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2009年12月17日 (木)

モリガンの秘密

 思い起こせば、ウォーデンとアーチデーモンの秘密について、何度かそれらしい伏線はありました。

 オステガー砦の戦い前の作戦会議。ケイラン王が、ウォーデンふたりをイシャールの塔のビーコンを点灯する係りに任命したとき、ダンカンが珍しく口を挟んだ。「王よ、この戦いにアーチデーモンが現れる可能性も考えていただきたい」と。
 ドラゴンの姿など報告されていない、とローゲインに一蹴され、ダンカンは口をつぐんでしまったが、それは「アーチデーモンが現れたら、その打倒のために一人でも多くのウォーデンが結集しなければならない」という意味だったのでしょうか。
 当時、フェラルデンのウォーデンは一ダースしかいないといわれていました。よってケイラン王のそばで戦っていたのは、主人公とアリスターを除く十名程度。非常に心細い。万が一にもアーチデーモンを倒せないことを避けたかったのだろうか。

 またこのくだりから、少なくともローゲインは、そしてもしかしたらケイラン王も、ウォーデンの呪われた任務(アーチデーモンと差し違えるしかそれを倒す方法がないこと)を知っていたとも考えられる。

 もうひとつの場面は、フレメスの小屋の前。なぜウォーデンのふたりをイシャールの塔から救い出したかについて、フレメスは「ウォーデンが全部一斉に死んじまったら困るからじゃないか」と言っている。
 「アーチデーモンを倒せるのはウォーデンだけじゃろ。それともわしの知らんうちに変わってしまったのか」と。
 よって彼女も「差し違え」について知っていると思うほうが自然。
 
 しかし最近のRPGは、これ多用しすぎですよね・・・。主人公または主人公のかけがえのない者の死が進行上必須となること。
 ずいぶん前にはFF7がかなり批判されていたが、"Neverwinter Nights 2"、"Mass Effect"、"Fallout 3"、最近もみんなそうじゃないですか。("Fallout 3"ではDLCの続編で実はそうではない、という都合のよいオチはついていましたが、少なくとも親族は死んでしまう)
 そういうワンパターンな、なんか無理にストーリーに感動しろみたいな風潮にちょっと辟易としていたところに、Origins、おまえもかという気持ちになったのでした。もっとも、Originsでは、NPCのことを気にかけずほおっておくとバンバン死んだりいなくなったりしますけどね・・・。

 ところが・・・。フレメスの言葉には、そんな表面上の意味だけではない、もっと深い意味が隠されていました。
 これはさすがに新しかったかなw。  

Screenshot20091122193607149
「あたしはどうもしてないよ? あんたのほうじゃん、やばいのは」

 方法があるんだよ。あんたを救い出す、陥穽からの抜け道。
 アーチデーモンを倒すためには何が必要か知ってるんだよ。ウォーデンが誰か犠牲になる。それはあんたかもしれない。でもそんな必要はないんだ。それを伝えに来たのさ。
 儀式・・・。戦闘の前夜に闇の中で執り行われる儀式。サークル・オヴ・メジャイなんて存在もしていない時代からある古い魔術。
 ブラッドマジックと呼ぶ者もいる。でも最近じゃあんたも、そんな恐れ慄くものでもないと気がついてるよね。
 つまり提案はこう。あたしと寝るようにアリスターを説得して。今夜、ここで。その儀式によってあたしは孕む。その子は汚染を受ける。アーチデーモンを倒したときに、そのエッセンスはあたしのお腹の中の子を、まるでビーコンのように目指してくるんだ。
 受胎のとても早い段階だから、その子は自らを滅ぼすことなくエッセンスを吸収できる。アーチデーモンは斃れる。グレイ・ウォーデンは誰も死なない。
 あは、あたしがアーチデーモンを身篭ることになるって? ぜんぜんちがうわ。古えの神の心を持った子が生まれるのよ。
 すべてが済んだら私はそこから立ち去る。あんたは跡をつけたり、追いかけたりしない。その子はあたしのもの、あたしの好きなように育てる。

 フレメスがあんたたちの旅にあたしを送り込んだのはこれのため。母がこの儀式を教えてくれ、なにをすべきかも教えてくれた。 
 別にびっくりしないわよね? フレメスがなぜあんたたちの命を救ったか。なぜ協力しようとしたのか。これのためだったのよ。
 そんなことより大事なことは、今あたしがあんたにこの申し出をしてること。必ずうまくいくし、あんたは死ぬ必要がない。

Screenshot20091122193938148
「アリスターが将来の王の役目を捨てて、国を救うため死んだほうがいいとでも? それとも自分の代わりに愛すべき婚約者を喪ってもいいとでも? そのときアリスターの気持ちはどんなものかしらね」

 だいぶ長いけど、大事なところなので全部書き出しました。
 助け舟・・・。になるのかなぁ。

 あまり悩まなかった。きっとそれがハッピーエンディングだと思ったから。
 でも、ブラッドマジック・・・。フレメスのたくらみ・・・。古えの神の生まれ変わり・・・。婚約者とモリガンの一夜・・・。たしかにねぇ・・・。
 命あってのものだねっしょ! 

Screenshot20091122194023246
「賢い選択ね。じゃ、あたしはここで待つから。アリスターの説得よろしく」
 
Screenshot20091122194108852
「やっぱ、お互い眠れないみたいだね」

 リオーデンといい、モリガンといい、誰もまともに寝かせる気ないみたいだよ?
 この説得も長くなりそうだね・・・。

 これ主人公によって大きく異なりそうですよね。ヒューマンじゃないと起きないのかどうかも不明。アリスターとのロマンスが必須かどうかも不明。お相手はウォーデンではなければいけないとなると、アリスターじゃなくて自分が男性主人公の場合にはお相手ということもあるのか。つかローゲインだとどうなるん?!

 どうやら、プレイヤーには最も評判の悪い、コントラバーシャルな選択だったみたいです。でも、死んじゃうよかマシだと思うんだけど?
 

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