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2010年6月 2日 (水)

【ME2】パーソナル・ミッションからみる映画性

 やばいくらい忙しいのと、中身完成しないのとで、しばらく放置していたら、ハトヤマ劇場終わっちゃったw。
 笑いひとつつぶされました・・・。
 くやしいのでその部分原文のまま残しておきます。

**********

 マス・エフェクト映画。どんな映画になって欲しくないかは既に書きました。 

 どんな映画になって欲しいか? 
 これは難しい。私ごときが考えたら既存のものの二番煎じにしかならないのは目に見えてる。
 作品が2時間程度なのは所与(given)として、単発なのか三部作狙いなのか、舞台はME1やME2と関連するのか、あるいはこれから出るME3とME2のつなぎのようなものになるのか。
 そもそも実写メインなのか。
 なんもわかってない。
 
 コマンダー・シェパードが主役を張るのは間違いないのか。それは男性なのか。
 CRPGからはノルマンディ号(SR1?SR2?)と操舵手ジョーカーはきっと出そうだが、他にもキャラを借りるのか。
 ME1なら普通にリアラさんが出そうですが、アシュレイやカイダンは疑問。出た瞬間にどんなオチがあるかわかりそうだから。個人的にはタリちゃん希望。ME2ならEDIも欠かせなそう。

 妄想が膨らむ一方なので、少し気分を変えて、以前もやったかもしれない、ME2の各コンパニオン(スコードクルー)のミッションから、つまり断片から全体を想像してみる。
 きっとあてにならないけど、作り手がME2の世界はマスリレーとリーパーズの宇宙戦争だけじゃないと思ってくれれば、多少期待できます。

 それぞれのミッションのテーマ、プロット、コンセプトに近い「映画」を私の知る限りの範囲で探そうという試み。下手するとこじつけという可能性もw(英語では、これをスピリットとかエッセンスといいますw)。

 当然のようにネタバレを含みますので「続きを読む」のあとに。 





・ミランダ
 リロケーション(強制収容ではなく誰かをかくまう方)。
 目撃者、容疑者、被害者、その家族をかくまい護衛するテーマのものは、きりがないくらい沢山あります。この際どれでもいいかというくらいですが、なにがすげえって"witness relocation program movie"で検索したら、本当にそういうサイトがあった! アメリカすげえ。オバカすぎます。とおもったらドメインはアメリカじゃないみたいだ。wsはサモア・ドメインw。まあ当然安いんだろうけど、きな臭いからお勧めしない。

 はいはい「イレーサー」とか「バード・オン・ワイア」もそうだね。「リーポン2」もそうだったのか。
 「シスターアクト」w。ウーピーが出るのはマス・エフェクトじゃなくスタートレックのほうだろw。

 リロケーションものなら、やっぱあれだよなーと思って題名思い出せなかったものが、おかげさまで見つかりました。"Romeo Is Bleeding" 割と面白いです。でもこれがはまる人は狭そう。
 ところがこれの邦題が「蜘蛛女」・・・。

(提案) 日本の配給会社で邦題つけてる人たち、そろそろ考え直してください。"Children of Men"が「トゥモロー・ワールド」とか、おかしいって、ゼッタイ! 

 遺伝子工学による天才創出と本人・家族の苦悩と身の危険を描いたものなら記事に書いた「ベガーズ・イン・スペイン」というSF小説がばっちりですが(ME2がパクッた感じすらある)、映画にはなってない。

・ジェイコブ
 指導者の資質(の欠如)、勇猛さ(の欠如)、カルト社会。
 指導者の資質の欠如で言えば、丁度今日本で「ハトヤマ劇場」てのやってますけど見る価値ない駄作です。
 まじめに考えてもこれ結構ありますね。「戦火の勇気」"Courage Under Fire"なんかどうでしょう。古いところではキューブリックの「突撃」なども。「シン・レッド・ライン」にも通じる。

 カルト社会を築いてしまった顛末というなら「地獄の黙示録」にも通じ、そのカルト社会を葬り去る話なら、これはTV映画でしたが、あのテキサス州ワコウ(ウェイコウかもしれん)のカルト教団の悲劇を描いた"Assault on Waco"なんつうのもありますね。あまり面白いものではなかったけど。
 あれは色んな人が間違ってるけど、最初突入したのはFBIじゃないんです。ATF(アルコール、タバコ、火器取締り局)のほうだ。

