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2009年12月27日 - 2010年1月2日

2010年1月 2日 (土)

誤訳がどうした。

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 他にも例があると思いますが、個人的に一番衝撃を受けた誤訳(ではないかとされる例)は、あれです。

 「緋色の習作」(アーサー・コナン・ドイル)

 ぴんとくる人はぴんとくる。あれ、「緋色の研究」じゃないの? シャーロック・ホームズなら。
  そうなんですが、「緋色の習作」という本(河出書房版全集の一冊)が発売されたとき、その背表紙を見た私は、はしたなくも大きめの書店の店内中に聞こえんばかりに「ああーーっ!」と悲鳴を上げ、同行してた人たちから何事かと問い詰められた記憶がある。
 "A Study in Scarlet" なんですが。過去の翻訳ではずっと「研究」だったはず。
 新全集の翻訳者(監修者)が、「いや、これはずっと思っていたんだが絵画でピカソの『青の習作』などと用いられるように、『習作』っていう意味を付与したんじゃないのか」と、手元に本がないのでうろ覚えだが、「研究」は誤訳ではないかと問題提起をしたんであった。
 コナン・ドイルの最初のホームズものだし、はじめての探偵小説だし、たしかに説得力あるよなあ。 むしろそんな有名な小説の題名ですら、誤訳の危険があるということに衝撃を受けたわけなんですけどね。

 さて巷では"Call of Duty Modern Warfare 2" でまたもめてるようですな。
 北米他世界各国の皆さんは発売直後に"dedicated servers"問題で大騒ぎだったように記憶しておりますが、島国日本の場合(PS3、XBOX360)は誤訳問題だそうで。予想された事態とはいえ、大変痛ましい限りでございます。国民の皆様にこころから同情申し上げます。

 個人的にはPC版はどうやら北米での認証が必要?だそうなので買うのを手控えました(代行してくれるところはある)が、PS3の輸入版は動くそうなので、そっちにしようかと思っている。そこまでマルチプレイにはまるつもりもあまりないし、だったら値段が落ちてからでもいいかな、とも思う。

 ひとつ言わせていただければ、批判されている方はどうして誤訳とわかったのでしょうか?
 もちろん日本語自体がへんてこりん、意味すら通じない、というのはございましょう。
 たいしたテキスト量でもない、つか笑っちゃうくらい少ない、たかだかFPSのせりふとか文章ではあったとしても、日本語版発売決定(契約締結)から発売日まであまり時間がなかったということは容易に想像できます。声優さんの手配まで含めてんてこ舞いだったのかもしれない。
 映画「指輪物語」の例を引くまでもなく、映画・ゲーム翻訳の仕事の場合、とりわけSF、ミリタリー、ファンタジーの世界に特化してメシが食える人がそんなに存在するはずもない。ましてや一般に英語に長けた(日本語を母国語とする)人たちは、そういう「ジャンルもの」関係の知識は、オタクとかゲーマーに比して「不足している、劣っている」と考えるのが安全だ。
 とくに準備期間が限られている場合など、この手の騒ぎは過去多数存在するはずです。
 戸田奈津子チーム(本人とは言っていない)ですら、「指輪物語」一作目初回上映時には惨憺たる誤訳をやらかしていたんだから。

 今回の件も、だいたいどの程度の品質の悪さかはうすうす想像がつくものの、怖いもの見たさで買うほどこっちも暇ではない。
 CoDのせりふのテキスト量が、MW2になって異常に増えたとかいうなら話は別だが。

 はっきりさせておきたいことは、北米版と比べてここが違うあそこが違うとか騒いでるほうが多いのではないのかということです。
 北米版でできるなら、それでいいではないか。いったいなにを騒いでいるのだ。

 そうではなくて、日本語だけみても気になってしまうほどおかしい、ところが英語は本気でダメなんだというなら、これはもうご愁傷様と申し上げるしかございません。
 やる気があるなら今からでも、たかがFPSごときの英語ならすぐ追いつきます。こういうゲームが好きなら、おそらくボキャブラリの質・量のレベルは中途半端オタクの私なんかより勝っている人が多いはずだし。あとはもう、普通の会話のいいまわしだけの勝負だし。  

