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2010年2月15日 (月)

【ME2】ジャスティカー(その1)

 あちらのフォーラムなどのぞいていると、たまに"tim"とか"TIM"というキャラの話になる。
 TIMって、あのゴルゴ・レッドじゃないよw。
 そんなキャラいたっけと思ってしばし考えたら、"The Illusive Man"、イルーシヴ・マン のことだった。
 北米ではTIMはかなりの人気のようで、やはり日本でからきしダメだった「ダークナイト」が絶賛されたお国柄か、こういうダークでシェイディなキャラはアダルトっぽく思われていいんでしょうね。CV:マーチン・シーンってのはあまり関係ないかな。
(ちなみに私は「ダークナイト」は善悪のモラルを問うた映画の中では他に例を見ない屈指の出来だと思ってます。説明すると長くなるのでやめておこう)

 ところがここのブログ主の嗜好は違います。真逆です。

 この下、丁度今書いてる時点で画像アップがうまくいかないのをいいことに、趣味の世界に走ります。実益はあまりないので、すっ飛ばしてかまいません。

***********

 イルーシヴ・マンから渡された3通のドシエ。すでに7名がスコード・メンバーとなっておりますので、10名となる。メンバー12名説があるから、最大あと2名かな。
 3通の中にはすでに顔を出したクォリアンのタリちゃんの分もあるが、ちょっと遠い星系の船団にいるらしいので待ってもらおう。
 残るドシエは「アサシン」と「ジャスティカー」。どちらもクレッセント星系にあるイリウムという惑星にいるらしい。しかも先ほどジェイコブが忠告してくれたメンバーのパーソナル・ミッションではミランダのものもその惑星に手がかりがあるので大変都合がいい。

 「ジャスティカー」。

 ついにきたか。
 ウェブ・ページのほうでやってる、スコード・メンバーのアライメント、D&D風なモラル特性を勝手に解釈するお遊び。
 これまでローフル・グッドがおりませんでした。
 サーベラスだから、どうしてもケイオティック、混沌が多くなるし、全然グッド、善じゃない奴が多い。
 いあ、厳密には実はこれから仲間になるらしいタリちゃんがローフル・グッドなんだ。性格がME1から変わってなければ。
 ただ彼女の場合はローフル(=種族のルール・規範に行動が縛られる)であり、たまたまグッド(=善い性格、無駄な殺生を好まない)なだけ。必要に迫られれば密輸とか、無断サルベージとか、ちょっとした悪事は働く。ME1ではサレンとゲスの悪事の証拠をオーソリティ(捜査当局)に渡そうとせず、シャドウ・ブロウカーに売り渡して自分の身の安全と隠れ場所を得ようとしてたしね。まあ、捜査当局が汚職まみれでまったくあてにならないのは間違いなかったのですが。

 「ジャスティカー」はヤバいです。ローフル、かつ、グッド。 

 D&Dでは、パラディンがローフル・グッド、秩序にして善でなければなれないクラス。しかも、そのアライメントから逸脱したとたんに、神の恩恵を喪い、すべてのパラディンの能力を喪失する。それを取り返すには厳しい贖罪の苦行を乗り越えなければならない。
 しかも、道を踏み外すことは非常に簡単なこと。よってフォーレン・パラディン、堕落した元パラディンというのはD&Dの定番悪役ですし、贖罪ネタも出てくる。地獄界や悪魔界をさまようフォーレン・パラディンの魂というのも山ほど出てくる。
 悪の道にどっぷりつかると、裏返しで悪のパラディン、ブラックガードという存在(クラス)になったりする。

 パラディンは平時には信仰する神の教えを守って修行することが本来の目的、平たく言えばテンプラー、僧兵の一種なんですが、暗黒の時代においては、仕える神自体がローフル・グッドな場合など特に熾烈な課業があり、アンデッド、ネクロマンサー、デーモン、デヴィルなど(その世界での至高の悪)の存在を許してはならない。また奴隷商人や民衆をかどわかすカルト宗教団なども基本的に見逃すことはない。
 「許さない」、「見逃さない」ではなく「許してはならない」、「見逃してはならない」のです。よって道を貫くのがいかに困難か、道から外れるのがいかに簡単かおわかりでしょう。

 Originsのグレイ・ウォーデンがパラディンではないか、という話が出ますが違います。
 ウォーデンはブライト征伐という目的のみあって、厳しい戒律もなければ善悪に関してなんの規範もありません。ただ才のみ挙げよ。相当な現実主義です。
 Originsではテンプラーが近いです。つか明らかにモデルです。ただあんな情けないくらい弱くないよ、パラディンはw。
 
 闇の時代には悪に立ち向かう善の灯火でありながら、一歩間違えば横暴な独善の履行者。よく「十字軍」と揶揄されるように、あんたの規範とか善とかしらねえよ、というよそ者(パラディンから見た異教徒、邪宗の信者)にしてみればこの上ない迷惑だったり、下手すると実際に征伐されちゃったりする。 

 あぶないでしょー。とってもあぶないっしょ。 
 そしてBiowareのD&DゲームのパラディンNPCは伝統的にみな非常に危ないです。
 期待が大きくなりすぎるのも問題なんでそろそろストーリーに行きましょうか。
 ちなみに私のパラディンへの思い入れは半端ではないので、かなりバイアスかかった話になってしまうかもしれない。道だけは踏み外さないようにしますがw。

 なお、冒頭「ダークナイト」の話が出たので、ちょっとだけ触れると、なぜ悪(D&Dでいうケイオティック・イーヴィルが最強の悪で、映画ではジョーカー)に善(映画ではローフル・グッドのホワイト・ナイト、ケイオティック・グッドのバットマン)が絶対勝てないか、を教えてくれるからよい映画なんです。
 なぜなら非対称だから。
 混沌にして悪には何でもありだから。大して善には足かせがあるから。映画のネタバレまでしてはいけないので、適当なところでやめておきます。
 色々な映画の悪役がケイオティック・イヴィルだと安易なことを言ってるのではありませんのでそこは決してお間違えないように。むしろ、この映画のジョーカーこそ、今まで稀だったケイオティック・イヴィル、至高の悪を再現できたのではないかと私の評価は高い。ジョーカーは映画でそこらへんのやくざ、マフィアその他もろもろの悪を完膚なきまで叩きのめします。ローフル・イヴィル、組織悪にすら余裕で勝ってしまうのです。 

 "Why so serious ?"
 
 あのジョーカーのせりふが、たった一言でケイオティック・イヴィルの世界を現してますよ。

 

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