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2010年5月17日 (月)

ストーリーテリング(1)

 その昔、ビデオゲームは単純明快でした。「ハイスコア」なるものだけでも話が済んでしまうくらい。

 大抵のものは、自分が動いて、何かを消す(稀に出す)、あるいはどこかに到達する、という単純なモデルだけで片付いてしまう。それで十分バラエティもあり、なにしろ熱狂できた。

 今でこそオンライン対戦やMMOなどで腕を競う?ことは普通になってますけど、当時はまるでおっさんのゴルフのパーティのように、ゲーセンに何人かで集まって、順番にソロプレイする、あるいは何台かに分かれてソロプレイする。そのスコアで優劣がわかるというだけ。それだけでもなぜか連帯感が生まれ、大量の百円玉を投入した。バカでしたw。
 でもパチンコ、パチスロじゃここまでの連帯感は生まれないよね? 

 対戦ものが盛り上がるのはまだ先のお話。でもそれだって勝敗がはっきりすることに違いはない。
 やがて舞台はコンソール機に移り、AppleやPCなどでコアな人たちのたしなみであったロールプレイングゲーム(PRG)や、アドヴェンチャー(ADV)などが一般人の目にも触れるようになる。

 「カジュアルゲー」、「へたくそ用のゲーム」、「反射神経・運動神経がちょっとあれな人が遊ぶもの」と揶揄されようがなんだろうが、当時一大勢力になった。
 
 誰でも知ってるようにTRPG(テーブルトップ・RPG、ペン・アンド・ペーパー(PnP)、紙版)が発祥であるのは間違いない。誰でもできるわけではない、とても面倒でタイムコンジューミングなDM/GM(ダンジョンマスター、ゲームマスター)の作業を、すべてコンピューターが代行してくれるというのは、自然な発想であったのでしょう。
 やがてRPGといえば、何も断らないとCRPGを指すようになってしまう。

 同じ紙版、ボードゲームの一分野であったウォーゲームが肥大化、複雑化して廃れていく一方で、ビデオゲーム化が進むのと軌を一にする。ウォーゲームの場合、DM/GMに相当する審判役だけではなく、「敵プレイヤー」まで用意してくれる(昔はかなりヘボかったけど)。

 だが今ではRTSに引き継がれているように、ウォーゲームにも依然として勝ち負けは存在する。シューターでも、アクションでも、パズルでも、なんでもそうだ。
 ゲームだから当然? 
 ではRPGやADVの勝ち負けってなんだろう?
 明快な勝ち負けが無いから、これらはゲームではないのか?
 クリアが勝ちか? だったら「へたくそ用のゲーム」である以上、99%の人が攻略でき、みんなが勝利者で世界は平和ということか?
 それともハイスコアに匹敵するものは、トロフィーやアチーブメントか?

 どうも釈然としない。

 むしろ、これも一世風靡しながら今や跡形も無い「ゲームブック」を経たものであると考えてみたらどうだろう。

 長々と引っ張りましたが、ようするに次のエッセイをネタにして考えてみようという前フリなのでした。

   http://ps3.ign.com/articles/107/1071065p1.html

題して、

Bored With Reading? Try Heavy Rain
State of Play: The game is the story and the story is the game."

→ その手の話に興味があるか? その場合は次の記事へ。
→ まったく興味がない。 その場合はさようなら。

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