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2009年11月25日 (水)

メイ・ザ・メイカー・ビー・ウィズ・ユー

 話にはタメとじらしが大事、だからわき道に逸れるわけではないです。手なりで書いているので、「話を後述します」と書いたら、すぐ書かないと忘れてしまうからです。
 「それについては詳しく後述する」といっておいて、ぜんぜんしない、はでたらめな議論をぶちかます際に良く使われる手口ですので覚えておいて損はないです。

 例:「財源なんていくらでも埋まってる」「信用できない、根拠を示せ」「それについては後から詳しく述べるつもりだ。今は時間がない」

 きちんと体系的に書くなら、この世界の宗教観、造物主メイカーのこと、Chantryのこと、崇拝するアンドラステのこと、など詳述するべきなのでしょう。宗教だけに限らず、必要な分野は歴史、種族、文化まで多岐にわたる。
 最初にお断りしたように、これはWikiでもなければ、翻訳サイトでもない。たわいもないプレイ感想文であります。
 とはいえ、このゲーム世界でしか通用しない話題を、何の手がかりもなく、まるで周知の事実みたいに語るのもどうかと思います。
 なので、大事と思った話題はできるだけ割り込ませます。つまらないと感じたら、とばしても支障ないでしょう。
 話の内容上、翻訳がベースで画像もないです・・・。
(ちょっとだけ追加しました。)

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Screenshot20091108160747380
 「だってメイカーから手伝うように言われたもの」
「だってジーザスとはマブダチだもん」、テレビ伝導師をコケにしたフィルコリンズの古い歌を思い出す。
 アンドラステ以外には聴こえないはずの、しかもこの時代不在のメイカーの声を直接聴いたという二重三重に電波ちゃんなレリアナ嬢。かわいければ何でも許す。

 メイカー(Maker)は、チャントリー(Chantry)の崇拝の対象であり、造物主。男性とみなされる。女預言者アンドラステ(Andraste)は、チャントリーの創設者でもあり、かつ、メイカーの妻(spiritual wife)であるとされる。
 しばしば自らの被造物を見守ることをやめ「不在」となる。チャントリーの教えでは、これは被造物である自分たちの責任であり、メイカーの恩恵を受けるに足る存在に改心しない限り、祈りも届かず、再び加護を受けることもない。
 メイカーははじめにフェイド(Fade、夢と死の国)を創造した。フェイドのスピリッツがはじめての子等であり、彼ら自身で世界を改変できる力を与えたが、その出来栄えに失望したメイカーはフェイドを見限り、次にセダス(Thedas、現実の大陸)を創造した。
 現実界の子等には世界を改変する力を与えなかった(だから現実界なんですが)。フェイドとの間にヴェイル(Veil、リンボー界のようなものでしょうか)を設けたが、フェイドの子等が新しいセダスの子等に嫉妬し、ちょっかいを出すとは思いもしていなかった。
 メイカーの覚えもめでたいセダスの子等であったが、ヴェイルを超えてやってくるフェイドの子等の口車にのり、古えの神々(Old Gods)の崇拝をはじめた。チャントリーのいう「第一の罪」(the First Sin)である。メイカーはこのことに失望し、セダスを見守る場所、敬虔な死者を呼び寄せる居所であったゴールデンシティ(Golden City)から立ち去った。
 のちに預言者であり妻であるアンドラステが、再度セダスに加護を与えるようメイカーを説得したが、そのアンドラステ自身が現実界の夫であった男に謀殺されると、メイカーは再び立ち去った。
 よって、この物語が語られる時代、メイカーは不在である。光の詠唱"Chant of Light"がこの世の余すところなく聴こるようにならなければ、メイカーは戻らず、パラダイスは現出しない。アンドラステの教えを忠実に守るごくごく限られた者のみ死後メイカーのそばに呼ばれるが、それ以外の死者の行き場所はフェイドしかない。メイカーから完全に見捨てられた彼等は忘却界(Oblivion)を永久にさまようだけだ。

