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2010年3月 2日 (火)

【ME2】オールド・ブラッド、モルディン(その6)

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「うんうん、我殺人者にあらず。感謝、シェパード」

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 汗? 涙? をぬぐうメイロン。

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「メイロン、撤収。ウェイルロック壊滅。プロジェクト終結」

 ここは・・・。パラゴン・チェックなしだとメイロンを殺しちゃったんだろうか?
 やっぱ撃っちゃうみたいだな。

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 メイロンを逃がして、他のクローガンに接触したら? この事実を公表されたら? またどこかで実験を再開したら?
 サラリアンの特殊部隊が手をうつから大丈夫。他のクローガンなどに話したらメイロンは殺されるだけだ、云々。

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「私はこれからどうすればいいのでしょうか、教授?」

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「我関知せず。選択肢オメガ。診療所必要」

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「クローガンはこんな仕打ちを受けるべきではなかった、教授。ジェノフェイジは終わらせなければならなかったんです」
 最後まで自説を曲げず、立ち去るメイロン。

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「・・・手段相違」

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「艦長、謝意。任務概要に誤解。拉致にあらず。我が過失。感謝」

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 モルディンの自問自答。メイロンは殺すべきだった。自分もそれを欲していた。話を聴くよりそのほうが容易だった。
メイロン自身にとってもそのほうがよかった。実験を見れば、彼がどれだけ堕落していたかわかる。これはクローガンの一部の希望によるものだった。私の希望ではない。
 ジェノフェイジの倫理的考察についても考えてみる必要がある。変数が多すぎる、ストレスフルであり、このような結果は予測不可能だった。

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 メイロンの研究は成功したかもしれないし、しなかったかもしれない。成功した場合のクローガンへの影響、銀河への影響、変数が多すぎる。

 最後に残ったメイロンの研究データ。これを破壊するかどうかがここでの最後の選択。
モルディンは、忌まわしい記憶とともに過去に捨て去りたい様子。破壊するという。
 

 ほんと日常生活では「もったいない精神」など皆無、無関心極まりないこのブログ主ですが、済みませんけどここはデータ保持でw。
 だって、これもME3に持ち込まれそうなんですもの! 
 わかってますって、サーベラスがこれすらまた悪用する可能性もあるってことは。

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「クローガンの現状を見て慙愧の念もあるのだろう? ここのおぞましい現実も見たし、耐え難い損失も見ただろう?
 すべてを無に帰する? いや、データは取っておこうよ、モルディン」

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「理解。データ取得。ローカルデータ廃棄」

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「終了。トゥチャンカから離脱希望。別の場所。どこか太陽のまぶしい場所」

 こちらも、もういい加減に立ち去りたいところです。周囲をサルベージして退去。

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偵察隊長は部下が戻ってきてご満悦。
「余分にもう一人スカウトを育てる手間が省けて感謝してるぜ。
 あいつに目一杯カツ入れてくれたそうじゃねえか、ヒューマン。お前にも立派なキャン○マついてるみてえだな!」 
 お下品ねー。

 たしか族長からもウェイルロックを葬り去って感謝されてるはずだが画像なし。もういいよね。ノルマンディに戻りましょう。

**********

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 まだメイロンが「裏切った」ことを心からは納得できていない教授。
「唾棄すべき研究、感服すべき闘志。メイロン意思薄弱との誤解解消」
 教授は、教え子メイロンが何か「より良い」目的をもった、より残虐性の少ない新しい研究に没頭できることを祈るばかりだ。

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「あそこで起きたことに心が乱れないのか?」
 またその話はじめるのかシェパード。というか私。


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 心は乱れない。起きたことは変えられない。人生は続く。任務に戻り、仕事に没頭しよう。そうでなければ、自分もメイロンのようになってしまう。

 サラリアンは寿命40年程度と短命であるため、感情処理は他種族より速やかであるし、そう運命付けられているのです。思い出に浸っている時間的余裕がない。
 サラリアンにも感情はある。ただし急速に処理することができるのが特色である。だからといってすべてのサラリアンが精神的に健全だということもないし、過ちも犯す。メイロンは明らかにオブセッションを負っていたわけであり、それに基づいて誤った決断を下した。
 トゥチャンカのことは「今のところは」気に病まないという。ただあそこで経験した抑うつした気持ち、嘆き、損失、怒り、そして合理化。
 それらは克服し、ほとんどはトゥチャンカに置いてきた。だが多少はノルマンディに持ち帰ったものもある。

