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2010年11月29日 (月)

DA:O【DA2】フレメスの伝説(2)

 もうひとつ見つけた。
 レリアナ版のフレメスの伝説がこれに近い。

 過去記事でもフレメスについてほとんどまったく触れていないので驚いた。自分自身まだよくわかっていなかった(今でもわかっていない)せいもあるのでしょう。

 「続きを読む」の下。

 次は、ほぼレリアナ・ヴァージョンのお話と一致する。

**********

 何世紀も前から続く伝説によれば、コノバー卿(Bann Conobar)が娶った妻は魔法の才能を隠し持つ若く美しい娘、ハイエヴァーのフレメス(Flemeth of Highever)であった。二人はしばらく幸福な生活を送っていたが、ある時、若き詩人オーセン(Osen)が現れ、その詩心によって夫人の心を奪いとった。

 ふたりは駆け落ちし、コノバーの怒りから逃れるため荒野のチェイシンド部族に身を寄せていたが、やがてコノバー卿が死の床についたとの噂が伝わってきた。それによれば卿は、この世の際にもう一度だけフレメスの顔を見たいと切望しているとのことであった。

 ふたりは卿の領地に戻り、そこで捕縛された。コノバー卿はオーセンを殺し、フレメスを城の最も高い塔に幽閉した。嘆きと怒りに突き動かされたフレメスは、夫に対する復讐のため、スピリットをこの世に召喚する魔法を唱えた。だが実現した復讐は、彼女の望むものとは異なっていた。スピリットはフレメスに憑依し、彼女を異形のもの(abomination)に変容させてしまったのだ。精神が捻じ曲げられ、狂気に駆られた化け物となった彼女は、コノバーとその側近を皆殺しにすると、荒野に逃げのびた。

 以来百年もの間、フレメスはチェイシンドの蛮族から男たちを掠め取り、おぞましい娘たち、恐怖のみで人を殺すことすらできる奇怪な生き物どもを創り出す企みに勤しんだ。これらコカリの魔女たちは、後にチェイシンドの軍勢を率い、荒野からアラマリ(Alamarri、注)の諸部族に攻撃を行った。だがその侵攻も英雄コーマック(Cormac)の働きによって打ち砕かれ、魔女たちは一人残らず火焙りに処されたという。
 だが今でも荒野の民は囁く。フレメスは沼地の奥で生きており、彼女と娘たちは迂闊に近づく男どもを今でも拉致し続けているのだと。

(注)アラマリとは、フェラルデン王国創設前にこの地に割拠していたヒューマンの数多くの部族の総称。Bannという貴族の敬称はアラマリの部族長を指していたことに由来し、同じくTeyrnは、第二のブライト討伐時にダークスポーンと戦うためこれら部族を束ねた指導者の肩書きに由来する。
 もともと西方から移り住んできたアラマリの一部がコカリ荒野に渡り、チェイシンド部族になったと言い伝えられている。

**********

 レリアナ・ヴァージョンでは、コーマックがフレメスを打ち破ったことになってたかな。
 一方モリガン・ヴァージョンは、ヒューマンの英雄ごときにフレメスが殺されるわけがない、という反論をしていますが、「母親」であるフレメスから聴かされ続けたお話の信憑性が低いことは彼女自身も認めている。

 これはDA2の枠物語の基本コンセプトでもあるようですが、「伝説」だけに、三者三様、十人十色、議論百出、様々なヴァリエーションが語られ、そのどれもが確からしくもあり、疑わしくもある。日本では「真相は藪の中」という便利なコトバがありますね。
 DA2の場合は語り手ヴァリックの物語が、尋問するレンホウじゃなくてカッサンドラのつっこみによって二転三転するそうなので、別の愉しみがありそうw。

 DLC"Witch Hunt"では、「真の」フレメスの呪文書(グリモア)を主人公の助けによって入手し、ある程度真相に近づいたと思われるモリガンが、上のヴァージョンの物語に対して、「フレメスは、ブラッド・メイジでもアボミネーションでもなく、真にヒューマンとすら呼べない存在」であると反論をしています。
 そしてOriginsで試みようとした(展開によっては実現した)「闇の儀式」ですら、フレメスの本当の企みの準備、前触れにすぎないと謎めいた発言もしています。

 それじゃフレメスは一体なんなんだ、ということになるわけです。

 「闇の儀式」のお話は、DA:Oで実現しなかったエンディングの場合に今後のDA2、DA3に続かなくなるから、メタ・フィクション的要請でここで一旦チョンにしたんだろうとも思う。
 ふと、DA:Oの第5のブライトというチャンスに「闇の儀式」が実現しなかった場合、モリガンはあのエルヴィアンの鏡のようなもので、第6、第7のブライトの時代にとび、そこでアーチディーモンを討伐するグレイ・ウォーデンに「闇の儀式」を働きかけるてのはどう?と思ったが、考えすぎかな(過去4回のブライトでアーチディーモンを討伐したウォーデンはみな死んでしまってるからこの線で過去に戻ることはなさげ。パラドックスになっちゃう)。

 でも、あれは本当に「真」のグリモアなのかな。主人公の選択によってはわりとあっさりウォーデンに渡したりもするから・・・。
 「真」の場合、(1)もう用済み、(2)それを解明したモリガンの自発的行動を誘発することも全体計画に織り込み済み、という策略の道具。
 「偽」の場合、(3)主として自分に将来対抗する危険のあるモリガンに対するミスリーディング、ミスディレクションの仕掛け。

 果たしてDA3でナットクいく結末が示されるのか、DA2で(フレメスは最低二回、ホークと遭遇すると予言めいた発言をしているので)そのさわりだけでも教えてくれるのか、それともゲイダーさんたちシナリオライターは、まだ結末を考えていないのかw。

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