 一番いいのはフランスの傭兵部隊にはいって、軍隊生活をしながら日常生活で覚えることだと思ったが、よく考えたらその場合はフランス語に堪能になってしまうことに気がついた。すみません。

 今回一番あきれたのは、スクウェアエニックスにまるで非があるかのような言い方。
 あほじゃねえのか?
 グローバル企業、マルタイナショナル企業のメガパブリッシャーに、いったい何を期待しておるのだ。 
 四半期決算が大事なんだよ。株主の突き上げが怖いんだよ。数字がすべてなんだよ。
 慈善活動じゃないんです。ビジネスなんです。キャッシュ・ジェネレーション・マシンなんです。
 日本市場なんて構造上ややこしい上に、マーケットの嗜好がユニークで、しかも言語含めローカライゼーションも面倒だから、メガパブリッシャー誰もまともに手を出そうとしないんです。
 素直に英語をきちんと勉強してくれる優等生のK国とかC国のほうが、英語を押し付けて済むから安心なんです。あと、FPSとMMOだけ売ってればいいし。海賊さん問題は、ネット認証が解決してくれるんです、少なくともみんなそう信じてるんです。

 ネットで何の意味もないw文句書いてるだけじゃダメなんです。自分もだけど、自分は別にスクエニ糾弾してないけど。
 解決策なんて存在しないんです。ちなみに思いつくまま書くと。
 
 1.日本語をデファクト・世界共通語にする。
 2.日本人に英語でMW2ができるレベルまでの教育を強制する。
 3.アクティヴィジョンを日本企業が買収する。   
 4.与党幹事長が輸入ゲーム翻訳吹き替え品質確保新法案可決を政府に要求する。
   (略して「輸ゲ品確法」) 

 ほら、全部頭のおかしい人の発言みたいになるでしょう。
 (いや、大きな声では言えないが、K国とかC国って、こういうこと真剣に考えてるからな。そうなって欲しいなら話は別だけど)

 それじゃ、いたいけな日本のゲーマーは、どうすればいいんだ!
 大企業の横暴に耐えるしかないのか?!

 いやあ、今回の問題の答えはもう書きましたよねー?

 PS3の日本語版と英語輸入版を両方入手して、とっかえひっかえやって遊ぶ。
 意味不明なところは日本語版で、雰囲気や臨場感が必要なところは英語版で。

 アメリカの子達は、FF13を日本人がやり倒してるネット映像見て、三ヶ月間悶々として、妄想を広げて我慢してんだよね。
 上に書いたくらいの苦労してよね、文句いうなら。
 なに、両方買うほどお金使いたくない?
 んじゃあ、最初から愛がないんじゃん。

 **********

 SFファンなら知ってる、有名な題名自体の誤訳(これもいくつもある)のひとつは、これ。

 「流れよわが涙、と警官は言った」(フィリップ・K・ディック)

 たしか過去版の題名は「俺の涙を流してくれ、と警官は言った」だったかな。
  "Flow My Tears, The Policeman Said."なので、明らかに前者。これは翻訳の質の問題だけの話であったし、「俺の涙を流せ」って意味不明だな、さすがディック、とか感動していたバカな頃の自分を思い出す貴重な本であった。

 映画化があるそうで、期待半分、またはずすんじゃないのか、と不安半分w。
 そのまえにまた挫折すんじゃないか、とこれは期待?でいっぱいw。
 それより「ユービック」どうした?!とか、SFオタクねたはやめときますね。

 

2009年12月31日 (木)

ホリデイシースン?

 ホリデイシーズンってのは、少なくとも北米ではサンクスギヴィングからクリスマスまでの休暇を言うんだと思っていたが、Biowareは正月まで含めるようですな。

 OriginsのDLC、"Return to Ostagar"のリリースが1月5日(現地時間)になったそうな。
 それはもう日本では年末年始ですらないんだが。

 http://dragonage.bioware.com/

 正直に「いやあ、ごめんごめん、QA手間取って遅れちゃいましたw」とか言わないところがこの業界のあきれるところ、怖いところ。 

 当初、5年間はみっちり遊ぶつもりだったOriginsも、どうもそこまでのインパクトは今のところないようで。ま、この時期ライバルが多すぎるってのもありますが。
 おそらくプレイ1,2時間程度のDLCでもこの調子だと、続編かエキスパンションが出るのかどうかもどうも怪しくなってきた。
 Webゲームの"Dragon Age: Journeys" も最後までやってみたが、やはり「続編に続く!」というフック(日本語で言うとまさに釣りばりでしょう)があって、おしまい。