 "Chant of Light"は、ヒューマンの教えを聴かないエルフのような異種族・異教徒に対しても、例外なく広めなければならない。そうならない限りパラダイスは現出しない。「聖なる行軍」(Exalted March)と呼ばれる、デーリッシュ・エルフ討伐遠征は、こうした背景によってチャントリーの聖戦として断行された。

**********

 アンドラステは、テヴィンスター帝国の奴隷女であったが、最初のブライトによって帝国の勢力が著しく衰えていた時代に脱走し、解放のため戦った。蛮族を率いて帝国全土を占領する勢いであったが、マフェラス(Maferath)という人間の夫が、蛮族世界が広がりすぎるのを憂慮し(妻をメイカーに精神的に寝取られたので嫉妬したとの説も語られている)、妻を裏切って帝国側と密約を結び、アンドラステを帝国の首都にて火焙りにかけた。
 このアンドラステの処刑は、これによりメイカーが再びセダスから立ち去ったことから、「第二の罪」(the Second Sin)と呼ばれる。(「最初のブライトの物語」では、この帝国の衰退自体が、自ら引き起こしたブライトによるものであると解釈され、そちらを「第二の罪」と呼ぶ。)
 アンドラステの処刑を命じた治世官は、後に「光の詠唱」宗派に転向する最初の信者となる。火焙りがはじめる瞬間に過ちを悟り、自らの剣でアンドラステの心臓を突き刺すことにより、短く楽な死に方を与えたという。この慈悲の剣が、今となってはアンドラステの、またはその処刑のシンボルである所以である。治世官は、後に帝国の支配者となり、アンドラステの教えを普及していくことになる(チャントリーは、アンドラステの死後、創設される)。

 (追)実は前回触れた「聖なる遺灰の壺」つうのは、アンドラステの遺灰だと後からわかる。

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Screenshot20091113171233968
 すべてのドラゴンが邪悪で高度な知性を持っているわけではなく、むしろ通常の生き物のように生きている場合が多い。ただし、すべてのドラゴンはメス(♀)。オス(♂)はいない。詳しく話す暇がないので、詳しくは後ほど(忘れないようにしないと)

 無理もないですが、一神教的、キリスト教的な世界観、物語が色濃くにじんでおりますね。どうみても「第一の罪」=「原罪」、「聖なる行軍」=「十字軍」ですし。ちとわかり安すぎて、ひねりがないよね。アンドラステは、ジャンヌダルク(ジャン・ノヴァーク)とも見えるし、ジーザス・クライストそのお方とも見てとれる。預言者であり殉教者であり。
 ただし、「神が立ち去る」とか、キリスト教にはないので(現実界の人間ごときのくだらない被造物のことなど興味ないのがキリスト教の神)、ほかにも色々混ざってるでしょう。頭来てあきれて隠れちゃうのはアマテラス神もそうだが、あれは荒ぶる神に怒ったのであって、被創造物に怒るというかあきれる神ってのは? お釈迦様とかの仏教的発想?でもお釈迦様は造物主ですらない。
 最初にメイカーがつくりたもうた国は失敗作、というのは日本の国づくり神話にもある。神話原型があるんでしょうかね。アンドラステ自体はケルト神話に同名の女神がいるそうです。

 第一の罪のくだりで語られる古えの神々、ってのが、チャントリーによれば「存在しない偽りの神々」。一部のメイジによれば、ブライトを主導するアーチデーモンの本来の姿。眠れる古えの神がブライトに汚染された化身という。よって古えの神々とは、ドラゴンの一族をさすのでしょう。古えの神、七匹のドラゴンの信仰をつづけているカルト教団もあるという。

 どうも、D&DのForgotten Realmの多神教に慣れた、つか多神教を意識すらしない日本人にとっては、やっぱ窮屈な宗教観かな。このままだと、ストーリーも狭まるよなー。

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