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2009年12月 4日 (金)

ブレシリアン・アウトスカート(エルフ・キャンプ)

 前回ベタ訳で疲れきってしまって、書きたかったことを書かずにいた。
 ここでちょっとだけ。くだらない私見ですので、ストーリー部分まで読み飛ばしてもOK。

 Originsは、ダークファンタジーを標榜するだけあり、主に西洋文明における、恥部・暗部をステロタイプ的に再現してるようであります。アナロジー、コノテーションが「ちょっと直球すぎるよな」と思う面も多々ありますが、一方で誤解しようのない、間違いようのないメッセージが伝わる利点もありますね。

 私見ですが、数ある西欧の歴史の暗部のなかで、インクィジション(宗教暗黒裁判)、デポーテーション(民族追放・抑圧)、トリーズン(国家への反逆、王族骨肉の争い)あたりが、最も忌み嫌われる話題でしょうか。もちろん、シティエルフのオリジンにあったプレステジ(初夜権、最近では丸ごと眉唾だという説もあるそうです)に代表される階級差別、搾取、抑圧もあったでしょうが、民は生かさず殺さずが基本なのは古今東西そう。奴隷ですら貴重な労働力。救いのなさ、やるせなさでは先に書いた三つかな。
 そこに、これは人災ではなく天災でしょうが、当時の人口が半減するくらいの疫病の流行。Originsのブライト、ダークスポーンには、(当たり前だが)この影が色濃く感じられる。ポーの「赤死病の仮面」でしたか。短い小説ですが結構トラウマチック。
 インフルエンザでびびってる私には、その猛威は想像すらできません。

(面白い説は、魔女狩りとペストは関連していて、魔女の手先であるとされた猫を大量に殺したところ、ペストを媒介するネズミが大量発生して云々。ちょっと眉唾ですかね・・・。逆にペストで減った人口を増加させるため、当時堕胎をひそかに励行していた産婆を集中的に摘発したのが魔女狩りだとかも。やっぱこの関係には胡散臭い説がたくさんありますなあ)

 Originsでは、そうした基本中の基本、見方によっては陳腐とも呼べる物語を色々と見せてくる。ファンタジーRPGの「王道」をこれで示したい、ということでしょうか。
 "Baldur's Gate"、"Neverwinter Nights"にあったような、シニカルな楽屋落ちジョーク、D&DやRPG自体を茶化すようなギャグなどは、Originsには残念ながらあまり登場しないのです。西洋ではカルト的にダントツの人気ともいえる隠れた名作、"Planescape: Torment"に至っては、私がいくら唸っても理解の及ばないニヒルな諧謔的笑いがたくさん散りばめられていたようですけどね。またやってみたくなったな(そんな時間はない!)。

 エルフのストーリーは、そうした救いのない歴史を背負って登場するのですよね、それに絡めたドラマになるのかなと予想したのですが。見事に違いました。(訂正:いや、よくよく考えたらやっぱり絡んでました)

**********

 おっと、その前にレッドクリフ村の酒場のお姉さんにちょっかい出しに行かないと。
 アンデッド襲撃前に、生き残ったら酒場娘の生活から脱出する手助けをすると約束していた。まだいるかしら。

Screenshot20091108234725550
「一緒に旅をしましょう」はさすがに断られたw。レッドクリフ城解放前にお話をすると、自立資金を提供、お金で解決するしかないようだがかなりの大金。お城が平和になってからだと、お城で雇うよう口利きするでOK。
 男性主人公だと、抱きつかれて頬擦りされたりするような映像を見かけたことがある。この主人公は女性だったので、ハグハグはなかった。っきしょーw。

 レッドクリフ城を後にして一行が向かったのは、デーリッシュ・エルフが逗留しているといわれるブレシリアン・アウトスカート。出会うまでぐるぐる森の中を歩き回らされるのかと覚悟したが、意外とあっさり見つかる。

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 鬱蒼と蔽い茂る森の中。エルフの哨戒線に引っかかりました。

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 デーリッシュのハンター、ミスラ(Mithra)。すさまじいまでのデザインの刺青にぎょっとする主人公(デーリッシュ編をやってる中の人はそうでもない)。

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 リーダーとしか話をしたくない、と説得成功。キーパーの元に連れて行かれる。

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「ザスリアン(Zathrian)、私がこのクランのキーパーだ。ところで声はスタートレック:ヴォイジャーのTim Russだ。一体何の用事だ、見ての通りこっちも忙しいのだ。
 ・・・ウォーデンの条約書の件か。残念ながら、今の我等にはその約束を果たす余裕がないかもしれない。こちらを見られよ」

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野戦病院。かなりの数の戦士が苦しんでいるが、外傷のせいではないようだ。

 どうやら、ウェアウルフ、人狼の一団がデーリッシュ・エルフの戦士たちを襲い、これまでにかなりの被害が出ているという。ウェアウルフに襲われたら死ぬか、あるいはライカンスロープに感染して、同じようにウェアウルフになってしまう。

Screenshot20091113202828674
 モリガンさんのうんちく。「母がそんな時代の話をしてたわ。アボミネーションとなった狼の一団が地上を席巻してた時代。でもだいぶ昔のお話だったと思うけど」
 ちなみに、後ろのゼブランは、エルフつながりだから何かあるだろう、きっとと思い、結構連れまわしたのですが、残念ながらアンティーヴァのシティ・エルフとフェラルデンのデーリッシュでは、あまり接点がなかったらしく、エルフらしい会話が見つからなかったのが残念。

 そういえば、このシークエンスのクエスト名、"Nature of the Beast"、他でも色々なところで聴く言い回しなので、古いネタがあるのかと思ったら、映画とロックCDしか見つからなかった。

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