 Tシャツでもベースボールキャップでも何でも思う存分売っていただいて結構ですがよ、EAさんよ、本業はエンターテイメント・コンピュータ・ソフトウェアってことは忘れてもらっちゃ困るがな?
 お前ら見てると、"Dragon Age"のフランチャイズをこれから先も大きく、暖かくはぐくもうとしてるとかまったく思えず、売り込まれた連中のハイプ(熱狂)が続いているうちに、一刻も早く1ドルでも多くいたいけなユーザから巻き上げてさっさと終わりにしようみたいに見えんだよな、いつもいつも。
まー、Originsがオンライン・マルチプレイ仕様でなくてよかったよ。だいたい、ユーザが減り始めたゲームのコーポレイト提供サーバの電源を知らないうちに落としてまわるのがあんたらのやり口だ。それで提供側がそのゲームにもうリソース投入しないということがハッキリわかるから、もう誰も遊ばなくなるんだよな。

 Originsのような60時間超の作品までいかなくても、例えば30時間のドラマを、たとえエンジン部分は全部流用でも、数ヶ月でローンチというのは無理でしょうね。時間はどうしてもかかる。
 ただBioware時代のアットホームなコミュニティと違って、Originsのフォーラムなど、ずいぶんと雑でおざなりなサポートしかしないなあと感じることが多い。
 つかWebサイトがまがりなりにもまともに動いていないような気がする。
 君らがあんましもうからないのは世界経済のせいばかりでもないと思うぞ。

**********   

 "Call of Duty: Modern Warfare 2"は日本からの認証が通らないようなので、自分はもうPC版はあきらめた。日本語版(PS3かな)で我慢することにした。別にやりこむ気もなかったし、動くならなんでもいいかと。
 認証問題も過去から洋ゲームを好きな人は悩まされてきた、泣かされてきたと思うのですが、最近の例では"Risen"。
 なんであのゲームに限って日ごろ大して信用していないSteamを信じてしまったのか。イスラエルだかスウェーデンかどこか知らん認証会社のシステムで、何がどうなったかここで説明するのもうっとうしいが、もう自分は二度と遊べないw。
 Steamで"Risen"は買うな、というか、"Risen"は買うな。んーそれが言い過ぎなら、1980円くらいになるまで待って、パッケージで買え。
 「買うな」もあんまり言いすぎじゃないけどね。暇つぶしにしても"Torchlight"が安いからそっちがいいし(それもあまり面白いゲームではなかったですよ)。

 DLCおよび認証の話で言えば、ついに"Fallout 3"の最後のDLCだけがパッケージで入手できず、無駄にGOTYエディッションを買わされることになりそうな点も結構がっかり。まあ、それもいまさらやる必要あるのかという説もあるんだけど、なんかくやしいw。

 DLCって、これはいったい何かというと、EAとかあそこらのメガパブリッシャーのマーケティングやってるMBA連中には常識なんだろうけど「コンシューマ・サープラスを最大限獲得する」手段なんでしょうね。古くはマルチメディア戦略とかもそれにあたると思う。

 ネットで検索したら世の中でウソを教えてるところがあるんで、ここに書いておこう。結構大事なことだと思うんで。

 あるタイトルには一銭も払う気がない人もいれば、50ドルしか払う気がない人もいる。100ドル払う気がある人も、200ドルまでいける人もいる。
 でも、コンピュータソフトウェアは一物一価が結構守られるから、例えば"Dragon Age: Origins"に100ドル払う気満々の私でもみんなと同じ50ドルで入手できてしまう。100ドルとの差、50ドル分払わずに済みます。これが私のコンシューマ・サープラス(Consumer Surplus)です。

 逆に売り手(作り手)が50ドルで売っていいやと思ったら100ドルで売れちゃった。これはプロデューサ・サープラス(Producer Surplus)。両方あわせてエコノミック・サープラス(Economic Surplus)。ちょ、ラブプラスとは関係ないっ!

