジャム。10年前までなら遡れるよ。20年前となると、ザ・キュア?
 なんも知らないの?」

 (私のつぶやき)悪かったな・・・。パールジャムなら20年遡れるぜ・・・。

"When was the last time you remember turning on the radio and listening to popular music? Or, just give me a decade. The 70's? I'm guessing - was, was Michael Jackson still black? Pearl Jam - I'll go back ten years with you. Ten years - 20 years, The Cure? Nothing? "

2010年5月30日 (日)

【ME2】マス・エフェクト映画、こうはならないで。

 "Moon"は恵比寿でまだやっているらしいのですが、そろそろ上映期間が終わる。実は結構そばなんで行こうと思えば・・・。最近はシアターに足を運ぶのが億劫だ。一部シーンだけネットで観たが、んー、"Solaris"とか、雰囲気似てるのか。そういうのは自宅でゆっくり観たいなあ。
 シアターに行くのは本当に3Dで観なければダメ!とかいうものに限定しています。そしてそういう映画は実はほとんどないそうだし。

 週末は、ずっと前に入手していながら放置していた"Children of Men"(2006)他の積みBD/DVDを片っ端から観ることにしました。

 あ、マス・エフェクトの映画の監督候補(注)のお話の続きです。
 観ていないものは観ておこうと思った。"Moon"、"Children of Men"あたりが抜けていたので。

(注)IGNのエディターのウィッシュリストで、なんらオフィシャルなものではない。

 "Children of Men"は、かつての"Fahrenheit 451"などを髣髴とさせるようなデストピア映画だったのでした。"Fahrenheit 9/11”と間違わないように。ブラッドベリのほうです。
 テーマがテーマだけに、なかなか観る気が起きなかったのですが、これぞ食わず嫌い。面白い、割と好き。でもブラッドベリがSFか?というのと同じようにこれはSFじゃないな。面白ければ何でもSFだからどう呼んでもかまわないけど。
 この映画の監督が候補のリストにあげられていた理由は、マス・エフェクトのジェノフェイジからの連想なんでしょうかね。この映画からは、それ以外にはあまり適当な理由が見当たらない。むしろこれはキリスト教の聖母であるとか、天使であるとかそういう話だもの。
 ベスト・ハリポタ映画の監督というほうで選ばれたなら確かに納得ですが。

 "Firefly"の監督も候補にあがっていた。ちょうどリーダーを中心とした群像ものだし、マス・エフェクトの雰囲気とは確かに若干似ている。西部劇風マス・エフェクトって感じだ。BiowareやObsidianにもこのシリーズのファンを自任する人は多い。
 ただテレビシリーズを長くやってる人なので、大画面には普通は呼ばれないでしょう。

 マス・エフェクトのクォリアンとゲスの戦いに象徴される、マン・マシンの死闘の例はSFの定番でもあり枚挙に暇がないですが、"Firefly"同様テレビシリーズだった"Battlestar Galactica"もそうですね。
 2004開始のほうのリメイクは断片的にしか知らなかったのだが、全シーズン制覇てのは金もかかるし躊躇していた。とはいえまったく知らないというのも問題かと"The Plan"という映画版だけ観たのですが、これはしくじった。いかんかった。これ単体はどうにも人気のない作品らしく、やっぱぜんぜん面白ない。あわてて本編のほうを注文したのですが・・・。

 こちらのサイロンは今風のコンピュータ・ヴィールスを用いるので、人類側は情報機器をはじめとしたハイテクを放棄してるという。でも、これは明らかに製作予算圧縮の都合ですよ。20世紀の風景を流用できてしまうのだから、お金かからない。だからといって前世紀を振り返るノスタリジアの趣向を目指しているわけでもないようだけど。
 オリジナルのテレビシリーズの出来は今やどうかと思うし、リメイクのこちらもあまりマス・エフェクトのノリと合致するとも思えない。

 どうせあれでしょ、"Enemy of the State"みたいなもんでしょ、と思って放置していた"Eagle Eye"が、実はそっち系の類似したテーマで意外だったが、わりと楽しめた。
 続けてみたのが"Live Free or Die Hard"というのも奇遇。どちらもテロリズムの恐怖とその反動としての過剰サーベイランスの不安というものを表現する内容なんで、同時代性があって当然だったのかもしれません。

 ブルース・ウィルスでいえば"Surrogates"は、ちょっとはしゃぎすぎな感じがした。エイジングの恐怖とプラスチック・サージェリーに象徴されるルックス重視のアメリカ社会を笑えばいいのかと思っていたら、んー、最後はちょっと違うところにいっちゃったのね・・・。

 残念ながら上映時間2時間程度の映画で、マス・エフェクトの幅広い設定を全部こなすなどは無理でしょう。ジェノフェイジとか、クォリアン・ゲス紛争とか、そういう部分はきっと切り落とされるんでしょうね。

 そうなると、3Dの大活劇、よく言えば「直感的に楽しめる」、悪く言えば内容スカスカのサイファイ・ムービーになってしまう不安がどうしても拭い去れない。

 上にあげたような映画は、それぞれ、その道ではちゃんと成立しているものばかりだが、では、どうなってしまうと残念なのか・・・。

 個人的に、これは頼むから勘弁してくれ!というものをいくつか。

 もちろん、"Star Wars"(1977)、"The Terminator"(1984)、"The Matrix"(1999)など、「似てるといわれた瞬間に最初から負け」な相手は除きます。そういうのとどうしても似てくるんだよね。そこは避けて欲しいですね。

 "Lost in Space"(1998)
 テーマ音楽はなかなか記憶に残ります。でもそれだけ。あのオリジナルが、なんでこんななっちゃうの? おそらく作る人たちは三部作くらい考えたんでしょうが(ストーリーもルーズエンドだったし)、見事に宇宙船Jupiter 2は行方不明のまま未帰還となりました。端的にストーリーが破綻しているという格好の例でしょうか。
 参考にすべきは女子クルーの胸元やお尻を強調したユニフォームのみ!

