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2009年11月30日 (月)

遺灰探索編(幕間劇つづく)

 よくよく見たら、首都到着あたりで他にも重要なカットシーンがいくつかあった。プレイした内容によって、発生順番・タイミングは違うだろうし、発生しないケースもあるだろうが、重要なものはまずこれ。王女アノーラ(Anora)と父であり摂政であるローゲインとのやり取り。ハウ卿も同席している。

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 父上、一体何をお考えなの?! 私たちはダークスポーンと戦うべきではないの? どうして内乱で殺しあわないといけないの?!

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 まず貴族連中を一つにまとめ、一枚岩にせにゃならんのだ。それからダークスポーンを倒す。これは真のブライトでもなんでもないんだよ、アノーラ。ケイランの自尊心(vanity)が、ただ彼にそう思い込ませていただけなのだ。

 諸侯いがみ合っていてはダークスポーンに勝てない? その原因を作った張本人の言葉なんですが。
 そしてブライトでもない(つまりアーチデーモンを伴わない)ダークスポーンの襲来は、グレイウォーデン抜きでも勝てるということでしょうか。
 たしかにダンカンもアーチデーモンが存在する確証は得ていなかったはずで、あの段階ではケイラン王の思い込みだったのは否めない。が、これだけの大群が組織だって侵攻するのは、過去の例からもブライトであると考えるほうが自然なのだが。

 ここは個人的な推測ですが、猿回し役の謀士ハウ卿としては、裏切りや暗殺の力を借りて自身の勢力基盤もかなり拡大したので、もう領土的な満足は得た。
 むしろ彼にとっては無駄な内乱で自分の経済力が疲弊するのは勘弁。ダークスポーンが直接の脅威なのでそっちを叩きたい(それも自分の兵は余り使わずに、だが)。 
 西方の強国オーレイは今回のダークスポーン侵攻の直接的被害を受けていない。万が一にもオーレイが侵攻してきて漁夫の利を得るような事態は回避しなければならない。

 ローゲインはしかし、摂政の地位を手に入れただけでは気が済まず、どうしても王と並ぶ存在になりたい。娘は貴族に嫁いだが、自身は庶民の出生であることに変わりない。このまま王座には就けない。
 また個人的な話では、ローゲインは、先代マリック王の王妃となった亡きローワン(ケイランの母)、イーモン卿の姉にあたる女性ですが、彼女に横恋慕を抱いていたそうな。色々ありますねえ・・・。

 この場面、ハウ卿が王女アノーラを使って父ローゲインに内乱をやめるよう説得しようとした、と考えたのですがね。
 あるいは、ハウ卿自身の究極的な目標は王座を手中に収めることであり、ローゲインが内乱に勝ってさらに勢力を増すのを食い止めたかったのか。 

 ランズミート(Landsmeet)、年に一度定期に、フェラルデン諸侯が首都に集い、ときの王と親睦し、そのご機嫌を伺う儀式的な会合。戦乱やブライトなどで中断はされたものの、過去3千年にわたり長く続いた制度であり、国家の緊急時には臨時に召集されることもある。
 王の後継者が不在の場合も、この会合の召集には十分な理由となるでしょう。その場合は儀式ではなく、現実的な解決策を討議する場となる。
 内乱に打ち勝ってもそれは「覇道」であり、覇者にしかなれない。フェラルデンのような国家では、やはり忌み嫌われるのでしょう。ランズミートで諸侯の賛同を得て玉座に就けるとしたら(それも実質は覇道に違いはないが)、正統な王者、「王道」であると主張するに足りるのかもしれない。

  主人公たちが駆けずり回って支援をかき集めているのは、ブライトに対抗する同盟軍を組織するため。一方、レッドクリフやその他諸侯の支持を集めるのは、このランズミートにおけるローゲインの策略を阻止するため。エルフやドワーフには当然ランズミートに出席する権利はありませんので、ヒューマン諸侯の支持が必要なのです。その旗頭がイーモン卿なのでした。

********** 

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「呪文のコレクションだと期待していたんだけど、まるで予想外の内容だったの・・・。私が動揺してる? 確かに、むかむかするような内容かもしれない」 モリガンの困った顔もいいな、とか言ってる場合ではなく、ここでプレイヤーの私もいたく衝撃を受けた。
 もしモリガンとロマンス中の男性主人公だったら、即依頼を受けちゃったんだろうな・・・。

 一方主人公サイドでも、頭を抱えたくなる事態が持ち上がった。これは正直、予想外でした。モリガンのパーソナル・クエストにあたるものだが、Originsのエピソードで一、二を争う気持ち悪さです。
 サークルタワーで入手したブラック・グリモワ(黒の呪術書、Black Grimoire)の解読をしていたモリガンから持ちかけられる。
 この呪術書はまさしくフレメスのもので、モリガンいわく母の長寿の秘密が判明したという。フレメスはその肉体が老いるたびに、他者の肉体を乗っ取り、若返りを繰り返す。乗っ取られた者の精神の行き場所はない(おそらくフェイド行き)。
 肉体を提供する者として自らの娘らを使う。いや、老いが進むと身代わりの娘を用意するらしい(よってモリガンがフレメスの遺伝的娘かどうかわからない)。フレメスは、そうやって過去何世紀もの間、娘の肉体を渡り歩いて現世まで生き延びているのだという。
 つまりモリガンが次の肉体提供者なのだと。
 モリガンは主人公に、母フレメスを殺してくれ、やられる前にやってくれ、と頼み込む。

 確かに、荒野に棲むチェイシンド族の「荒野の魔女」伝説では、過去長い間、多数の魔女の娘が存在していたとされているが、モリガンはフレメス以外誰一人見かけたことがないという。
 しかし、そうであったらなぜモリガンをブライト討伐の危険な旅に送り出したのか? 箱入り娘のまま、あの荒野の小屋に幽閉しておけばいいではないか。しかもおそるべき荒野の魔女に対して主人公一行に勝ち目はあるのか?