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 メイロンのデータを眺めている暇などない。コレクターズとの戦いに備えよう。
 教授は、そう言ってトゥチャンカの出来事に封印をした。

**********

 長かった・・・。
 ジェノサイドかジェノフェイジか。答えは最後まで出ません。
 メイロンはジェノフェイジのことを「文化的ジェノサイド」と呼んだ。クローガン自身に進む道の選択権を与えよといった。未来は予見できないとも言った。
 モルディンは、ジェノフェイジをあたかも「救済」であるかのように考えた。悲惨な現状はクローガン自身が選んだ道であり、シミュレーションの描く未来は暗黒だと主張した。

 モルディンは、「医学、医薬品で人の命を奪う」ことには異常なまでに嫌悪感を抱く。医師の倫理を体現してるのかもしれませんが、一方それ以外の方法での殺人はためらいはしない。ここらへんがケイオティック(混沌)。目的が手段を合理化する発想もそうですね。 
 ジェノフェイジに加担した時点でグッド・善ではないというのがブログ主の見立てなんで、よってケイオティック・ニュートラル。色々議論はありそうですが。

**********
 
 『エンダーのゲーム』というオーソン(オースンとも)・スコット・カードの有名なSF小説があります。非常に影響力のあった作品ですのでお読みになられた方も多いと思います。
 その続編(といっても主人公が一緒なだけで、正直まったく違う話なんだが)に『死者の代弁者』、そしてまさに『ゼノサイド』(異星人殺し)という作品があります。人類にとって極めて致死率が高くなる可能性のあるウィルスを持つ異星人を、惑星ごと殲滅しようとする話だったと思う。主人公は当然それをなんとか阻止しようとする側。
 やるせなさが今回のエピソードと共通していた気がする。
 ちなみに『エンダーのゲーム』には、まだまだ続編やスピンアウトがあるんですが、ブログ主はここらへんで正直やんなっちゃって読むのをやめた。だってちょっと説教臭いしくどいんだもん・・・。

 デヴィッド(デイヴィッドとも)・ブリンの『知性化戦争』シリーズってのも、モルディンのエピソードに味わいが似てる。個人的にはその前段にあたる(同一テーマ、同一宇宙観の)『スタータイド・ライジング』っていうのが好きです。人類からアップリフト(知性化、uplift)されたイルカの宇宙船が中心の話ですが、うーん、敵の宇宙船を葬り去るときのシーン、あのセンス・オヴ・ワンダーは素晴らしかったなあ。ネタバレになるから書けないなあ。
 こちらは、「上から目線」宇宙。宇宙で一人前の種族(パトロン)と認められるには、人類は別の二種族をアップリフトしないといけない。そこでチンパンジーとイルカをアップリフトした。
 ところが、このアップリフテド(uplifted)種族はほおっておくと先祖がえりをはじめたり、色々ややこしいんです。人類もどこかの種族にアップリフトされたわけだし。
 この「上から目線」の発想がME2のジェノフェイジの物語と非常に似ている気がしました。ようは白人が現地人、原住民を覚めた目で見てるような視線です。あー、白人の言い訳はきかねえぞ。
 その居心地の悪さ、イライラ感が『知性化戦争』の面白さの秘訣ともいえるのだが。

 『知性化の嵐』シリーズ(これも同一宇宙観)では、多くの種族たちが殖民禁止(注)の惑星に不法殖民し平和に暮らしているのだが、殺し合いをしないと先祖が罪をお許しにならないとかなんとかのお告げがあり、で、人類をアップリフテドしたというパトロン種族まで登場して、さらには上に書いた宇宙船のイルカたちまで登場して、てんやわんやの大騒ぎ。読んでるほうもなんだかわかんなくなっちゃったw。  
 こちらは、アメリカがイギリスからいじめられていた独立戦争の頃の話が根底にあるのかな。だからビックリするほどは面白くないかもしれない。

(注)以前の殖民期間から一定期間は殖民せず惑星の資源を回復しなければならない。休耕田のメタファーかな。

 

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