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2010年1月 4日 (月)

ローレンシュピーレン?発音あってる?

 勢いではじめてしまったこのBlogですが、ここにきて、予想通りというかネタがないことが明白になってきました。
 DLCでも紹介してしばらくお茶でも濁すかって感じ。 
 だから、これもムダ話です。しかも長い。よっぽどゲームの話好きで暇でしょうがない場合以外は、スルーが吉かもしれない。

 どのみち日本語版が出るとわかりきってるもの("Mass Effect 2"など)を、詳細にウォークスルーしたって何の意味もないw。しょうがないし、よくよく考えると、日本語版になりそうにないケースというのは、"Neverwinter Nights 2"とか"Dragon Age: Origins"とか、膨大なテキストの翻訳やローカライゼーションが必要で、かつ、「日本でたいして売れなさそうなもの」というゲームが多いのかもしれない。
 "World of Warcraft"がどうして日本語版にならないかは、最初の事情は知らないが、今となっては「もう、追いつかない」からでしょうしね。売れないことはないと思う、つかバカ売れするはずなのだが。

 いつまでたっても日本語版になりそうにないもの、と思っていたら「セイクリッド2」とかなっちゃうんだもんなー。(追記:注)ところが開発元Ascaronは倒産しちゃってましたね・・・。日本語版はエキスパンションもカバーしてくれるのかどうか確認がまたれます。

 もちろん、私はドイツ語はよくわかりません。英語版でしか遊ぶことはできなかった。
 ちなみにRoleplayingはRollenspielenだそうだ。

 ドイツだからRPG好きに決まってる。なぜならロマンチック街道とかあるし。いあロマンチックは「ローマへの旅」とかそういう意味だろ? と危なく恥をかくところであった。いあ書くときはちゃんと調べましょうね・・・。ロマン主義もドイツ発祥じゃないらしいし。ここで言ってるのはロマンスではないですよ。ロマンです。

 てっきりドイツゲーと思ってたら、意外と違ったりするものも多く、こういうこと書くときはいちいち調べないといけないのが辛いのですが、なんかひとくくりできちゃいそうなRPG群(カッコ内は最初がデヴェロッパーで後がパブリッシャー)。続編がすでに予定されているものは太字で書きました。またエキスパンションなどは省略してます。

1"Sacred", "Sacred 2"
  (Ascaron, CDV)

2"Divine Divinity", "Beyond Divinity", "Divinity 2: Ego Draconis"
  (Larian, CDV)

3"Drakensang: The Dark Eye", "Drakensang: The River of Time"
 (Radon Labs、dtp、THQ、Eidos他)

4"Gothic", "Gothic II", "Gothic 3", "Risen"
 (Piranha Bytes, Deep Silver)

5"The Witcher", "The Witcher 2"
 (CD Projekt RED STUDIO、Atari)

 まず、Larianはドイツではなくベルギーだし、CD Projektはポーランドだし、こんなのくくっちゃだめでしょ、と思うかもしれませんが、自分が知ってる範囲で肌触りが似てるやつをくくっちゃった。
 あくまで自分の責任もてる範囲なので、他にもあるかもしれない。

Screenshot_2
"Drakensang: The Dark Eye"のNPC、Alvinaさん。この方もウィッチ。もっとアップの画像とりたかったが、これが精一杯だった。

 傾向も全部ちがいますね。
 1の前作や2の最初の2作は2Dマップでガンガン敵を倒していくDiabloぽいもの。1の二作目は3D風味で味付けられましたが基本はハック&スラッシュ。MMO的ノリも取り込まれている。
 2の三作目も3Dにはなりましたがデモを見る限りはザップ系、ハック系(ただゲーム後半の仕掛けがあるようなんで、そこは見てのお楽しみ)。
 3はよくできたドイツ製D&Dライク。国産人気TRPGをコンピュータゲーム化しただけあって、ルールの複雑さ・精緻さはこの中では一番。パーティプレイが前提なのも異色。女性キャラが惜しみなくパンチラ!してくれるのもうれしいw(お前それだけだろ)。
 4はオープンワールド系のはしりのソロRPG。サブクエスト命なところなど"The Elder Scroll"をライバル視してるのかと思った。"Risen"は実質は"Gothic 4"だとか。
 5は知る人ぞ知る、NwNエンジンを用いた、NwNフリークによる、NwNオマージュ。だけどなぜかパーティではなくソロRPG。

