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2010年5月23日 (日)

オールド・ワイルド・ウエスト

 読んでる方、誰一人ウエスタンに興味ない前提で書きますわ。
 読み飛ばしていただいて結構。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」は違うの?
 まあねえ。あれでもいいかな。さすがゼメキスって感じですけどねー。

 "3:10 to Yuma"やっぱ結末はそうなるかー!
 でも結構面白かった。ガンファイトもなかなかのものです。「決断のとき」という邦題は依然として意味不明。

 今や斜陽ジャンルの西部劇。日本では誰も見向きもしないのは言うに及ばず、本場アメリカでもなかなか新作は出てこない。

 IGNが"Red Dead Redemption"発売に合わせて「歴代べスト25西部劇」をあげているが、"3:10 to Yuma"は16位でした。まあ、そんなところかな。

http://movies.ign.com/articles/108/1088537p1.html

1位は"C'era una volta il West "(1968)。イタリア語は全く堪能ではないので、"Once Upon a Time in the West"という英語題で許してください。
 邦題はすごくてなんと「ウエスタン」。そのまんま。セルジオ・レオーネ監督、"3:10 to Yuma"にも老骨に鞭打って登場したピーター・フォンダ主演、チャールズ・ブロンソン助演。

 以下このとおり(25位まで邦題調べるのは疲れるから、書き出すのは10位くらいまでで。自分鑑賞用の抜け漏れチェックです)。

2位、"Unforgiven"(1992)「許されざる者」、クリント・イーストウッド監督主演、ジーン・ハックマン助演。
 いわゆる「リヴィジョニスト・ウエスタン」、修正主義派西部劇の決定版ともてはやされました。逆にこのジャンルに引導渡したとも。
 
3位、"High Noon"(1952)「真昼の決闘」、フレッド・ジンネマン監督、ゲイリークーパー。
 「法のためにたった一人で闘う」コンセプトは、"3:10 to Yuma"にも、他にも色々流用されています。アメリカ永遠のテーマ。ショーン・コネリー主演の"Outland"(1981)がSFで再現しました。

4位、"Shane"(1953)「シェ-ン」、ジョージ・スティーヴンス、アラン・ラッド。
 映画は観た事なくても「しぇーん・かむばーっく!」を知らない人はいないだろう、って最近の日本じゃもうだめかな。あのラストシーン、彼は生きているのか死んでいるのか?

5位、"The Wild Bunch"(1969)「ワイルドバンチ」、サム・ペキンパー監督、ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン。日本でもまだまだ熱狂的なファンが多い名作。
 これで一度「西部劇は死んだ」ことにされ、修正主義派"Unforgiven"の成功まで蘇生しなかったとかなんとか。

6位 "The Searchers"(1956)「捜索者」、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン
 ジョン・フォード&ジョン・ウェインでも大人のアメリカ人が選ぶのはこういう渋めのジレンマがあるもの。日本では深夜TVにかかったりしてたかな。

7位、"Il Buono, il Brutto, il Cattivo"(The Good, the Bad and the Ugly) (1966) 、「続・夕陽のガンマン」、セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリフ
 いわずとしれたセルジオ・レオーネの有名なほうの大名作。1位にも入ってる彼はこのジャンルを一人で背負ってたんですかね。

8位"Butch Cassidy and the Sundance Kid" (1969)「明日に向って撃て!」、ジョージ・ロイ・ヒル監督、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード
 これも主演二人のおかげで今でも有名かしら。二人はこの後ハリウッドの二枚看板みたいになり、"Sting"スティング(1973)でも再共演してました。

9位"The Magnificent Seven"(1960)「荒野の七人」、ジョン・スタージェス監督、ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックーン(主演クラス多くて書ききれんw)
 「七人の侍」のオマージュであることは余りにも有名。アクション映画逆輸入ってことになるのかな。

10位"The Man Who Shot Liberty Valance"(1960)「リバティ・バランスを射った男」、ジョン・フォード監督、ジェームズ・スチュワート、ジョン・ウェイン、リー・マービン
 しかし渋いの選びますねえ・・・。ネタバレになるのでプロット書きませんが、ジョン・フォードとジョン・ウェインのコンビではこれが最後の作品。スチュワート、ウェインはこの後何度も共演することになるとか。

 ご覧のとおり「許されざる者」以外は、はるか昔のなつかしの映画です。11位以降を見ても、14位はコメディ"Tombstone" (1993)、16位の"3:10 to Yuma"(2007)、23位に"Silverado "(1985)がある程度で、凋落ぶりはもう説明の必要もないでしょう。

