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2010年5月24日 (月)

【DA:O】ダークスポーン・クロニクルズ(その8)

 さて、プレイスルーなのに交互に別の記事が挟まっていることからおわかりのとおり、非常にテンションが低いです。

 もう今回で終わらせて、次回なぜそうなのか愚痴をこぼす回にしたいと思います。

 一般論で言えば、このゲーム、いやBiowareに限らないのですが、DLC商法はかなりヤバイ局面に来ていると思う。

 ガイジンのゲーマーなら誰でも知っている「ミルキング」(Milking)というやつ。「牛が死ぬ前に乳搾り取れるだけ搾り取れ!」ということですね。この場合ゲームが乳牛。ゲーマーじゃないよ。ゲーマーの場合は「いらんものまでバンドルして全部売れ! 財布の中身全部吐き出させろ。借金してでも買わせろ、生かして返すな!」ですw。
 日本語だと前者は「骨までしゃぶりつくす」か? 後者は「おケツの毛まで抜く」かな?

(肉牛問題で揺れる日本では不謹慎なネタ? あんなんなるまで危機管理もしてないほうが不謹慎でしょうよ) 

 古くはボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のコングロマリットやビッグ・ビジネスにおけるポートフォリオ戦略というやつでお馴染みですが、「キャッシュ・カウ」"Cash Cows"からも連想されますね。乳の代わりに金貨を吐き出す牛ですか。金のガチョウのプレステジ・クラスですね。
 日本語版ではなんだっけ、「金のなる木」? 

2004110321323521growthsharematrix_2

 ミルキング、キャッシュ・カウ(金のなる木)、いずれもコノートするのは「もう先は長くないので、今のうちにできるだけ儲けを回収しちゃえ!」というもの。「もう先は長くない」がミソ。「これからはもう大きくは育たない。老いていくだけ」という意味もある。マーケットが「マチュア」になったとも言いますね。製品が「コモデティ化した」は、これはもう儲けの薄いダメな世界に入ってるから、まさに先は短い。出来るだけ早く多く回収してとっととずらかる撤退戦略が必要でしょう。
 その意味で金のガチョウの逸話とはあまり関係がなかったですねw(あっちはバカが殺さなければ永久に金貨を産み出したはずだから)。

 DLCがやってるのがもしこういう撤退前利益の搾取の世界になってしまってるのだとすると、「DLC商法自体の命数」が数えられたと言っても過言ではなさそう。
 
 オリジナルゲームを開発したメンバーは、リリース前にはもう解散、とっくに別のプロジェクトに移っていると聴きます。最近流行りの「ハリウッド方式」というのは、さらにフリーランサーを集めてやるので、社内に残るのも稀だそうだ。
 ゲーム開発の現場は良く知らないが、よっぽど立派な会社でもなければ引継ぎも要求仕様書も作業記録も何もあるわけないw。オリジナルメンバーが契約上義務づけられて開発したDLCなら品質も確保できるでしょうが、一旦その手を離れたら・・・。
 一定水準を期待する方が無理でしょう。

 "Mass Effect 2"のケーシーが、「DLCはこれからいくつか出す。その後の展開はそれぞれのDLCの反応を見てから」と余裕で言えるのは、最低でも"Mass Effct 3"までの開発が確定しているから、面子もみんな残っているからでしょうね。自分もクビになることはないし。

 DLCなどが成功するのは、会社がそういう長期的なヴィジョンを持っている稀なケースか、あるいは本編開発時にDLCのスケジュールまでカッチリ決めていて、本編リリース時には実際にあらかた開発し終わってるケースなのか? (つまり既にできているものをただ小出しにする、切り売り商法)
 "Fallout 3"なんかその両方じゃないのかしら。つまりインハウスのメンバーが結構残っていて、事前に5本のDLCを出す企画まですべて整っていたくさい。"Oblivion"時代のDLC販売でやらかしたドタバタ劇も今回はなかったようだし。
 ただしその場合は、ケーシーの言うような「本編のフィードバックを見てからDLCの中身も色々変えていく」、王道の作戦が使える場合はかなり限定ます。