 過去、特に対面販売の通用する商品なんかは「値切り」「出し惜しみ」などで、これをうまいこと調整できたわけです。金持ちけんかせず、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)や山の手の奥様は値切らず買う。北京や東京下町じゃあ貧乏人(失礼)が命賭けて値切りあうとか。
 金持ちが多く払う、貧乏人は安くて済む、一概にはそういう話ではなく、そこにはこんどはオポチュニティ・コストってのが入ってくるんだが、ややこしいのでやめよう。 

 コレクターズエディッションってのが、入り口でまずこれを搾取する。100ドルで売れば私は買っちゃうわけだから、EA/Biowareは私のコンシューマ・サープラスを一気に獲得できてしまう。でも100ドルだと51ドルから99ドルまでの層を逃しちゃうので、もう少し低く設定しますね。75ドルとかにしようか。

 まだ25ドルある私のサープラスを作り手がどうやって獲得するか。Tシャツとかベースボールキャップで済むかもしれないが、やはり一番固い線は大元の商品の「オプション部品」を売りつけるのが早くないかい? 自動車ディーラがアルミホイールを売りつけたように。
 そこでDLCを5ドルとかで売る。いくつも売る。
 コレクターズを買わなかった層も、50ドルから5ドル刻みで自分の払うつもりの上限までつかまっちゃう。コレクターズを買った私は100ドル上限まで残り25ドル分買わされちゃう。

 数字が生なましいし、なんか調子のいい話だから「ほんとか」と思うだろうが、あなたネットゲーやってると思いなさいよ。自分が課金でどこまで許容できるか、おそろしくわかりやすく個人差あるでしょ? しかもそれはかなり厳密に守られてるはずだよ?
 私は課金ゲーの場合「もうこれはやばい」という線が非常に低いこともあり、定額ゲーを好む。この場合は自分は得したと思ってるが、運営会社からしてみれば、ほんとはずっと安く提供できるのに定額払ってくれてごめんねごめんね、ということかもしれない。
 
 いいたいことはね、ゲームビジネスにまで、そうやってMBAの発想持ち込むから、どんどん生臭くなって夢がなくなっていくんだよな、という愚痴だわ。
 1年おきにエキスパンション、あと3つ出すつもりですわ、ただしこれ売れたらね、でよかったんだよ。そんなDLC細切れ小出しにされて愛着わきますかってんだ。
 

 GameSpotのゲームオヴザイヤーにも"Dubious Honors"「胡散臭いで賞」「裏大賞」みたいなのがあって、Originsもノミネートされてましたよ。「ゲーム内での宣伝広告がどぎつすぎるで賞」("Most Despicable Use of In-Game Advertising")

http://www.gamespot.com/best-of/dubious-honors/index.html?page=2

 そんなシーンあったっけ?!と驚いてみたら、買ってもいないDLCのガイド役のNPCが、キャンプでずっと立ったまま買ってくれるのを待ってるんだとw。しかもそいつはDLC買わない限り最後まで消せないw。
 自分はそのDLCを最初から買ってしまったからわからなかったが、DLCを買っていないノーマルエディションのほうで試してみたら、確かにおんねんw。これはひどいw。

 え、おまえいったいOriginsいくつ買ったんだって?
 んーパッケージ3つかな。待ちきれなかったんで色々なところに手配しちゃったからw。
 だから言ってるじゃないですか、世の中にはお気に入りにはいくらでも払う気満々の人はいるんですよ。

**********

 ああ、認証問題に腹を立てるのを忘れてたw。

 でも、そろそろ年末年始の行事にかり出されるので、このへんで。
 皆様よいお年を。

 

2009年12月30日 (水)

そろそろエンディング

 FF13、そろそろエンディングを迎えそう。ここまで50時間かかってます。
 ミッションなどの横道もほとんどせず、レベル上げ(キャラレベル自体はないんですが)もせず、多少改造とやらを試したくらいで、ほぼ一直線に突き進んでこんなかかってしまった。

