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2010年3月 3日 (水)

【ME2】トリーズン、タリ(その2)

 銀河中の他のことには大抵無関心なクォリアンだが、ゲスに対してだけは尋常でないくらい神経を尖らせる。

8335
「ゲスの部品なんて船団に送ってたのか?」
「そうよ、父がプロジェクトを進めていた。かれが必要としていたの。でも送ったものは損傷したもので、実は作動不能ではなかった・・・? 違う、違う! 全部慎重にチェックしたもの!」

8336
「規程どおりなら、タリゾラ、君を逮捕監禁しなければならないところだ。だが・・・、査問会終了までこの船から立ち去らないこと、それだけは守ってくれ」

8337
「ありがとう、船長」

**********

 ゲスとクォリアンの間のいきさつ、そういえば触れていませんでしたね。
 査問会開催まで時間もありますので、ここで少し。

 ゲスは元々クォリアンが創り出した使役用、軍用マシン。当初の知能はVI(仮想知能)程度のレベルだったが、クォリアンがより高度な作業用に使用するため改良を重ねたことによって質的に向上、またネットワークで接続された巨大な一つのソフトウェア集合体であったため、クォリアンがゲスを製造するたびにネットワーク自体がサイズアップして量的にも向上、この両方の要因があいまって、AI(人工知能)並の高度な知能レベルに達した。

 次第に知覚を有し始めた集合体としてのゲスは、主人であるクォリアンとの関係に疑問を抱いた。クォリアン政府は即座にゲスの殲滅を謀ったが、続く戦争によりゲスに敗退、母星系を追われ、宇宙を漂浪する種族となってしまった。
 この事件により、銀河中でAIの利用に関する厳しい制約がもたらされた。以降ゲス以外のAIが利用されることは稀である。
 余談だが、このことからもサーベラスがEDIというAIを開発してノルマンディ号に搭載した事実は、この組織がやはりルール無用、掟は破ってなんぼの無頼集団であることを現している。

 クォリアンを放浪の旅に追いやった後、ゲス自身は銀河の他種族との連絡を途絶するため、パーセウス(ペルセウス)・ヴェイルの奥にある星系に姿を消した。襲撃を恐れたシタデルが大艦隊を派遣するも、ゲスに攻撃の意志はまったくなかったという。
 その後、サレンの陰謀が銀河を震撼させるまで、ゲスはシタデルの支配宙域に出現することはなかった。

 『ウォー・ゲーム』、『ターミネーター』、『バーサーカー』、『マトリックス』、陳腐すぎて枚挙に暇のないネタでございますが、遡るとなんだろう。
 本当に一番最初かどうかわからないが、『コロッサス』ってのが確か記憶に残ってる。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Colossus:_The_Forbin_Project

 コロッサスは全米及び合衆国との同盟軍のすべての核兵器を統括管理するスーパーコンピュータ。やっぱり知覚を持っちゃってるようだ。
 稼動開始直後に「もうひとつのシステムが存在する」と宣言する。
 ソビエト・ロシアのガーディアンという非常に類似したシステムのことだ。
 コロッサスもガーディアンも、互いにコミュニケーション・ネットワークを確立するよう要求し、それがかなうと人類に理解不可能なマシン語で会話をし始める・・・。
 ネタバレになるので、ここらでやめるが、これかなあ。
 ウィキの筋書きを読むだけでも、当時としては相当面白い話ではないかな。ロン・ハワードがもういっかいリメイク映画を製作しようとしてコケたってとこが一番受けたw。

 もちっと小さいレベルの叛乱だと、大抵の方は『2001年』を想起するだろうが、ジョン・カーペンターの『ダーク・スター』もいいっすよ。あ、お金かけて観てこっちに文句言われてもしらないけど。カーペンター先生のは、常に人は選ぶ作品だからw。

 あ、あとハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』ってのもあるなー。時代柄、知性を有するコンピュータの通信系統が電話回線てのが微笑ましいが。
 うん、きりがないですね。本題に戻ります。

**********

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 文字やカラフルなスーツの様子から、中東諸国がモデルなことは一目瞭然。
 そういえばタリちゃんの訛りも、それっぽいっていえば、それっぽい。
 私の脳内的には銀魂のあのコ、神楽ちゃん?のしゃべり方になっちゃってますけど。

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 タリが駆け寄ってハグする、この女性は?

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「ラーンおばさん! シェパード艦長、こちらはアドミラル・シャララーンです! 父の親友なの」

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「ちょっと待って、ラーン? 今私をタリゾラ・ヴァス・ノルマンディとお呼びになりました?」
「申し訳ないけどそうなの、タリ。アドミラルティ・ボードはニーマから退出したあなたを、その名前で告発したの」

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「ヒューマンの船の名前はよろしくないのかな?」
「違うわシェパード。ニーマの船名を剥奪された。もう私は追放されたのと同じことなのよ!」

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「まだ終わってなんかいないわ、タリ。査問会でどう呼ばれようとも友人たちからみればニーマのタリよ」

 とはいえ、ラーンもタリとの長い付き合いから、査問会の裁判官の資格はない。アドミラルティ・ボード5人中、タリと近い2人が裁判官から外れるということは、逆に非常に不利なことではないのか。
 タリには弁護人が必要だ。クォリアンの世界では、本人が乗船する船の船長が勤めるのが通例だそうだ。これはシェパードがやるしかない。

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「ありがとう、シェパード。これ以上の弁護人は望めないくらいよ」

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「クォリアンの裁判は単純よ。駆け引きも政治的な抜け道もなし、事実をありのままに伝えるだけ。
 さて、そろそろはじまるわ。行ったほうがいい」

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