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2010年12月23日 (木)

【DA2】The Escapistプレヴュー(4)

 続きです。

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 Originsでは、クエストの解決方法、会話、手渡すギフトの内容など、主人公の言動すべてに対してコンパニオンがアプルーヴ(気に入る)かディスアプルーヴ(気に入らない)のどちらかの態度を示す。ディスアプルーヴが許容範囲を超えた場合、主人公の指示に従うことをやめたり、あるいは立ち去って永久に戻らないことになる。
 論理上はロールプレイングの余地が非常に広いということになるが、強力なチーム構成を維持するためには、結局コンパニオン全員、一人残らずご機嫌をとり続けることが避けられない。 
 DA2でも似たようなメカニズムが持ち込まれるが、断然面白いひねりが加えられた。アプルーヴ・ディスアプルーヴの関係は、フレンドとライヴァルという関係に置き換わる。コンパニオンは何が起きても主人公から離れることはないが、ライヴァル関係にあるコンパニオンと主人公の間には常時ちょっとした緊張関係があることになる。ライヴァルリー(ライヴァル関係)は敵対関係を指すのではなく、単に世の中のものごとに対する見方が異なることを示す。主人公が正直で、ルールを守り、法を重んじるタイプの英雄の場合、もっとずっと柔軟な倫理観を有するコンパニオンはライヴァル関係になりやすい。
 ゲーム冒頭のコンパニオンは、実は主人公の(クラスによって決まるのだが)弟か妹のどちらかなので、これはとても面白い選択になる。ご想像のとおり、兄弟姉妹の間にはありとあらゆる種類の情緒的な葛藤があるわけだから。新しい戦法(コンバット・ムーヴ)やロマンスの関係など、そのコンパニオンとライヴァル関係にならなければ発生しないものもあるので、いつでも誰とでも仲良しこよし、おべんちゃらを言い続けなければならない心配は見事に取り払われている。
 

 それで、うまくいくのか?

 ここまで読まれた読者なら、それだけの新要素がOriginsを改良する形で導入されながら、なおかつDragon Ageのままのように感じられるなんてことができるのか?と疑問に思うだろう。だが心配するのはやめよう。今のところ「うわっ、なんとうまくいってる」という感じだ。筆者がプレイしたゲームのビルドはかなり初期のヴァージョンであったので、DA2のすべての要素を試すことはできなかったが、Originsのゲームプレイからあれやこれやの細かい苦痛を全部取り除いたものであるように感じられた。
 小さな物事にはすぐに気がつくものもある。例えばジャンク・ルート(ゴミ)には正しく「ゴミ」と表示が書いてあるので、店売りしても全く問題ないことがすぐわかるのだが、そうした小さな改良が驚くほどゲームプレイの満足度を向上させる。またX360版でも十分ゴージャスな見かけである。今回のヴィジュアルは、耐え忍ぶものではなく、楽しめるものとなった。

 筆者の見る限り、Dragon Age 2はあらゆる面で正しい選択を採ったようだが、そのできばえを確認するのは発売日、来年3月8日まで待たなければならない。

 筆者(Susan Arendt)は、DA2にシェパード艦長がなんとしてでもカメオ出演するべきだと考えている。(訳:(笑))

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 ライヴァルリーには、かなり期待しています。Originsでなにが不満かというと、アプルーヴァルが向上するとコンパニオンのコンバット・スキルに直結するアトリビュート・スタッツ(STRとかDEXとかのあれ)まで向上してしまう仕組みであること。また特定コンパニオンの場合は強力な特殊タレントがアンロックされたりするので、筆者のいうように、結局みんないい気持ちにさせないといけないような気になってしまう。
 ロールプレイング要素に実益を伴うお土産つけちゃったら、普通誰もロープレしないよね。
 Normalセッティング程度ではそこまでスタッツ極めなくても実害はないんですが、やっぱ気になりますから。

 またOriginsでは、DnD世界を踏襲した善・悪、秩序・混沌のアライメント(組み合わせ)が表面化していませんでした。主人公の選択の結果として無辜の人が沢山死んだりするからイーヴィル(悪)・パスだったんだな、と結果でわかることはありますが。

 善・悪の軸でいえば、CRPGでそもそもイーヴィル主人公なんて土台無理筋だと思ってます。自分以外周り全部を皆殺し、または陵辱、拷問、奴隷化するゲームでもない限り。まず、そんなの商業販売できればの話。
 GTAだって、たしかに「チョイ悪」は越えちゃってるけど、ありゃあ「やんちゃ」くらいだよねえ。プレイしてる普通の一般市民ゲーマーが思わず苦笑、爆笑してしまうものは到底イーヴィルなんて呼ぶことを認めませんよ。

 Mass Effectシリーズではパラゴン・レネゲイドの軸(秩序・混沌の軸に近い)を残しています。一方、DA:Oではアライメント要素を表面化させず、巧妙にシナリオに組み込もうとしていながら、それとコンパニオンと主人公の関係とがお互い遊離してしまってる印象も否めず、コンパニオンに対しても結局ギフトをばら撒けばいいような感じもあって消化不良気味だった。

 DA2のライヴァルリーも「秩序・混沌」軸を復活させることになるわけですし、MEのパラゴン・レネゲイドの軸はシェパードの単独行動、いわば「やりっぱなし」であって、シェパードの性向がクルーメンバーたちに大きな影響を及ぼすわけでもないのに対して、DAではコンパニオンたちとホークがもっと複雑に絡み合うことが期待されますね。

 

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