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2010年4月30日 (金)

Call of Duty: Vietnam ?

 やはり負けた戦いのゲームを喜んでする人は比較的少ないようで。
 ヴェトナム戦争ものはアメリカではあまり受けてないんですね。

 http://www.gamespot.com/news/6260595.html?tag=latestheadlines%3Btitle%3B1

 CoDのFPSなのか、噂のアドヴェンチャーゲームなのかわからないが、ヴェトナム戦争をテーマにしたゲームを開発してるとの話。

 ボードゲームやストラテジィ・ウォーゲームですと、攻守入れ替わってプレイできるからそうでもないかというと、やはりさっぱりです。
 FPS(シューター全般)もご多分に漏れず、名作の誉れ高い(残念ながら個人的には遊んだことがない)あの"Battlefield Vietnam"ですら売り上げたのは50万ユニットであったそうだ。相当な善戦なのでしょうが、大ヒットまではいかないですね。

 ヴェトナム戦争にもまして朝鮮戦争が歴史から抹殺された戦争、というのも事実らしく、ハルバースタムの遺作となってしまった「ザ・コールデスト・ウィンター」は連休にでも早く読み終わらなくちゃw。いや、ほんとに陰鬱な戦争のドキュメントは心がすさみます・・・。
 (書き手の側が)負け戦のドキュメントでも、心躍るものはあるんですが、この本はちょっと。途中で手が止まってしまうんですよね。

 ハルバースタムがベトナム戦争の米政府側の超エリートがいかに無能になれるかを描いた「ベスト・アンド・ブライテスト」は読んだふりをしていましたが、鼻垂らしたガキの頃に読んだつもりになっていただけで、中は結構忘れちゃってます。これも読み直したいなあ。

 もちろん負けた戦いの映画というのは結構ありますが、「怒りのランボー」シリーズやチャック・ノリスの映画ならともかく、大抵は陰鬱なものになる。そういうのをマゾヒスティクに観る人もいるんだろう。だがマゾの生息数は少ないらしく、単館系でしかかからないけど。

 ところで、ランボー・シリーズの「怒り」とは観てる人が怒り出すという意味かもしれないですねw。一作目は帰還兵テーマのとても素晴らしい、面白い映画であったのにね。
 そうか、スティーヴン・セガールの「沈黙」シリーズは観てる人が・・・w。
 「沈黙の戦艦」、"Under Siege"だけは面白かったが。

 背伸びした子供心に衝撃的なトラウマとなった映画は「ディア・ハンター」でしたが、おとなになって、あの映画ですら「あんなきれい事」で真実を隠してるということに気がついてトラウマが晴れた。むしろ、あそこに描かれているヴェトナムなんかよりもアメリカの日常風景のほうが、ずっと印象深かった。太平洋の向こうでは流血の戦いをしている一方で、本土では暇すぎてボウリングしかすることがないという生活・・・。
 そういう意味じゃ、「ランボー」もアメリカの片田舎の風景が印象に残ったのかもしれない。

 「ディア・ハンター」の経験があったから「地獄の黙示録」も、なんだかよくわからんけど、これでしょうがないんだろうなと思ってた。
 「プラトーン」あたりで、ようやく普通に理解できる世界(が正しいのかどうか知りませんよ)で描かれて、このジャンルも終わりかな、という気がしました。使いたくない言葉だけど「決定版」みたいな扱いとなったから。

 なにしろこうした映画を茶化したはずの「トロピック・サンダー」が、実は一つも笑えない、悲惨な映画になっちゃったんだもん。トム・クルーズの怪演だけが心に残る結果となった。
 あれがアメリカで絶賛された(by日本の配給元w)なんて、ちょっとアメリカ人のジョークセンスを疑う。
 
 じゃあ、どれがいいんだというと、先日SAPIOかなんかで落合信彦氏が書いていたものと同じ答えになって、非常に心外なのだが・・・。彼と同じ発想じゃないかと思われるのが心外なのか、そのくらい勧められる映画が少ないのが心外なのかどうか自分ではよくわかりませんが。

 "We Were Soldiers"はやっぱ良く出来ていました。邦題はダメすぎて忘れた。うそ。「ワンス・アンド・フォーエバー」。一期一会? 銃弾との? 

「お前どこの生まれだ?」
「テキサスのレフュージオです、サー」
「今日初めて意味の通る話が聴けたな」

"Where you from, son? "
"Refugio, Texas, sir. "
"Well, that's the first thing I've heard today that makes any sense. " 

 実際の手記などに基づくお話、主演にメル・ギブソンを起用したにもかかわらず、あまり日の当たる映画にはならずじまいでありました。

 ただし連休に観るものではありません。陰鬱になりたいなら話は別だが。 

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