 FPSやシューターの「マップ、武装、アタイア(衣裳)だけ追加」ってのが間違いが無くて賢いかもしれん。CoDMW2のも"Uncharted 2"のも結構なお値段なのに売れてるそうですしね。

"Darkspawn Chronicles"への具体的なつっこみは、次回。





 とっとと終わらせちゃいましょう。なお頂上戦闘シーンは、一回目撮りそこないを二回目で撮っています。若干コンティニュイティに問題あるかもしれませんが、つっこまないでw。

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 リオーダン決死の刃によって深手を負ったアー様、アーチデーモンはドレイケン要塞の頂上部、タワーに避難している。

Screenshot20100522203025740
「ウォーデンとコンパニオンたちが逃げた」

Screenshot20100522203030580
「ヴァンガードよ、奴らを追い、余を救え」

 ここで、メンツがハッキリわかります。
 アリスター、レリアナ、モリガン、そして犬。
 しかもカットシーンなので、リプレイによる変動はなさそう。
(すでに後半二回プレイしたところ、変動ないことを確認)

 殺す順番もハッキリしました。
 倒すのに面倒の少ないレリアナ(なんと上ではチャントリーローブ着用のままです)。
 続いてメイジのモリガン。
 そしてアリスター。犬はどうでもいいので最後。

**********

(この部分、ストーリーと直接関係ないので、次の画像まで飛ばして構いません。おいおい、設定もなんかいまいちじゃないの、辻褄あってる? 大丈夫?というオタクの話)

 ただここで、アーチデーモンがグレイ・ウォーデン(ここではアリスターひとりのみ)を恐れている様子がハッキリします。確かにこの五番目のアーチデーモン、アーセミエル(Urthemiel、"Dragon of Beauty")自体、先ほどもう一人のウォーデンであるリオーダンから一太刀を浴びせられたので個体として怖れる理由はあるかも。
 だが「アーチデーモンを葬れるのはグレイ・ウォーデンのみ」 という事実を、個別のアーチデーモンは知ってることになるのでしょうか?

(仮説1)
 アーチデーモンは七柱の眠れる古えの神、"Old Gods"が覚醒したものであるとの説もあります。そうであれば、以前からその事実には気がついていたとすることもできるのか。

 いいや、グレイ・ウォーデン(もっと重要なことにはジョイニングの儀式)が発足したのは、第一の古えの神ドゥーマット(Dumat)、"Dragon of Silence"が目覚めたしばらく後なのです。だから情報は割と新しい(てもOriginsの時代から1300年前くらい)のだ。

 そのときアーセミエルは覚醒していないのだから、ハイバネーション中の兄弟に情報を伝達するテレパシーのような手段でもなければ無理。しかもウォーデンしか殺せないことを知るのは、それぞれのアーチデーモンが殺される瞬間だから、これはかなり無理筋。
 つうか、そんな能力あったら七柱いっぺんに覚醒するんじゃないのか。

(仮説2)
 ダークスポーンが伝えることができる?
 ダークスポーンは非常に短命で知性がないため過去には無理であった。
 しかし知性を有するものがごく最近登場した。実際にアーセミエルを(事故によって)覚醒させてしまったダークスポーンも高い知能を有していた。その線から情報が入ったことはあるのかもしれない。

 問題は、その知性あるダークスポーンが、主流のダークスポーンから裏切り者とみなされていること。覚醒させてしまったアーチデーモンが破壊されたほうが良いと考えてもいるので、わざわざ唯一の脅威を伝えるだろうか。また主流からことごとく接触を絶ち、見つからないように隠れ棲んでいるという事実もある。

(仮説3)
 「ダークスポーンがウォーデン以外では決して殺せない」理由を知っていればよい。それはダークスポーンの肉体を破壊したとしても、そのスピリット(精神)が最も近くにいるダークスポーン(どんなものでもいい)、知性のない空っぽの器に乗り移ることが出来るから。