 なにが共通点かなあと考えると、「これはこういうゲーム」となかなか説明できないところが共通点かw。

 どれもハック&スラッシュである? RPGはだいたいそうだが、全部Diabloライクなわけではないし、サブクエストが妙に多いものもあるので、一概にクリッククリックゲーとはいえない。
 どれもユーモアに欠けている? いあ、いまいちセンスはわからんけど、どれも笑わせようとしてる場面があるのは間違いない。確かにシニカルな笑いが多い気がする。
 それとドイツ語などから英語に翻訳するさいの問題があって、うまいことジョークが伝わっていないという説もある。
 どれも雰囲気がゴシック調である? うまいこと言ったな。当たってるかもしれない。だが3は明らかにそうではない。1の"Sacred2"に至っては何調かすら不明になっているし。
 どれも女子が巨乳キャラしか出てこない? だから遊んでるんだろう、これは個人的にはドイツ方面系の最大の売りだと思っている。 
 どれもキャラの目が銀色。1と2はそうかな。他は違う。でもあれはなんだろうね。"Sacred"のセラフィム、金髪巨乳ローフルグッド(秩序にして善)のキャラは萌えストライクゾーンど真ん中なんだが、あの目はいただけない。DivinityIIのドラゴンスレイヤーの姐御もそうなんだ。いったいなにがオリジンなんだろう。

 それぞれしっかり作られているし、ゲームプレイが破綻しているなんてことはないのですが、すごく悪い言葉でいうと「ジェネリック」。
 "generic"という言葉はジェネリック医薬品(ゾロ)などで日本でも人口に膾炙するようになってますが、"general"とは違う。
 "general"はまさに「一般」。「一般」があれば必ず「例外」とか「特殊」がある。"generic"というと、文脈によっては汎用の、おしなべて、包括的な、普遍的なという意味になる。「例外なく」適用されるルールの場合に"generic rules"という。例外があるときは"general rules"といったほうがいい。
 「ゾロ」とはよくぞ言ったもので、まさに「どこといって取りえのない、どこかで見たような」ものだから悪い意味。

 "generic"として最近よく批判されるのはある一群のMMO。それは最悪の評価なんです。どれをやっても同じだからどれもやらんでいい、みたいな。
 そこまでひどくはないが、やはりどっかで見たようなゲームをうまく模倣してみました、という感じは否めない。
 
 なんだかんだ批判されているJRPGは、毎回毎回、まるで前作と共通点があることは「最大の悪」であるみたいに斬新なアイデアを織り込もうとする。見かけから何から違ってしまって、もはや(マーケティング上の理由以外に)ナンバリング・シリーズの意味すらない場合もある。個人的には、それは作り手の強迫観念じゃないかと思うときがあります。「停滞は退歩」という、かつての日本全体が囚われていた強迫観念(今でもか)。
 "Dragon Age: Origins"の場合、システム面はあえて"generic"でよしとしたきらいがある。その分、ストーリー分岐の多彩さとかNPCとのインタラクションで新味を出そうとした。成功したかどうかはまた別の話。

 上記のゲーム群の場合は、教科書どおりに作るのが優等生の証拠みたいに、きっちりと保守本道でやってくる。それはもちろん良いことなんでしょう。一説によると、ドイツではまだPCプラットフォームが優越的で、コンソール機は日本や米国ほど普及していない、あるいはそういう時代に育った者が作り手になってることも影響してるのかもしれない。
 D&Dが(ライセンス料などの問題で)あまり普及せず、独自の国産RPGが主流であるそうなので、ど派手なD&D世界ではないRPG世界観が生まれたせいか。

 今度の"Divinity 2: Ego Draconis"で、この世界を打破できたのかどうか、非常に興味が尽きないのです。ベルジャンだけどね、作ってるの。

 ロシアゲーのように「君らやっぱ、アホちゃうか?」と賞賛の念に絶えない、バカバカしいまでの(主としてミリタリー系)マニアックゲーを出してくるとことなんかとどうしても比べちゃうんだよね。
 まあ、確かにドイツではミリタリー系はいまだにタブーなんだろうけどなあ。そういうウォーゲームなどの世界こそ、ハリウッド系に毒されていない教科書どおりにかっちりしたものがやりたい、見たいんだが。

 こうやって探してると、"Venetica"という、自分にとってまったく見落としていたドイツRPGタイトルなんかも見つかって得した気分にはなるのですが、英語版が? え、ないのー?

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