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2010年4月15日 (木)

【ME2】ストールン・メモリー、カスミ(その4)

 まだ発売もしていない"Alpha Protocol"への誹謗中傷がすごいことになってるようですが、それも致し方なし。
 もうリリースを3回延期してるとか。私は2回延期と思っていたが、その前にまだあったのか。

 Obsidianは、"Fallout"、"Fallout 2"をはじめ、"Baldur's Gate"、"Planescape: Torment"など、いずれもCRPGゲーム史を飾る古典的名作を立て続けに生み出した伝説のスタジオ、Interplay/Black Isleのメンツが立ち上げ、"Star Wars Knights of the Old Republic II: The Sith Lords (SWKOTOR II)"、"Neverwinter Nights 2(NwN 2)"とBiowareの名作の続編を手がけてきたが、いずれもあまり評判がよくなかった。

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 ちょっと脇道。
 "Fallout"シリーズの開発メンバーは、財政難のためBlack Isleが閉鎖された時点でObsidianに移った者のほか、それ以前に社内の意見の対立のため退社し、Troika Gamesの創設を行った者たちもいる。そちらのラインアップには"Arcanum: Of Steamworks and Magick Obscura"、"The Temple of Elemental Evil" 、"Vampire: The Masquerade - Bloodlines"などがあり(すべてCRPG)、画期的なゲームコンセプトなどは賞賛されることもあったものの、ひどい操作性や致命的なバグの多さで悪名が高まり、やがてスタジオ自体が財政的に破綻した。
 個人的な話をすると、Valveの"Half-life 2"などで名をはせたSourceエンジン初期版を用いたという3つめは遊んでいませんが、1作目はいわゆるスチームパンク的RPGで、Falloutにも通じるなかなかの世界観であったのだが、操作性に本当に難があって最後まで進む気がそがれました。2作目はD&D3.5準拠の珍しいターンベースト・コンバットを導入したもので、有名なゲームストッピング・バグに遭遇せずクリアできました。D&Dの秩序・混沌、善・悪を本当に再現しようとする意気込みはすごかった。ケイオティック・イヴィル、混沌にして悪の主人公なら、NPC皆殺しすることができるという・・・。
 D&Dのキャラクターレベル10でキャップされていたので、次にレベル20を目指す続編があると期待していたのですが、バグのパッチすら出さず、スタジオ自体が閉鎖となってしまった。
 ガイダー氏が言っていた「最後の仕上げ、残り20%の汚れ仕事」をしない、天才デザイナーが集まっちゃったところに悲劇があったんだと思う。人を雇う予算も足りなかったのだろうか。彼らの才能が高く評価されてるのは、メンバーそれぞれがその後、著名なゲームの開発に呼ばれていることからも伺える(まあ、業界が狭いといってしまえばお終いかもしれません)。
 "Alpha Protocol"のリードライターもTroikaに在籍していた人のようですし。もう辞めちゃってまた別に移ったみたいだけどw。やっぱ最後の汚れ仕事はしたくないのかw。
 
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 前者(SWKOTOR II)は、クリスマスシーズンのリリースに間に合いそうになかったところに、ルーカス・アーツのダースベイダーが「皇帝はお喜びにはならないだろう」と脅しをかけ、無理矢理間に合わせてしまった結果、ありえないくらいショボくれたエンディングになった。それさえなければそこそこいけたはずなんだが。

 後者(NwN 2)もやはり発売延期を重ね、ようやくリリースしたものの普通のPCでは重すぎてまともに動かない、バグだらけ、カメラの挙動がひどい、コンパニオンAIがおバカなど酷評を浴びた。そうした批判については、公式パッチ、ユーザーModでかなり改善され、エクスパンション"Mask of the Betrayer"は一層ダークな雰囲気となり、個人的には悪くない出来だと思ったが、本体の評判が悪すぎてこれも正当に評価されたとはいえない。
 エキスパンション第二弾、"Storm of Zehir"に至っては、開発予算が十分つかなかったことが手に取るようにわかる出来栄えとなってしまい、シリーズ最終作に汚点をつけてしまった。
 Biowareの前作が(珍しく日本も含む?)世界中で千を越えるユーザーModシナリオや多くのパーシステント・ワールドを生む、前代未聞のゲーム・ソサエティを構築したのに対し、こちらは自作Modに要求されるプログラム・スキルの高さも障害になったのか、いまだ百ちょっと、桁が一つ落ちてしまった。

 パブリッシャーSEGA(America)と組んで開発中といわれた"Aliens"は理由はわからないがポシャってしまった。
 Obsidianにとっては、この"Alpha Protocol"が事実上最初の「自家製IP」による作品となる。
 この後、皮肉なことにBlack Isleの往年のブランド"Fallout"シリーズに再度脚光を浴びせることとなった、Bethesdaの"Fallout 3"の後継となる"Fallout: New Vegas"の開発を手がけていることはすでに発表されている。

 歴史のお勉強だけで終わってしまった・・・。中身は次回。




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 惑星ベケンシュタイン。 

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 シェパードの偽の身分は、ソロモン・ガンという傭兵部隊の親分。カスミによれば、ホックが尊敬する類の人物像だそうだ。彼女はすでにガンという男に関する捏造記事を新聞や著名な業界紙"Badass Weekly"(笑)に紛れ込ませてるという。
 パーティーに赴く以上、フォーマルウェアを着用しなければならない。というわりにはカスミは普通の仕事服なんすけど・・・。

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 ホックは、ごく親しい身内だけを集めてパーティーを開催中だ。
 銀河系最悪の詐欺師、裏切り者、大量殺人犯などが20名ばかり、それぞれホックへの贈り物を携えて集まっている。

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 カスミは、自分たちの贈り物としてあのサレンの彫像を用意した。その中にはシェパードたちの戦闘用装備がギッシリ詰まっている。

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 ピストルだけは隠してあれば携行可能。小火器まではうるさく言わない連中だから。
 一旦中に入ったら、ダンスホールの奥のどこかにある美術品保管庫の入り口を探す。
 見つけたら、何重にもなっている防犯システムをカスミが一枚づつはがす。サレンの彫像はそこにあるはずだから、自分たちの武装を回収する。

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「そして大手を振って保管庫に入り、ケイジのグレイボックスを奪回する。
 それでようやく、あたしは本当の『サヨナラ』を言うことができるの」

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「その熱心さ。この仕事は単に盗みのためだけじゃないな。ケイジが君にとってどれだけ重要な存在だったかわかるよ」
「そんなわかりきったことを。もちろんグレイボックスにはあたしたち二人のかけがえのない思い出がつまってる。でもケイジが盗んだ危険な情報が含まれてなければ、あなたをここに連れてくることなどしなかったわ」

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「こいつは面白くなりそうだな」
「だからそう言ったでしょ?」

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