 記事にも書いたとおり、元ネタは小説「蝿の王」ですので映画「蝿の王」も。

・モルディン
 ジェノフェイジ(ジェノサイド)研究、師弟間の意見の対立、良心の葛藤。
 これだけで映画できちゃいそうなテーマだ。「アウトブレイク」はちょっと遠いかな。
「カサンドラ・クロス」とかも、ちょっと違うな。

 目的が人類破滅であれどうであれ、自らの研究に没頭し、それにエクスタシーをも感じる様というのは、「博士の異常な愛情または(以下略)」なんかにもあるのかも。
"Children of Men"は人類に子孫が産まれないというプロットこそ似てるがそれ以外はだいぶ違います。

 皆殺しものでは、プロットがぜんぜん違うけど、問題作「12モンキーズ」なんかどうでしょう? 個人的には未だによく意味がわかんないんだ。
 
・ギャレス
 パーソナルミッションのほうは、裏切りと復讐もの。ザイードと被っちゃいますねえ。「キル・ビル」、「L.A.コンフィデンシャル」、色々ありそうです。

 冒頭でギャレスを仲間にするときは孤高の保安官、篭城、包囲戦もの。
 コンセプトは西部劇の「真昼の決闘」ですね。ノリは当然ジョン・カーペンターの"Assault on Precinct 13"でしょう。ところが「アサルト13要塞警察」という別の映画がありますねえ。これはリメイク?

・ザイード 
 元同僚ギャング間の抗争、私恨、復讐もの。いっぱいありそう。
 お礼参りものなら、なんといっても「ペイバック」。あれに勝てる映画はないかも。

 異常なまでの私恨というなら主人公は刑事ですが「フレンチ・コネクション」が近いかも。最後に取り逃がしたのかどうかわからないところも似ているかも。

・ジャック
 強制収容、英才教育、モンスター創出。
 これが一番SF、SFしてますね。エスパーの強制育成なら「アキラ」とかドンピシャ。「Xメン」にもそのノリはありました。

 創り出したモンスターが手に負えなくなる、も一杯ある。上とかぶっちゃうけど、最近だと「Xメン・オリジン」かな。創造者(ジャックの場合は収容施設)にお礼参りというのも似てるかもしれない。

・グラント
 アリーナ。はぐれ者の復権。
 アリーナものは普通に「グラジエーター」とか。「300」なんかのノリもあったか。はぐれ者が異種族に実力を認めさせるなら「13ウォーリアー」とか。

・サマラ
 スーパーヒロインもの、その苦悩。
 これは難しい。やはり「ダークナイト」しかないか。「スパイダーマン」がちょい遠い感じ。
 前半のクラブでくだまいてると被疑者が接触してくるってのも、これもどこにでもありますね。ことをいたした後に相手の男(女)を殺す話も、普通に連続猟奇殺人ものだ。
 気持ち悪いのであまりお勧めではないが「アンブレイカブル」は奇妙に歪んだスーパーヒーローもの。そういえば操舵手ジョーカーの全身の骨がガラス以上にもろい病気ってのもこの映画に出てきましたね。
  
・テイン
 暗殺もの。ではなく、実は尾行もの。しかもあんましハイテクじゃない目視による尾行。
 むしろヒットマンと息子との関係だと「ロード・トゥ・パーディション」が近いか。

・タリゾラ
 評決もの。追放(エグザイル)、無実の証明。
 これもノリはSFではあるが、ご無理ご無体な評決と、自らの無実を証明するための決死行。ゼッタイあると思うのですが、思いつかない・・・。「ジャッジ・ドレッド」? 違うなあ。
 なぜか「ベン・ハー」が頭に浮かんだ。
 タリゾラとクォリアン船の話は、以前コメントもいただいたように、「約束の地」の関係もあり、映画だと古代ローマものあたりにルーツがありそうなのは間違いないんですが、私の知識が少し不足してるかも。
  
・リージョン
 コンピュータ・ウィルス。敵地潜入もの。
 プロット的には「インデペンス・デイ」なんですが、マシン船の中に潜入するというならスタートレックのボーグじゃないけどいくらでもありそうですね。
 プライベート・ミッションそのものではないが、マシン(ソフトウェア)がしだいに感情を持ち始めるというのはお気づきのとおり、典型的な「ピノキオ(ピノッキオ?)」です。
 クローン兵士がしだいに感情を持つ話で、「ソルジャー」という変わったSF映画がありました。

