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2010年10月29日 (金)

New Vegas GameSpot レヴュー

 GameSpotのレヴュー。PC版であり、かつリリース直後のパッチがあたってる前提で書いています。

 http://www.gamespot.com/pc/rpg/falloutnewvegas/review.html

 いいところ悪いところはすでに以前訳した部分再掲。
 ゲーム概要の紹介は、もういい加減いいよねというところは超訳、つか跳訳w。
 なんとなくそのままではネタバレなところはボンヤリ。

**********

・いいところ

  ・驚くほど広大かつ細部まで描きこまれた世界。やるべきことは山ほどある。
  ・サイドクエストは概ねどれも素晴らしく、個性に満ち溢れている。
  ・ファクションの名声システムによって途方もない柔軟性が得られる。
  ・ヴェガス歓楽街はその中も外も含め、素晴らしい雰囲気。
  ・プレーヤーの選択によって、当然起きるべき帰結が待ち構える。

・悪いところ

  ・ところどころでバグやパフォーマンス上の問題が発生。
  ・いくつかのクエストは楽しめない。
  ・メインストーリーは引き込まれてしまうほどではない。 

 New Vegasを一言で言えば「さらにもっと(more)」だ。傑作であった前作"Fallout 3"よりもっとやるべきことが多く、ゲームプレイ・メカニズムはもっと複雑になり、荒野にはもっと多くの秘密が隠されている。シリーズのファンには慣れ親しんだゲームのリズムは歓迎されるだろうし、巨大なワールド、多くのクエスト、隠された楽しみはさらにもっと何かがあるんじゃないかと気が気じゃなくなるだろう。

 ときたま発生するバグやパフォーマンス上の問題は、サソリやゲッコーなどのモンスターと同様にプレイヤーの旅を阻害する要因だが、そうした突拍子もない動作に怖気づいてはいけない。New Vegasの世界の隅々にまで、山ほどの数の埃まみれの宝物がやり手の冒険者の手で発掘されるのを待っているのだ。

 "Fallout 3"を成功たらしめた要素の多くはそのまま引き継がれているが、ストーリー上記憶に残りそうな場面はさほど多くない。大規模な戦闘シナリオも以前ほどエピック、壮大ではないし、前作中盤に発生するあの夢の世界ほど劇的なサプライズもない。

 とはいえメイン・ストーリーは、ありえないほど多くの仕事や独立した寓話への手掛りとなる、しっかりした骨格を与えてくれる。多くのクエストは長く、素晴らしいセリフと優れた声優のおかげでNPCたちのことをもっと知りたくなるし、一体次は何が起きるんだろうという興味を尽きさせることはない。

 グール社会の抱くとある夢に対する熱望は身もだえするほど不気味なものだが、その実現のため献身する姿には、共感すら覚えるだろう。盛装した社交界の面々が独創的なメニューチョイスで知られるカジノを運営しているが、プレイヤーが正しく立ち回れば自分自身のためメニューを創ることもできる。ある街で口の悪い妻の失踪について調査し、ほかの街では薄幸の恋人たちをくっつけようと腐心する。

 最も心奪われるものは、やはりウィットに富んだものだろう。あるクエストで特殊能力と大爆笑せざるを得ない名前を有するロボットは、過去どんなゲームのキャラクターも提供してくれたことのないだろうサービスを申し出る。不似合いな場所にいる詩人は正しい韻が見つからないとぶつぶつ言っている。"Fallout 3"同様、最大の楽しみは中心となるストーリーラインではなく、周辺部に宿っている。

 (メインストーリーは)もう少し刺激的でもいいんじゃないかと思われる物語であるとはいえ、プレイを進めるにつれて、その進め方の多彩さは信じられないくらいの数まで花開く。
 君が自分のなした選択に基づいて経験することは他のプレイヤーのものとは劇的に異なるかもしれない。

 サブクエストも同様だ。ある仕事をこなす上で相当な柔軟性がある。とある場所を警護するロボットとは戦うことも、あるいは盗んだIDを使ってやり過ごすことができるかもしれない。麻薬中毒者は治療してやることも、まっとうな人生を送れと諭すこともできるかもしれない。スペアパーツを探すように命じられたら、違う設計にすべきと提案して任務自体を最初からやらなくて済ませられるかもしれない。

 だが、平和裏に解決できると思っていたことが、結局戦うことが唯一の解決策であると知らされてショックを受けることもある。またクエストによってはデザインが悪いものもある。植生からものを探しだすのは苦痛だし、砲撃を避けるのは楽しくないし、コンピューターに関するクエストでは試行錯誤の繰り返しでしかないものもある。

 キャラクターの人格の幅広さも冒険を彩ってくれる。ミステリアスなミスター・ハウスはザ・ストリップ(大歓楽街)だけではなく、実は君の冒険も牛耳っており、自分の利益以外に一切興味がない。君が悪ふざけをすれば、彼の暗い影が劇的に忍び寄ってくることを知らされるだろう。

 ローマ帝国にインスパイアされたリージョン(レギオン)のリーダーも不吉で凶暴な存在であり、学識に満ち正義を司るブラザーフッド・オブ・ステーィル分遣隊長の対極にある。グールの売春婦、口汚い給仕長、裕福だが絶望にひしがれている父親など、その小さな役割に反してとても印象深い。

 "Fallout 3"と同様、コンパニオンを同行させることもできる。戦闘のみならず荷物運搬を分担できるのは利点だ。ホイールによってコンパニオンの行動ルールを変えることも簡単だ。コンパニオンは一度にひとりだけ(訳:人間の場合、元人間を含む、それ以外にもう1枠ある)だが同行したがる候補者の数は多く、会話するとみな気の利いた風変わりなことを口走る。異なるクエストのチャンスも与えてくれ、それによって彼らの人となりがまたわかってくる。

 "New Vegas"に追加された趣向で最も重要なものはファクション別の好感度だ。様々な街や組織に対して君がとった行動から、好かれたり、嫌われたりする評価を受ける。そして相応の結果を招く。もし好かれれば、誰かが贈り物を持って駆け寄ってくるだろうし、嫌われていれば、うるさい刺客に付きまとわれるだろう。
 道行く人々が君に対する感情を口走るのを聴くのは面白い。たとえ同じフレーズの繰り返しが多くても。

 ファクションとの関係は、あるクエストが与えられる一方で別のクエストが喪われるなど、冒険にも劇的な影響を与える。ときには君の行動が特定ファクションにどのように評価されるかイマイチあいまいな場合もあるが、その複雑性は旅の終わりに近づくにつれハッキリとした形をとって現れてくる。このシステムの偉大な仕掛けのひとつは、あるファクションに特有の服装をすることによって、その一味に成りすまし、対決を回避することができることだ。もちろんその後服装を変えるのを忘れてしまえば、今度は味方と思っていたファクションから攻撃を受けてしまうし、そのファクションとの関係性も悪化させてしまう。
 評価システムは多少抽象的ではあるが、すでに柔軟性が十分に備わっている"Fallout"の方程式にさらにまた特筆すべき点を追加したといえる。

(続く)

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