 グレイ・ウォーデンはジョイニングでダークスポーンの血を飲むことにより、実はダークスポーンに近い存在になっている(それになれないと死ぬってことです)。
 ウォーデンがアーチデーモンの肉体を破壊すると、(その時点で最も近くにいるので)そのスピリットが乗り移ってくる。だが他のダークスポーンと違いウォーデンには知性があるためコンフリクトが生じ、アーチデーモンのスピリットはウォーデンのスピリットともども破壊されてしまう(ウォーデンの肉体は破壊されない)。

 アーチデーモンを含むダークスポーンは、付近にいるグレイ・ウォーデンの存在を察知できるし、その逆も同様。よって、アーチデーモンは自らが倒れるとき、知性のあるダークスポーンであるウォーデンが傍にいてはならない、と知っているのかもしれない。

**********

 このドレイケン要塞は、Originsのクライマックス、ウォーデン主人公とそのパーティーの突入シーンでは最も熾烈な戦場であった。

 当然、ダークスポーン・ヴァンガードも強烈な抵抗を覚悟して突入したのですが・・・。

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 拍子抜けするくらい、すでに完全鎮圧済み。
「お前ら、上司のヴァンガード様にちったあ獲物を残すとか配慮なしか?!」
と叫んで、そこらじゅうのダークスポーン斬首して回ると面白いかもしれないが、プレイヤーの私はこの光景に唖然として、そんな元気もない。

Screenshot20100522075053894
「ウォーデンがまだ一匹生き残っておる。余に近づけるな」
 ここではリオーダンの装備回収以外にすべきこともない。その装備もたいしたこと無い。

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 そうか、Originsではドレイケン要塞内部こそ、ダークスポーンとドレイケン守備隊双方の死屍が累々と転がる、最大の激戦地であったのだ。今回もそれか?!
 心を引き締めて、ってダークスポーンに心は無いな。なんでもいい、突入だ!

Screenshot20100522075300289
 なんと、高層ビルエレベーターでもあるまいし、この高いタワーの頂上まで一瞬で到着。
 要塞の中にたくさんあったフロア、全部省略された・・・。まじかよー。

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「ウォーデンキングが我ら皆を葬る前に、打ち破れ!」

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 都合よく、殺すリストのワンツー、レリアナとモリガンが並んでる。

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 レリアナ。
 
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 お前のこのでかいお尻も見納めだ!

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 ワンダウン。しかし、なぜこの局面でチャントリーローブのような軽装だったのだ? 

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 モリガンはもっと哀れ。オーガのタックルを二発かますと。

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 ひとたまりもございません。ツーダウン。掴みあげる暇すらなかった・・・。

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 アリスターも掴みあげてお約束のボコ殴り。

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 さあ、煮詰まってまいりました!じゃない、盛り上がってまいりました!
 新王アリスター、フェラルデン最期のウォーデン孤立無援、その命は風前の灯火!

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 スリーダウン。
(犬も含め、パーティ3人+1匹全部倒してからじゃないと、カットシーンは始まらないのであった。まだ犬が余ってる)

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 ホットドッグならぬ、コールドドッグ? ソルティードッグ?
 ちなみに犬の名前の"Barkspawn"とは、ペニー・アーケードのコミックに登場する犬の名前をそのまま使ったそうだ。楽屋落ち。
 これでフォー・ダウン。

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 ついにウォーデン・パーティは倒された。
 みんなは・・・?

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 レリアナ・・・。

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 モリガン・・・すまん・・・。(犬は勘定に入れません)
 アリスターの初体験にして人生最後のエッチ相手だった彼女も帰らぬ人となった。

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 ダンカン・・・。あなたのところにようやくいけます・・・。

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 うるせー、主人公は俺様なのに、なんでクライマックスがお前視点なのだよ!

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 しねーーーっ!

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 フェラルデン王国のグレイ・ウォーデン、この時点で残り人数ゼロ。

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 勝ち誇るアーチデーモン。ドレイケン要塞上空をフライバイ!

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 アチーブメント・・・「セダスの災禍」

 どっとはらい。いや、ほんとに。

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