 んー、やはり作りとして気になる点は、中ボスクラスとのエンカウンター(バトルのこと)の初回が偵察バトル、捨てゲームになることでしょうか。メンバー3人で万能の組み合わせというのは、やりこみでもしてない限り無理なので、いきなりはじまってしまう重要バトルはぶっつけ本番でやって様子を見る。リスタートして最適そうなメンバーとオプティマを選んで再チャレンジする。いあ、そうしなさいと開発者が言っている。

 運よく一発目でいい感じになることもありますが、たいていの中ボス戦は、一癖ある敵を相手にするので、普段使わないバフ・デバフを要求されるわけだから、素直な編成だと苦しい。
 ちょっとなあ・・・。ここはなんとかならんかったかなあ。
 結局、そういうバトルでは主人公たちは一回撤退してるわけですよね。どうも釈然としないんだなあ。

 FF13の、ザコ戦も含めて一回一回のバトルに戦術性を求める発想というのは、これは(やったことはないが)モンハンとか、あそこらへんの影響なんでしょうか?
 MMO慣れしてれば、ああ、この場面はディフェンダーがいるのねとか、これだけコンスタントにダメージくらうってことは、味方にバフ(エンチャント)がいるのね、とかわかりそうだが、結構カジュアルにはきついんじゃないのか、これ。ポーズボタンをつけてあげたほうがよかったんじゃないのか?
 (ライブラで敵の性能を見る画面がポーズの代わりをしてるんだけど、その画面では味方側の状況は見えない)
 
 毎回バトル終了後にできばえを点数で評価されて、好成績だとルート(報酬アイテムのこと)が多少よくなるというが、実はこの機能は、逆に成績がダメな人の場合に攻略に役立つお得アイテムをばら撒くために導入してるようだ。
 私は初見の敵だと星ゼロのときもあるが、お得アイテムはぜんぜんいただけてない。
 おそらく、成績がそーとーダメダメ、何回も連続して大苦戦wじゃないと、もらえないぽいねw。

 Amazon.co.jpのレビューで怨嗟の声あげてる人たちの一部には、このバトルが容赦なくてきつくてたまんないというのもあるんじゃないのか。大多数はただただ騒いでいるだけだから無視するけど、中には挫折しちゃってる人が多いってことはないのかな?

 もちろん修行のようにモブを倒し続ければキャラも強くなってクリアも楽になる、というRPG的な面はキチンと残されているので、やる気さえあれば詰むってことはないはず。

 FF13を批判せよ、といわれたら、上記の「初回バトルは偵察モード」な点くらいなかあ。それも「ずっと流れが阻害されずにゲーム内ワールドに没頭してるのに、重要バトルのそこの部分だけ目が醒めてゲームシステムを意識しないといけないのがちょっといや」という、わりと我ままな発想でもあるし、致命的ではぜんぜんない。

 あとは、やはりMMOの影響を過度に受けているところが気になるくらい。MMORPGのフォーマットというのは、ゲームとして決してベストなものではなく、むしろ苦肉の策みたいなものがてんこ盛りなんですが、それを共通語のように普遍性を持たされるとつらいな。
 一例をあげると、MMOのタンクとか、ディフェンダーというシステムが実は私は嫌い。ああいうものが、まさにMMOの便宜上必要だったものなわけなんですが。
 味方のタンクはインチミでそこらじゅうの敵を引き付けられるのに、味方のDPSはさっさとキャスターを倒しに行ってるとか、やっぱちょとちがうだろw。
 FF13では、ここまでディフェンダーが必須という場面は今までほとんどなかったから、その点を批判してるのではなく、本来苦肉の策で作り上げられたMMOワールドのような仕組みがデファクト標準になっちゃうのを心配してるってところですか。作り手もそういう世代が増えるからもう不可避かもしれない。
 上の「初回バトルは偵察モード」というのもMMOのレイドぽい発想ですね。

 FF13のストーリーの途中で一気に世界が開けて、一本道ではない、多少進行の自由が生まれる場面があるのですが、見渡す限りの広い草原に巨大な獣がウロウロしてる風景。
 あー、どのゲームの風景もみんなこういうMMO的風景になっていくんだなあ、とちとショックを受けたんでした。ラストレムナントでもぼんやり感じてたことが、今回はっきりわかった。本当はFF12から気がついていないといけないらしいのですがw。