・カスミ 
 思い出の奪還。怪盗もの。
 前に記事でも触れましたね。記憶屋ジョニー、「JM」そのものです。怪盗もの、シーフものなら沢山ありますので「オーシャンズ」でも何でもお好みで。でも「トーマス・クラウン・アフェア」はちょっとね。ブロズナンでいえば、むしろ007シリーズの方が近いかもしれません。
「マトリックス」、「攻殻機動隊」、「シンシティ」、まあそこらも全部だなあ。

 こちらの映画の趣味が偏っている。ホラーなど特定ジャンルに極端に弱い、などの理由から、だいぶ不十分な感じですが、できるだけ面白い映画を選んだつもり。

 面白いことに、映画では一大ジャンルの「脱獄・脱走もの」、「救出もの」がパーソナル・ミッションにはないんですね。
 でもリクルートのほうでは、グラントの創造主を探しに行く、ジャックを引き取りに行く、タリゾラを探すなど、救出ものが多かった。

 "Mass Effect 2"の魅力はもちろんメインプロット(リーパーズとの死闘)の擬似SF体験にあるんですが、こういうクルーメンバーのミッションで、映画などのおいしいテーマをつまみ食いしてるところにもありますね。

 確かに映画向きではあると思います。

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コメント

んーんー 主人公はコマンダー以外に無いかなーと予想してますが、ストリートファイターみたいにガイルが主人公になってしまったという現実もあります。でも、人間以外でネタになりそうな主人公って・・・リージョンくんだけれど、MEを知らない人の方が映画の顧客層としては多いので背景を語るのが面倒なキャラは主役になれないかな。
ハリウッドらしくドンパチ!メインで美女でバイオテックのりの馬鹿映画(好きです)ギャレス、ミランダ、ジェイコブに脇役としてタリ辺り? ゲームっぽく3部作を期待したいけれどこの不況なので現実的には1-2の間って設定なのかしらねぇ
やーねぇー妥協って・・・

たいへん興味深く読ませて頂きました。
ただ,水をさすようでまことに申し訳ないのですが,あくまでも
「マス・エフェクトの映画化権が売却された」だけであって、1とも2ともはっきりなっていないと思います。
常識的に考えて,1をさしおいて2の権利だけが売れる,ということはないでしょう。
また,「映画化権の売却」=「映画化の決定」でもないと思います。
権利だけ売れて映画化はお蔵入りという小説やゲームはあまたありますから,まだまだ予断は許さないのではないかと。
あと,私見では,ME2は「横に拡がった物語世界」なので,「縦にまっすぐ伸びた物語世界」が基本である映画にはあまり向かないのではないかと思います。2は、あくまでゲームだから面白いのではないかと。
映画化されるとしたら,1の方がうまくいくでしょう。ヴァーマイアからシタデルでの決戦にかけての盛り上がりは,まさに映画そのものですしね。

ところで,先月,6周目にしてようやく,センチネルで2のinsanityをクリアしましたが,実に疲れました。
私の腕では,ハードコア程度で暴れまくる方が楽しいです。

zorotto様

 主人公シェパードが、は間違いないと思うのですが、他はまったく不明です。ノルマンディが出るのも勝手に思ってるだけ。リーパーズ戦もきっとそうじゃないかなと思ってるだけです。
 シューティングとバイオテックの融合が鍵でしょうか。SWのドンパチとチャンバラ、フォース(一種の気合いですからこれもチャンバラですね)の融合みたいにうまくいけば?
 すみません、ストリートファイターは、実は好きな映画w。
 なにしろカイリー・ミノーグが・・・。あ、関係なかったですね。

プライベート・シェパード様

 ああ、ねた切れだったので、パーソナルミッションをネタに類似映画を整理しただけともいえますw。予想なんてとてもとても、パートタイム映画ファンにはおこがましくて。今考えても色々抜けてますしね。
 パーソナルミッションが2時間の映画に向かないのは間違いないでしょうね。やるならアニメ(CG)シリーズとか。

 「権利だけ」だと、そうですね、攻殻機動隊だったかヱヴァだったか、スピルバーグが確保していながら握りつぶしてるのありますしね。

 実は200万本も売れていないコアなゲーム(RPGなら上出来ですが)なんで、MEの権利が売れるというのも、いかにハリウッドでネタが枯渇してるかということかもしれません。

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