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2010年1月20日 (水)

ブライト(ロア)

 本日、画像を手元から操作できるようにするのを忘れてしまったので、プレイ日記はお休み。以前中途半端に終わっていた書きかけ記事の追加をしておきます。

 ブライトについて、下の記事で少し触れてありました。

http://vanitie.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4895.html

 こんなの貼っても誰もリンク先のページに飛んでくれやしないというもの事実w。下に一部手抜きしていた部分を加筆訂正したものを掲載し、その後に、今回追加分を記載します。

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ブライト

 大文字のブライト(Blight)は、アーチデーモン(an Old God)を伴うダークスポーンの地上進行というイベントの意味。ダークスポーンが地上に進行することを目撃されることはしばしばあるが、アーチデーモンが先導していない限り、「ブライト」と呼ぶことはない。

 ダークスポーン自体が常に脅威であることに違いはないが、通常は散発的で組織だっておらず、かつてドワーフ王国の支配下であった地下洞窟や坑道を襲う程度である。これらの地下洞窟・坑道はDeep Roadsと呼ばれ、フェラルデン全域に広がっている。
 ところがブライトにhなると事態は一変する。

 ダークスポーンは古えの神(地下深く眠る古代のドラゴン)の一柱を発見すると、それを汚染し、アーチデーモンとして蘇らせる。その意志によって結束されたダークスポーンは、イナゴの群れのように地上の土地に進出し、その進路のあらゆるものを破壊しつくす。生存者は地下に引きずり込まれ、その運命は誰もしらず、水は腐り、穀物は枯れ、土地は汚染され、動物たちは病に犯される。

 ブライトを集結させる唯一の方法は、アーチデーモンを打倒することであり、これまでそれに成功したのはグレイ・ウォーデンしかいない。そのためほとんどの諸国でウォーデンは尊敬を勝ち得ているが、フェラルデンにおいてだけはその影が薄い。今回のブライトがフェラルデンからはじまったのは、その事実を見透かされていたからではないか、という背筋を凍らせるような考え方もできる。

 小文字のブライト(blight)は、ダークスポーンによって伝播する伝染病。生物の細胞を変質させ、異形のものとする。ダークスポーンに汚染された生き物(まず疾病自体に生き残る必要があるが)としてブライテド・ウルフやヒューマノイドが感染したグールなどがある。これらの生き物はダークスポーンと直接の関連はなく、病は必ず致死であり、感染から数週間か数ヶ月の命しかない。
 ブライトは日々進行する。大地は穢れて死ぬ。土地は湿気を奪われ、全てのものが乾燥し、褐色に色褪せる。空はおぞましくうねった黒い雲に覆われ、日差しは遮断され、ダークスポーンの地上での活動を容易にする。この荒野が拡大するにつれ、ブライトによる汚染も広がり、その通り道のすべてのものを病で蝕む。

セダスのブライト(The History of Blights in Thedas)

 チャントリーは、ヒューマンの思い上がりこそが、セダスにダークスポーンをもたらしたと説く。天国を簒奪しようとしたメイジたちが、追放され、自らが汚染によって異形の化け物として蘇ったのが、ダークスポーンのはじまりだという。最後のブライトから四世紀が経過しているが、ダークスポーンは再度勢力を蓄えつつある。

 最初のブライト

 最初のブライトは、テヴィンター帝国で発生し、古えの神のリーダーであるデューマット(Dumat)がアーチデーモンとして率いたとされる。最終的に撃退されたが、帝国の国力はこの戦いで大きく疲弊し、アンドラステの叛乱によって国土の多くが侵食される原因ともなった。また敗残したダークスポーンは、ディープロードに逃げ込み、ドワーフ帝国の多くがその影響で滅ぼされることとなった。この期間中、グレイ・ウォーデンが誕生した。

 第二の罪

 アンティーヴァ(Antiva)のアサシン・プリンスから、アンデルフェルズ(Anderfels)の絶滅したといわれるグリフォンまで、セダス大陸は熾烈なまでに多彩な風物があるところだが、私が旅するなかで、この大陸をひとつに束ねるある一つの物語を知ることとなった。誇りと呪いの物語であり、多くの変形があるとはいえ、その物語の核心はいつも同じである。

 その権勢の高みに達したテヴィンター帝国は、セダスの多くを支配するに至るまで繁栄し、既知の世界(the known world)は、マジスター(Magisters)と呼ばれる魔導師の一団が専制的に支配していた。マジスターは崇拝する古えの神々からブラッドマジックの秘法を伝習されたといわれており、その禁断の力を用いて地位を磐石なものにしていった。マジスターの欲望を満たすためエルフの奴隷やヒューマンの血が途切れることなく帝国の祭壇を流れ落ちた。彼等の留まるところを知らない悪行三昧の言い伝え、耳にするのも忌まわしいほど恐ろしい話を聴いた者なら誰でも、今日ブラッドマジックが禁止されていることを誠にありがたいと感じるであろう。