 中ボス、ラスボスは、初見一発勝負で、えらい大変な目にあいつつもなんとかギリギリで勝ち残る、というバランスをとことん追求していた過去のRPGなんかを懐かしがるのはノスタルジーでしかないんかねー。

 

 

2009年12月28日 (月)

訓練ながいなっ。

 今年最大の失敗は、大晦日「ゼッタイに笑ってはいけない」が18:30スタートなのに、その時間TVを観れる環境にいないこと。PSPのワンセグ買うか、こうなったら!
 (良く考えたらケータイのワンセグで見れることに気がつきましたw)
 新聞社でちょっと減速した気がするが、その前の学校?と病院?はDVDまで買わされちった。楽しみにしていた梅図先生も、今年はもう出ないんだなあ(え、死んでないっけ?)
 しかし大晦日18:30から6時間ぶっ続けとか、もうTVもネタがないんだねえ。

 毎年年末になると、不思議とゲーム雑誌が目にとまって、昔は毎週買ってた「ファミ通」(なんて名前じゃなかったが)は特集号を惰性で必ず買うが、「電撃ゲームス」は初だった。FF13の記事に飢えていたからともいえる。

 自分に年齢の近そうな編集の人が書いてる感想がすごい似ていて、やっぱそうだよなーと妙に親近感が沸いたw。

 「オプティマだけ選ばせてくれ。あとは操作したくない。年だから」

 私も過去にそう書いてましたw。ほんーーーーとーーーに、心底そう思う。
 自分これまでどんなゲームでも3D酔いこそ経験したことはないが、FF13の長時間プレイ後には明らかに視力が減退してる気がする。
 後半は「自キャラだけ操作してればいい」というより「自キャラこそ操作しない」。他のメンツのAIのダメッぷりを観察しつつ「ちょ、なにやってんの!」とつっこんでオプティマを頻繁に変える。これしかしてない。
 もー、そういうゲームにしてくださいよー。

 あと、何度も言っているが「おっさんモード」「おこちゃまモード」搭載をお願いします。PS3なら、その機能くらい追加で配信実装できんだろ!
 そそ、ムービーだけ続けて見れるやつ。でも「おっさんモード」「おこちゃまモード」というネーミングだとみんなムキになって使わないので、結局挫折して「ゲームバランスが劣悪、操作系がこなれてないダメゲー」とかAmazon.co.jpに書きこんじゃいます。それ、君が下手糞なんだよ?
 じゃあネーミングは「鑑賞モード」で許します。実際は「おこちゃま、おっさん」向けだけどな。

 PSPで今頃「鋼鉄の」シリーズとかやってると、ボタン押す回数すら少なくて楽チンでいい。もっとこういうのが欲しいんだよ(それって、もはやゲームじゃないけどね)。

 「電撃」いわく、ツンデレ(ライト)、姐御(ファング)、美少女(ヴァニラ)、というRPG不滅のキャラ品揃えもだいたい一緒。私の場合は途中までしかやってない時点で、さばさば系、セクシー(セックスシンボル)系、キュート系という分類だった。

 そのこころは両脇が梶原系(例えばアスカ)、手塚系(例えばアヤナミ)で、真ん中のセクシー系がその間を生める一般市民向けの劇画系(梶原、手塚レベルに伍するネーミングはない)なんですね。(え? うーん、ミサトさんは違うんだよなあ・・・。彼女のキャラ造形はちょっと特異、ユニークですから・・・。上の3つのハイブリッドを狙った感じかな。最近のエヴァでは、やはりここのポジションが抜けてることを意識して新キャラとか投入してんだろうか・・・分析未完)
 でも後半、たしかにライトさんはもろツンデレになりつつある。
 また「先生と同級生がいない!」というツッコミがあったが、先生はだから、あのすぐ死んじゃった金髪めがね美形のお方でしょ・・・。あー、なぜ殺すかなあっ。
 同級生とはちとちがうが、スノウの恋愛話は、やっぱスクラブものでしょ?
 きちんと抑えられてると思うが。