 "G.I. Joe: The Rise of Cobra"(2009)
 いや、この映画自体は、確かにふざけすぎだけど、まあまあ楽しめる。大脳豆粒、小脳肥大映画は観ていて屈託なく楽しめる利点があるけど、マス・エフェクトをこうされると困ります!という例であげました。"Transformers"シリーズもそっちよりかな。
 似せるなら、"X-Men"シリーズか"Spider-Man"シリーズくらいをまねて欲しい。どっちかってと"Iron Man"シリーズに似そうだけどね。

 "Star Trek"(2009)以外のスター・トレック映画。
 やっぱテレビシリーズ母体の作品と最初からシアター向けのものではどうしても差が出ます。最初からカルト映画狙っちゃ困ります!という意味であげておきます。2009年のは、あれは出来すぎと思うくらいよく出来ている。スペースシップ、宇宙戦争ものでは個人的ベスト(!)であるヴァーホーヴェンの"Starship Troopers"(1997)に勝ったかもしれないw。

 "RoboCop"(1987)。
 貴様、ヴァーホーヴェン先生の大名作に何をいうか!と勘違いしないように。ガンファイトとかキチガイ殺人マシンの挙動なんか似て欲しいと期待してるけど、マス・エフェクトのメインストーリーに主人公の個人的なアイロニーとかそういうのいらないし。同じ理由で"Universal Soldier"(1992)のようにもならないで欲しい。だいじょうぶですって、ロボコップ、ユニソルの良さはわかってますから。
 ヴァーホーヴェン先生でいうなら、"Total Recall"(1990)の悪趣味、わけのわからない気色悪さも味付けとしては面白いが、メインディッシュにしてしまうとああなっちゃうのね。
 あ、"Zwartboek"("Black Book", 2007)観てないなあ。調達しよう。

 マス・エフェクトじゃなきゃ、先生にSF撮って欲しいけど、こういう鳴り物入りのメジャー扱いの作品でまた勘違いされてしくじると、先生もうハリウッドで撮らせてもらえなくなるから複雑なのよ。

  "2012"(2009)
 世界破滅した気になれないでしょ、あれじゃ。惑星壊滅のエフェクトだけは借りてもいいかも。

"Space Cowboys"(2000)
 内容というよりは、あんまし高給取りのスターばかり並べると良くない、という意味。
 "Ocean's Eleven"シリーズにはならないで欲しい。同じ理由で"Minority Report"(2002)、"War of the Worlds"(2005)、スピルバーグ&クルーズのようなのもいらない。お金かければ誰だってあのくらいになる。

"I Am Legend"(2007)
 最後にこれ。なにしろこの作品の脚本家はすでにマス・エフェクトのライターの席を確保したようなんで、今度はちゃんとがんばってくれってことで。
 あれは・・・退屈だった。なぜ"Resident Evil"(2002)より評判がいいのかわかりません。あ、でも"Resident Evil"(「バイオハザード」ね) のようにもならないで欲しい。あれはもうあれでいいから。ジョボビッチをクルーに呼ぶならありだけど。

(追加)
 おっと、ひとつ大事なものを忘れていた!

"Final Fantasy: The Spirits Within"(2001)
 「可愛い可愛いストーリー」に作者自らが陶酔した結果がこれ。他の人は誰もわからん。 
 あかんで、これはあかん。ゲーム映画化の反面教師。ゲームとまったく関係ねえし!
 映画素人の作者自体がこうなっちゃうともうだめだが、映画のプロはゲームと関係なし勝手にやることが多いというのも事実。逆にゲームをそのまんまなぞってもダメ。さじ加減が非常に難しいという心配は確かにある。Biowareの方たちはぜひ大所高所のほかは口を出さず、映画のプロに任せてくだされ。

 つべこべ言ってるけど、じゃあ、どうなればいいのだ?!
 わかったら苦労はしないけど、少し考えてみます。 
 かほどさように、すでにあるものの批判は簡単、建設的な発想は難しいのです。

********** 

 "Children of Men"のクォート。この映画は「原因不明で18年間ひとりの子供も生まれない状態が続いた人類社会の話」と言うのは、ネタバレではなく物語の提示です。

 人類に確実な滅亡をもたらすこの謎を究明するため、世界中から召集された科学者や賢者たち。その名も「ヒューマン・プロジェクト」と呼ばれる大集会で盛大な夕食会が催された。なぜ女性は誰も懐妊しなくなったのか? なぜ二度と子供が生まれないのか? 何らかの遺伝子実験の影響だとか、ガンマ線のせいだとか、公害のせいだとか、お互いに自分の理論を提示しあって喧々諤々となった。

 その騒然とした夕食会の間、ひとりのイギリス人の男が、ただの一言も発せず、片隅で料理をむさぼっていた。周りの者は彼の意見も聴いてみようと思った。「なぜ赤ん坊が産まれなくなったんでしょう?」
 イギリス人は大きな鳥の羽肉を口にくわえたまま、顔を上げて周りを見回し、「見当もつきませんね」と言った。

「ところで、このコウノトリは本当に美味だと思いませんか?」

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