 実は、私はこれを書いてる時点でまだ答えをこの目でみていない。初回プレイでは、これでモリガンが死ぬとかいなくなるとか何か耐え切れない事態になるのかと恐れたため。
 彼女の依頼を引き受けた時点でパーソナル・クエストは解決済みとなるらしいが、実際フレメスと対決する際に、モリガンは同行できないという。荒野の魔女との対決に、ヒーラー役のメイジひとり(ウィンさん)だけ?
 もうすぐ、別の主人公がこのくだりを訪れるので、試してみます。
(実際、色々見ちゃって薄々わかっちゃってるし、書いてしまうとこの目で見たくなってしまったんですけどね・・・)

 今では新作が出ると即買ってしまい読まずに積んでいる作家の代表、クリストファー・プリースト。「奇術師」("The Prestige")という作品を、積んどく派の自分にしては珍しくあっという間に読了してしまい、その気持ち悪さで吐きそうになったものです。それのせいで気になる作家ナンバーワンになった。
 映画は「プレステージ」かな。これも私の大好きなクリストファー・ノーランが監督してるので、きっとご存知のかた多いでしょう。DVDを買ったはいいが、トラウマになりそうでまだ観ていないw。
 原作知らない人の感想はグダグダらしいがw。
 ちょっとそれを思い出しました。

**********

 これに比べれば、アリスターの生き別れの姉探し(パーソナル・クエスト)など、児戯に等しい・・・。しかも首都にいるとまでわかっているし。
いや、レッドクリフ城のくだりでだいぶ好感度落としているから、ここは付き合ってあげましょう。汚名返上、名誉挽回? それであってるか?

 居場所までわかってるなら一人でいきなよ、といいたいが、レッドクリフ城でひどいことをした手前、ここは挽回しておかないと。
 でもずっとひどいお方は、この姉のほうでした。金、金、金って、庶民だとしょうがないだろうけどね。

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「姉は僕の存在など知らないんだろうね。ねえさん・・・。おねえさぁぁぁぁん!変な響きw」
 使用前。わくわく感満載です。

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 ゴルダナ(Goldanna)とご対面。「シーツの洗濯かい? 一巻きコイン3枚、こんな安値は他にはないよ。ナタリアのところなんて信用しちゃダメよ、ガイジンだし有り金全部巻き上げられるよ」「なに弟だって? ははぁん、母と一緒に死んだと聴いてたけど、ウソだったのね! そうか王子だったわけね。どおりでお城の連中はあたしに金を渡して出て行くように、全部黙ってるように言ったわけね。その金なんて長く続かなかったし、仕方なく城に戻ってみたら追い払われたわ!そこのあんた(主人公)、どうせ金の匂いに付きまとってんでしょ。グレイウォーデン? 王子とウォーデンが揃いも揃ってあたしの惨めさを際立たせようとしに来たのかい? あんたのおかげで、あたしに何が残った?! 何もないよ! すべて失ったんだよ! きつきつの稼ぎで五人養ってんだよ!」
 ちょっとお金渡したほうがいいかな? だよね・・・。
「王子様よ、キラキラな鎧着てズカズカ乗り込んできて、これだけしか渡せないと? 冗談じゃないよ」(金額を吊り上げている)「・・・まあ、そのくらいなら足りるかもね。息を呑むほど驚いたってわけじゃないけどね」(この人交渉スキル高いなw)

 フェイドでフェイクの姉ゴルダナに対して「そいつは悪魔よ!」と言っても聴かなかったアリスター。悪魔でこそないが、金の亡者ではあったのかもね。
 仕方なく、かなりのお金を渡して、でも一切感謝もされずに立ち去るしかない。
「他になにかできないかって? ああ、そうだね、手下引き連れて颯爽と上流階級の連中の間を回って、実は自分の甥っ子姪っ子たちがその日暮しだとでも言ってまわったらどうだい?!」
 身も蓋もございません。

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「ううぅ、予想とは少し違ったなあ・・・ってのは控えめな表現かなぁ」
「甥と姪たちの面倒は見るつもりだけど・・・。これが僕がずっと思い描いて待ち望んでいた家族との再会かというと、信じらんないよなぁ」
 使用後。予期せぬ展開に打ちひしがれ呆然とした表情。

 アリスターさんは修道院暮らしの長い、世間知らずのナイーヴなあんちゃんですからショックもひとしお。ある意味これも残酷な結末ですかね。コントや喜劇で良くありますけどねぇ。
 たまたま台詞がわかる画像が残っていたのでベタに近く紹介しましたけど、これやってるとストーリーが先に進まないですねw。閑話休題。
 

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