 30時間あたりで、もうそろそろクリア、一回目終わりでいいんじゃない? と思ってたら大間違いw。 
 開発サイドいわく、その30時間が「オプティマ及びロール」の訓練期間だったそうだ!
 30時間の訓練て。そんな時間の講義受けたら、大抵の資格とれちゃいますよ?
 よって、30時間あたり(人によって違う)で、全ロールが解放されたところから、本当のFF13のスタート!なんだってさ。
 そこまでしてでも、中古市場に安易に流させない、涙ぐましい努力の結晶なんだろう。

 また、海外向け開発もほぼ同時進行で、やはり地獄だったようだ。これからがQA的にツメなんだろうか。ほんとご苦労様というか、ハンディキャップ大変ね、というか。

 だからといって最初からガイジンに開発させるとかしないでよ!
 この中途半端な日本ドラマ風テイストこそ、FFのドラマの真骨頂なんだから。

 いいんだよ、なんでも「よくわからんが、ガッツ出せ!」で前にすすみゃー、なんとかなるんだよ。現実だと間違いなく殺されるけど。
 「みんなが痛い思いするから私が全部かぶるの!」って、現実社会じゃそーとーアブナイ人で、確実に病気になるけど、ドラマだとそれが主人公なんだよ!
 世界中、意外とそれが受けてるのかもね。

 

 

 

2009年12月27日 (日)

集団幻想か

 うう、FF13も読み筋どおりになってきた・・・。
 軽いねたばれです。第10章? 30時間くらい経過(かなりまったり進めてますんで、時間はかかってる)。

 過去記事でこんなことを書いていたのですが。

 ルシってのはあれだね、神的存在(ファルシというそうだ)のアバターか使徒なんだろうね。それが「見かけ上」善なるものと悪なるものに分かれてハルマゲドン、というふうに思わせておいて実は違いました、という展開とみた。
 ファルシは神でもなんでもない、神は別にいる、みたいなのは読み筋なので、ぜひそれも裏切って欲しい。

 一応証拠。
  http://vanitie.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-c4b5.html

 もろにそんな話になってきたぞ。

 つうか、メチャクチャ好みだっためがねのインテリ中佐があっさり退場させられてしまったので、モチベが一瞬でゼロに下がったんだが、以下のくだりは、その直後くらいだから脱力感満点。しかしあの唐突な退場の仕方は、もしかしたらセガのバヨネッタ方面からクレームでもきたのか思った。

 なんかねー、「ファルシと人間を創造した神は姿を消し、神なき世界は荒廃の一途をたどる・・・」
 どっかで聞いたはなしだよなあ。
「滅び行く世界を救うには神を呼び戻すしかない」
 まあ、そうだろうなあ。
「そのためには、ファルシは大量の人間の命を生贄として捧げる必要がある」
 うんうん。そうだよねー、きっとそうだよ。

「人間は、ファルシが供犠として育成(飼育)してきた存在にすぎない」
 ところがコクーンのファルシ自身やルシに人間を破滅させる力はない。そのため下界と呼ばれる地上のファルシが生み出すルシの中から、コクーンの人間世界を破滅させる力を持つような者を選んでは保護してきた。

 もう、ほんと新鮮味がないなあ・・・。
 さらに一ひねりで違った展開を期待したいが、そろそろクライマックスなんだろなあ。

 "Divinity II"のデモが出たので、過去のドイツゲーについて書こうと思ったんですが、ちょっとやってみると、そこにはモルガナというアーチメイジが登場し、ドラゴンスレイヤーと呼ばれる特殊能力を有する集団に修業をほどこすとか。ちょっとOriginsとの符合がきつすぎるw。でも、モルガナには驚いたな。女性ソーサラーだし、モリガンとつづりが酷似だし。 

 集団幻想ではないが、ファンタジーRPGのネタも、もういきつくところまでいってしまったのかもしれませんね。それはそれで安心できるが、センス・オヴ・ワンダー、驚きを感じるチャンスは奪われてしまう。

 FF13の世界観というか、ヴィジュアルとしての見せ方は悪くないし、相変わらずこれでもかというくらい絢爛豪華なので気に入ってるのですが、シリーズいつものことではあるとはいえ、それとストーリーとの関連に必然性はないんだよね。

 まー、世界を救う話のパターンがそんなあるわけないんだよねぇ。
 早いところクリアするかw。そうしないとDemon's Soulsを進める時間もないしw。

 

 

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