 盛者必衰。マジスターたちは自らの破滅を予見したのかもしれず、あるいはその誇りに歯止めをかけることができなかったのかもしれない。理由はともかく、フェイドの中心であるゴールデン・シティへと続くマジック・ポータルの扉を開けようと思い立った。メイカーが自らの被造物(セダスの民)に背を向け立ち去ったため、長い間主不在となっていたゴールデン・シティの玉座を簒奪しようとしたのである。天国自体を強奪し、自分たちが神になろうとしたのだ。

 これがチャントリーの教えによる、いつものように表現を抑制した呼び方であるが、第二の罪である。

 大多数の説によれば、マジスターたちはゴールデンシティへの侵入に成功し、彼等以前には、命ある者は何人たりとも立ち入ろうとも思わず、あるいはかなわなかった、メイカー自身の宮殿に立ち入ることができたようだ。だがヒューマンが天国を歩くことはあってはならないことであった。マジスターたちは傲慢その他の罪にまみれていたことから、彼等の存在そのものがゴールデン・シティを汚染してしまった。かつての完全無欠な聖なる寺院は、一転、闇と悪夢に塗れた。マジスターたちは自ら来た道に追い戻され、その裏切りのため呪いを受けた。汚染されたゴールデン・シティと同様、マジスターたちも汚染され、闇の生き物に変異していた。これが最初のダークスポーンの誕生である。
 フェイドの中心地、聖なる灯火であったゴールデン・シティは、いまやブラック・シティとなり、人間の業の深さがいかなる代償を伴うものかを永久に示す存在となった。

 ―― チャントリー・スカラー、ブラザー・ジェニティヴィ著『セダスの崩壊の物語』から抜粋

 デューマット襲来

 今日、人々は第二の罪のもたらした影響について思い描くことはまずない。もちろん、チャントリーの祈りを欠かさない信心深い人々に問いただせば、彼等は邪悪な魔術を呪い、唾棄し指を打ち鳴らすだろうことは疑いようもない。だが、あまりにも遠い昔に解き放たれた恐怖の物語を覚えている者など今日いるはずもない。どんな記録が残されていたとしても、その後の混沌と無視を生き延びることは適わなかった。澱んだ時代を生き延びた者の書き記した物語と、チャントリーが教え導くドグマが残されているのみであり、それらはあまりにも少なく貴重である。 

 第二の罪がセダスの全ての命に破滅をもたらしたと言っても、決して控えめな表現とはいえないと信ずる。ダークスポーンは最悪の疫病よりも伝播力に勝り、その精神を持たない特質からして、悪しき風のように、我々の世界に侵入する。後のブライト(ダークスポーンの侵攻を呼び習わすに際し、これ以上に適切な言葉はない)の経験から、ダークスポーンはその進むところすべてに疫病と飢饉をもたらすことは周知である。大地自体がその存在によって汚染され、空はおぞましくうねった黒い雲に覆われる。友よ、誇張ではない、ダークスポーンが大挙して押し寄せれば、それは重大な異変の凶兆なのだ。

 あの呪われたマジスターたちが最初のダークスポーンとなって、地中に潜り込み、ドワーフのディープロードの闇の中に安穏を求め、その闇の中で増殖していったと伝えられている。知的な計画によるものか、微かに残っていた崇拝の心のためかわからないが、連中はかつて仕えていた古えの神を見つけ出そうとした。そして見つけた。デューマット(Dumat)、古えの神の一番手。かつて沈黙のドラゴン(the Dragon of Silence)の名で知られていたが、第一の罪を咎めたメイカーが、その一族郎党ともども地中深くに幽閉した。第一の罪とは、人々の心の崇拝の中心にあるべきメイカーに古えの神が取って変わろうとした冒涜の罪。

 眠れるドラゴンは覚醒し、邪悪な従者らの手によってメイカーの牢獄から解放され、自らも汚染を受けた。デューマットの偉大かつ恐るべき力は、腐り汚辱にまみれた精神によって意志を獲得し、最初のアーチデーモンとなった。ダークスポーンの大群をつき従え、デューマットは立ち上がり、その翼で再び大空を飛びまわり、メイカーの創造した世界に破滅をもたらした。古えの神は闇の台風の目となり、世界中に破壊の限りを尽くした。

―― チャントリー・スカラー、ブラザー・ジェニティヴィ著『セダスの崩壊の物語』から抜粋

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 長いので第二部に続く。

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