 この時代の修正主義派といわれるイーストウッド"Pale Rider"(1985)、"Silverado"のケヴィン・コスナーが自作自演のプロモムービーでアカデミーをもらった"Dances with Wolves"(1990)は入れてもらえないのだそうだ。

 もちろんかつての映画大国(これは製作数でいったら結構本当)であった日本映画界を支えていた時代劇が今やあれな感じので似てるかもしれないと、なかなか考えさせられるリストでした。

 ルーカスもスピルバーグも、ロドリゲスもタランティーンも、みんな基本パクッてるわけだから、決して西部劇自体死んだわけじゃないんでしょうが、もうあの埃まみれの荒野を舞台に映画見せられても今更ちょっとね、というのが正しいかも。

********** 

 "Red Dead Redemption"(PS3)、数時間を経過。このままはまるのか、はまらないのか、微妙なところをさまよっています。軽いネタバレありなので「続きを読む」以降に。




 今のところは、どうみても100点じゃない感じだなあ。90点くらいじゃないんですか。
 やっぱ西部劇には甘いですね。バットマンにも甘いけどあれは確かに面白かった。
 GTAに対して甘いのかもしれない。
 レヴュアー側に相当なバイアスかかってる恐れが大きい。 

 何がしたいか、させたいか説明なしでもわかるのが流石、という感じなんだけど、まだまだ引き込まれていく感じがしない。
 まだ舞台となるテキサス、ニューオースチン郡あたり(架空かな?)の荒野を自由に彷徨えるチャンスが少ないからかもしれない。

 同じようにオープンな荒野を彷徨う"Fallout 3"などをPS3で持っていないので、この少しぼやけたグラフィックはいいのか悪いのか判断しようがないですが、プレイ上気にならない程度。ボーダーステイツの照りつける太陽のため視界がぼんやりしてると考えればいいか。

 音楽はマカロニ系西部劇ファンじゃないと、ずっと続くあれはちょっときついと思う。オールド・ウエスタン映画に慣れてるこちらは全く気にならないw。酒場のホンキートンク・ピアノはやっぱいいっすよ。

 とにかく今のところ気になるのが、引き受けると解決まで「待ったなし」みたいなクエストとセーブシステム。何度かキレそうになった。
 ある目的、例えば賞金首のアジトを襲撃しに向かう途中、ランダムに発生するクエスト。「仲間を助けてくれ!」とか駆け寄ってくるのですが、そのときこちらが倒したシカとかコヨーテとかクーガーの皮を剥いでるから、ほんの少し待って欲しいのに、すぐに行ってしまう。

 だいたい開始早々、ぼーっとして荒野を彷徨っていることなどなく、何かのミッションの作業をしてるときに決まってるんだが、それで待てずにミッション失敗とかの扱いはどうなんだ。「助けてくれ!」は最初から放置でいいのか?
 気になって何度もやり直したが、ランダムなんで次に同じものが発生する保証は無い。(でも開始直後に発生するものは2,3回くらいリロードで出るかな)
 超人的才能がないと助けられないよ。

 実は「助けてくれ!」は、まんまと罠にはまる場合と半々くらい。
 笑ったのはこれ。
 深夜下着姿の娼婦らしき女が荒野のどまん中で「街まで馬に乗せて!」というので不用意に近づいた自分のジョン・マーストン(主役)が、みごとに彼女に蹴り落とされて馬を奪われたw。
 何が起きたかわからんかったので、しばし呆然とするうちに馬は女を乗せて猛スピードではるか向こうに遠ざかっていく。しょうがないのでリピーターで、女に照準しようとしたのだが、どうやら馬を撃っちゃったw。女はどうなったのかなあ。馬はちょうど丘の稜線の頂上でしとめちゃったのでまんまと逃げ切ったかも。
 馬の死体を前にちょっと呆然としてたたずみ、やがて気をとりもどして売り物にするため肉と皮を剥いだ。
 しばらくして口笛を吹くと、ちゃんと鞍を載せた別の馬がやってくるw。
 コヨーテやクーガーのいる荒野を街まで歩かされるのかと思ったが、これは便利w。
 リアリティは・・・、ないかw。

 操作も個人的には慣れるまで大変だ。「デッド・アイ」という、スローモーションで標的を選ぶシステムはありがたい、つかこのゲームの売りなんですが、あれなかったら死んでる。あっても死んでるけどw。

 頼みの綱はストーリーで、ひとつのネタをずっとひっぱってくれますので、もっと先を見たいなと頑張れるかもしれない。

 ただ余り自由がないセーブシステムだけはなんとも辛い。用心して進まないと、善人を装った連中の罠にはまって、何度か自分の小屋からやり直す羽目になる。
 西部の荒野では慎重過ぎても、やり過ぎることは無い、ということですかね。

 もうちょっと遊んでみよう。 

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